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2022年度合格
諏訪 智之さんの合格体験記

諏訪 智之さん

講義中のメモをオリジナル図表集一冊に集約し記憶が定着

諏訪 智之さん

受講講座 春からチャージ合格フルコース
受講形態 通学
模擬試験得点 6回中6回受験
基礎1:44点 基礎2:48点 実戦1:44点
実戦2:42点 実戦3:42点 ファイナル:41点
本試験得点 42点
得意科目 宅建業法
不得意科目 権利関係

受験を決めた動機

会社退職後数年が経過して健康な毎日を送って現在に至っております。
年齢を重ね高齢者の領域に入りましたが、丈夫な体を与えられ無事にこれまで過ごしてきた結果と思います。
今も当時同じ会社で働いていた人との親交がありますが、高齢者といえども努力をすれば合格できることを同年代の人に伝えたいと思いました。なぜ「宅建士試験」なのかは、以前より関心を持っていたこと、身近に感じ取れること、そして合格することが簡単なことではないという点が重なってのことが挙げられます。
高齢者は挑戦者になることができると同時に、その扉はいつも開かれていることを、同じ時代を共に生きてきた人に伝えたいです。

LECを選んだ決め手

現在、賃貸アパートに入居しています。この賃貸アパートのオーナーによる、入居者を対象にした資格取得の支援をしてくれるキャンペーンが実施されることとなりました。
これを受けて自分自身が通学しての勉強を希望していること、通学に便利な点を考えて、受講コース「春からチャージ合格フルコース」を横浜本校に受講の申込みをしました。
賃貸オーナーによる入居者支援は、受講申込みの背中を押してくれる力強いものでありました。また、本試験実施日まで励みとなりました。

LECの教材について

「22宅建・オリジナル図表集・合冊版」について
教材の中でも勉強の中心にあったのは、オリジナル図表集(以下「図表集」という。)でした。合格テキスト受講中の内容として大切と思ったこと、また、講師のお話で重要な事項は該当する図表集のページの余白にメモ書きしました。過去問で理解が曖昧であったり、必要な知識が欠けていたために間違った点を図表集で確認して余白に補足したりで全てを図表集に集約していきました。長時間外出する際は図表集を持ち歩き、待ち時間等に利用していました。疑問に思ったとき、覚えたことの確認をするときにすぐ見られる一冊にまとまった図表集により、記憶が定着したものと思います。試験場に持参したのは、図表集一冊でした。

LECの講師やカリキュラムについて

宅建業法をはじめとして、多くの法律を学んで得た知識が全ての土台となり、本試験に臨むこととなりますが、現実の課題として、受験に特化した試験対策をしなければ良い結果には辿り着けないものと思います。
受講を開始してから模擬試験、そして試験直前の各講座の受験対策を一連の流れの中で習得する受講コースによって、良い結果に結びつくのであり、自分一人の力には限度があります。
ともすれば試験日が近づくにつれて、精神状態が不安定になることがありますが、信じるに十分足りる内容のカリキュラムなので、迷うことなく勉強ができました。

LECの模試について

50問の問題が綴られている冊子の表紙と裏表紙は1枚のA3サイズの用紙となっていて、余白部分が多くこの1枚のみを冊子から外してメモ用紙に使用しました。ホッチキスの針で留められており、容易に外せます。
過去問を解いているときにテキストの横にメモ用紙を置いて図を描く練習を繰り返ししていたため、こうすることにより、いつもと同じ方法で模試に対応できました。この方法の利点は大きな図を描けることであり、特に相続の関係図を作成するときは役に立ちます。
問15の法令上の制限からスタートして問50まで進み、その後、問1に戻る方法をとりました。問1に戻ったときの残り時間が6回の模試を通じて残り45分であることが分かりました。2時間で50問を解く体感が得られる模試を経験することは大切です。模試から多くのことを学びました。

