
オリジナル図表集の反復学習により知識が定着!
丸山 晶さん
受講講座 | パーフェクト合格フルコース |
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受講形態 | 通信 |
職業 | その他の業界 |
模擬試験得点 |
6回中6回受験 基礎1:22点 基礎2:40点 実戦1:39点 実戦2:40点 実戦3:40点 ファイナル:34点 |
本試験得点 | 40点 |
得意科目 | 宅建業法 |
不得意科目 | 法令上の制限・税・その他 |
受験を決めた動機
M&Aアドバイザリー(企業の買収・売却の仲介等の支援)の会社を経営しており、会社売却の相談を受ける際に、同じ売主から不動産の売却の相談を受けることがありました。宅建士を持っていれば、M&A支援の過程で、不動産の売買仲介等の機会も生まれると考えたのが宅建士試験を目指そうとしたきっかけです。また、宅建業者となれば、業として不動産の売買が可能となるため、M&Aアドバイザリーのような労働集約型の業務に加えて、不動産投資等のバランス・シートを用いた資本集約型の業務も行って事業を拡大させることができると考えました。某有名不動産会社オーナー社長が宅建士で、一代で大企業にした実績があったことも動機となりました。
LECを選んだ決め手
複数の予備校の比較サイトや書店で見た各社のテキスト・問題集を拝見して、LECが講師・テキスト・問題集の充実度、合格実績で一つ抜けている印象を持ちました。通信講座で無理なく勉強を進められるかも選ぶ際のポイントになりました。
LECの教材について
合格テキストは解説が詳しく書いてあり、初級から中級以上の幅広い層に適しています。一方で、説明が冗長な傾向があるため、合格ステップを暗記する方法が好ましいです。ウォーク問は過去問を重要度A~Cで分類しており、知識の定着を図るために有効でした。オリジナル図表集を最も活用しており、重要論点の知識を定着するまで何度も繰り返して読み込みました。その結果、試験合格に求められる基礎力がついたと考えています。私は当初パーフェクト合格フルコースでしたが、直前期の究極のポイント300の攻略講座等の講座も個別で申し込み、直前期の追い込みができたと思います。
LECの講師やカリキュラムについて
Webで受講していました。講義は知識の導入に適していると感じました。水野先生の講義はポイントを抑えて、面白さも兼ね備えていて、楽しく受講できました。ゆっくり目ですので、私は2倍速で聞いて、込み入った論点は聞き直していました。通信ですとタイムリーに講師に質問ができない点がデメリットにはなりますが、移動時間がかからず、倍速で再生ができて、いつでも見返せることから、通信の方が個人的には合っていると感じました。
LECの模試について
全体的に、LECの模試は難しい印象を持ちました。所感としては、権利関係、法令上の制限・税・その他、免除科目は本試験並みである一方で、宅建業法が本試験よりも難しかったと考えています。LEC模試では宅建業法で個数問題や厳しめのひっかけ問題がいくつか含まれており、模試で間違えたことで、より丁寧に宅建業法を勉強する習慣を身につけたことが本試験で活きたと感じています。また、私は初回の基礎編第1回模試で22点を取ってしまい、そこで1問ずつなぜ間違ってしまったかを分析して、重要論点の知識の定着を重視する勉強にシフトしたことでその後の模試の点数が安定し、本試験でも良い結果になったと考えています。
役に立ったLECのサービス
通信講座の窓口の方が迅速かつ丁寧に対応してくださって大変助かりました。先述の直前期の追加講座の受講も柔軟に対応いただけたことで、ロスなく勉強ができました。基本的にテキストや解説を見れば解決することがほとんどでしたが、たまに分からないことがある時は教えてチューターを使って疑問点の解消ができました。
本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど
宅建士試験は社会的に認められている充分に難しい国家資格試験です。結局は上位10%位の勉強量をこなさないと確実に合格することはできないと感じました。また、勉強の質を高めるにもいくつか方法があります。LECの教材や講師陣は確かに充実していますが、全てLECにお任せというよりは、自分に必要なものを良いとこどりすることが重要です。LECにはLECの良さがあるものの、苦手分野はYouTube、ゴロや替え歌等も積極的に取り入れることで、LECの他の受講生とも差をつけることができます。直前期は、全ての教科の重要論点を1日で復習できるようになるくらい知識が定着していることが、40点越えの点数を取るための基礎になります。そのためには、オリジナル図表集を用いた反復学習が効果的でした。
勉強の量と質が求められて、本試験では時間との闘いもある厳しい試験ですが、今後受験する皆様は、LECで勉強されて良い結果を生むことを祈念しております。