LECの講義が何よりわかりやすかった
会社員(40代女性)
主な受講講座 | 論文集中強化コース |
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論文受験回数 | 3回(初年度おためし受験) |
学習開始時期 | 2017年1月 |
不動産鑑定士を志した理由
設計業務に従事していたことから、土地建物としての不動産の資産価値に教務が芽生え、不動産の価値を評価できる国家資格である不動産鑑定士を取りたいと思うようになりました。
合格までの軌跡
最初は他校に通学していました。短答合格年の論文式試験は、教養科目の授業の履修をまだ半分しか終えられていなかったことから、会場の雰囲気を見ている感じであり、論文式試験に向けては2年目に本格的に勉強を始めました。
私は宅建を受けたことがない理系出身者であり初学者でしたので、特に民法において感じたのですが、暗記一辺倒で理解が足りないことに気が付き、まずそこで壁にぶつかりました。友人からLECの講義は初学者にも分かりやすく、基礎的なことから教えてくれることを聞いて、2年目はLECの「合格基礎講座」を初めから聴き直しました。皆が既に終えている基本講義を受け直すことに、本試験に間に合うのかという焦りはありましたが、お陰で理解が深まり、確実に点数は伸びてきました。しかし、試験的に暗記が重要であることは変わらないと思っていたため、「こう書け!」や基準を早く回すことを中心に勉強していた2年目は残念ながら不合格となりました。
3年目はラストチャンスという意気込みでしたので、アウトプット中心の勉強方法にしました。鑑定理論は基準を中心に暗記を毎日コツコツと進め、直前期は1週間に基準を1週するペースで回しました。民法は重要論点を中心に、「こう書け!」を回しながら、条文を理解することに努めました。経済学は答練と「必修論点総ざらい講座」を解き、会計学は「こう書け!」と答練を繰り返しました。鑑定理論・演習はスピードと正確性を求められますが、直前期近くになって解き始めでも間に合います。
総じて重要なこととして、各科目、LEC講師の予想問題である、答練・模試をひたすら繰り返したことが合格につながったと思います。
LEC講師の良かった点
講義が何よりわかりやすかったです。暗記に頼りがちな不動産鑑定士試験ではありますが、現在の試験の傾向をきちんと分析して、飛ばしてしまいがちな基礎的なことを丁寧に教えてくれるので、理解が深まりました。直前期には「教えてチューター」も活用して、各先生方、毎回きちんと回答してくれたので、勉強した範囲は疑問点を残さず、本番に臨めました。
LECの教材・講義で役立ったもの
「こう書け!」は重要度毎に分かれているので、範囲の広い不動産鑑定士試験の勉強にあたって、勉強すべき論点に強弱をつけることができ、毎日必ず使用しました。また、「必修論点総ざらい講座」は理解を深めるのに役立ちました。さらに、LECの答練・模試は、アウトプットの力が物凄く鍛えられます。
論文対策で、学習法や工夫した点
答練・模試のアウトプットを中心に勉強していました。鑑定理論・演習は直前期から始めましたが、全ての類型を把握するようにしました。
合格したときの率直な気持ち
ラストチャンスだと思い、再受験は考えていなかったことから、ほっとし、率直に嬉しかったです。
これから不動産鑑定士試験を受験される方へ
LECの先生方と教材を信じて、苦手科目を作らず、各科目まんべんなくとれるようにすることが、合格への近道であると思います。直前期は、1日に全ての科目を少しでも取り組むように時間を工夫して、自信を持って本試験に臨むことが重要であると思います。本試験でLECの講義や答練が思い起こされました。ぜひLECを信じて頑張ってください。