役に立ったLECのサービス

(1)Web学習 Online Study
(2)Web成績閲覧
(3)本試験終了後の解答速報

5問免除科目をWebで学ぶことができました。また、模試の成績を客観的に認識できて、その時点の自分の状況を確認できました。

本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど

 以下の記載内容はあくまでも個人的な思いです。
合格すれば何でも言えるというような無責任ではありませんので、実際に宅建士試験を令和4年に初めて経験した者として、読んでくださる人への参考になればとの思いで率直に書かせてもらいます。
なお、読んでくださる対象としている人は、私と同様に高齢者の挑戦者です。若い世代の人を対象にはしていません。

<本試験での謎の8分間について>
試験開始前の12時40分から注意事項の説明があり、解答用紙が配られ、その後問題文の冊子の配布がありました。全員への配布が完了してから試験開始時刻の13時まで何もしないで待っているという8分間が発生しました。この間、心を落着けて自身の呼吸を感じながら過ごしていましたところ、急に頭に浮かんだことがありました。
過去問で何度となく同じ間違いを繰り返した事項です。
(1)宅建士が禁錮以上の刑に処せられ登録消除となったときは、消除処分の日から5年ではなく、刑の執行を終わってから5年経過しないとダメ
(2)自ら賃貸・転貸借は業法の取引にあたらない
試験開始となったときに最初に問題冊子の表紙と裏表紙の1枚を外してメモ用紙にしますが、これら二つの事項を用紙に走り書きしました。それから予定通りに問15からスタートです。試験会場により試験開始までの待機時間が短いところもあれば、逆に長いところもあろうかと思います。受験する人の中には試験開始時間に近づくにつれて緊張感が高まってしまうのではないでしょうか。
私には長く感じた自分と向き合う待機時間がありましたことをお知らせします。

<本試験の問1について>
一問について2分30秒を単位として進まねばと考えていました。問1の判決文の問題は、計6回の模試の経験から、ゆっくり読めば正解できるとの認識がありましたが、本試験の場面ではそれを許さない雰囲気がありました。問1に戻った時の残り時間がいつもは45分ありましたが、本試験では残り40分でした。勇気を出して、ゆっくりと味わいながら読ませていただきました。

<合格するには40問でOK>
合格するには40点を超える得点は必要なく、10問は間違ってもよいと思います。
誤解のないように、10問を捨ててよいということではありません。
本試験の問5の「期間の計算」と問7の「失踪宣告」の問題文を読んだときは戸惑いました。解答用紙に適当にマークしてすぐに次の問題に移りました。この2問から逃げたのではありません。10問は間違ってもよいという自分で決めたルールに従ったまでです。いけませんか。問5の「期間の計算」ですが、適当にマークしたのが正解でした。お許し願います。

<肢の2本は除外できるけれど残った肢のうちどちらを選ぶか迷ったときについて>
選択に迷った残りの2本の肢に読み間違いがないか、もう一度読んで、それでも迷うときは直感を頼りに時間をかけずに選びました。理解が曖昧であったり、必要な知識がなかったりしたために起こったと割り切りました。

<最後に、私と同年代の挑戦者へ>
「根性」という言葉の意味が通じるのは我々の世代が最後かもしれません。
同じ時代を共に生きてきて、まだ意味の通じる同世代の眠っている連中に対して、根性と底力をみせて、努力をすれば合格できることを示してやりましょう。
私は鬼ではないので、努力といっても血のにじむような努力ではありません。
私の言う努力は、試験日まで毎日勉強を続けるということです。
ときには事情により勉強する時間が取れないような日もあろうかと思います。それでよいではないですか。それでも、寝る前に過去問を一問だけでも解きましょう。これが私の言う毎日勉強するという意味になります。

大丈夫ですよ。頑張ろうとか、我慢しようとか、力むようなことは思わないでください。LEC殿が用意してくださったカリキュラムを信じてその流れに身を任せていればよいのです。本試験が近づいてきて、あれもやろう、これもやろうなどと手を広げないでください。
試験の直前ともなれば、不安になることもあると思います。不安になってもよいではないですか。不安な気持ちになることはいけないことなのですか。
ご同輩の健闘を心よりお祈りします。

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