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2021年度合格
塩見 大樹さんの合格体験記

塩見 大樹さん

専任宅建士は自分!−資格取得後に独立

塩見 大樹さん

受講講座 ウルトラ合格大逆転コース
受講形態 通学
職業 不動産業界
模擬試験得点 4回中4回受験
実戦1:27点 実戦2:21点
実戦3:22点 ファイナル:28点
本試験得点 42点
得意科目 宅建業法
不得意科目 法令上の制限・税・その他

受験を決めた動機

私は3年間不動産会社に勤務をしており、激務なこともあり最初の一年は業務をこなすことに精一杯でした。実際、同僚社員や先輩後輩社員の中でも宅建士資格を有している方は殆どおらず、危機感も特にありませんでした。重要事項説明の際は毎度決まった専任の宅建士にお願いをして契約を済ませるだけでした。徐々に違和感を覚え始めたのは2年目に入った頃で、自分一人で契約を取れることが増えてきたのですが、宅建士の数が少ないゆえに契約数が多いとお客様の契約日時の調整だけでなく宅建士のスケジュール調整まで必要となり、非常に面倒な事だなと思えてきました。不動産についてあれこれセールストークを連ねる上で資格を有していない事の劣等感が生まれ始め、ついに受験を決意しました。社員の中で資格保有者は、他社からも引く手数多なので、会社側としても受験を率先して斡旋している感じでもありませんでしたが、隙間時間や退勤後に勉強を始める事にしました。

LECを選んだ決め手

不動産会社勤務2年目、宅建試験1回目の春、最初は他の資格専門学校にお世話になりました。動機としては、私は地方出身者なので地方の人間からするとその学校は大手資格予備校として確立されていたからでした。しかし、1回目の受験は残念な結果となりました。結果が結果なので自分の責任というより予備校の責任と考える事で自分を納得させていました。10月の試験を終えほぼ抜け殻になっていたのでとりあえず仕事に没頭し、気付けば梅雨が終わっていました。夏を目前とした私は焦りに焦り、色んな予備校の情報誌を取り寄せ熟読しました。その中で他社より合格率が高く有名講師が揃っているLECにお世話になろうと決意しました。

LECの教材について

教材は、試験に出るカテゴリー毎に分けられており、区切りをつけて勉強することができました。一般的な教材は、全カテゴリーが一冊に集約されており法律関係を漁ったり宅建業を漁ったりと、やった気にはなるのですが、過去問を解いてみれば広く浅い知識しか入っておらず大変でした。LECの教材は要所要所でまとめられており、カテゴリー毎に時間を決めて学べたことが一番大きいかなと思いました。実際LECの教材を使用し始めてからこれまで不正解だった問題も解けるようになっており、そこから成績向上までは早かったです。

LECの講師やカリキュラムについて

カリキュラムに関しては、皆さん自分のスケジュールに合った授業を選択されると思うので、特に陳述不要かと存じます。講師については、一番感謝をしております。特に水野先生と友次先生に関しては、道場でもお世話になりました。お二方ともLECの看板講師で非常に人気の受講率の高い授業でした。コロナ関係なく大教室が一杯になっているのを見て、自分の士気も十分に高まりました。臨場感のある授業で、机にかじりついて楽しい時間を過ごした記憶があります。

LECの模試について

LECの模試は4度受けました。合格点には程遠く、全て30点を下回っていました。前の方の答え合わせが見えたりして、40点台を取られているのを見て落胆したのを覚えています。その方が合格されたか存じませんが、あの時全て不合格点だったことは、のちになりよかったことだと思います。ダメだったところや自分の苦手とされる言い回しを分析しそこに打ち込みました。
内容どうこうより、受ける事に価値があると私は思います。

役に立ったLECのサービス

自習室のサービスは非常に助かりましたが、朝一に行かないと空きがなかったり、誰かがうるさい人がいると怒っていたりと、見回りの頻度を上げる必要はあると感じました。

本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど

特に、今働きながら勉強をされている方に届けたいです。
これから受験を検討している方、既に何度か受けている方、いろいろいらっしゃると思います。宅建士の資格が欲しいならとりあえず受けるべきです。受かるまで何度でも。周りが一発合格したとか、大学時代に取っていたとかどうでもいいし、一切興味を示さないこと。違法行為をしない限り試験合格は死ぬまで有効である事、日本が資格社会な事、総合的に判断して宅地建物取引士資格は非常に有効だという事です。今がどれだけ辛くても、試験日の自己採点で全てが報われます。不動産業界に属する方は尚更です。宅建士資格を持っていないとエントリーさえ出来ない企業もありますが、それはやり遂げた方しか行けない境地だということです。営業で数字を作れるからと逃げている同僚はいませんか?自分の会社の先輩はそうでした。宅建士資格が取れれば次は行政書士、その次は司法書士を目指すといった、人生を大きく変える起点となるかもしれません。国家資格証一枚でハクが付きます。人からの見られ方が本当に変わります。目に見えるチャンスが舞い込んできます。たかが宅建ですがされど宅建です。また今年も一日一日と試験日に近づいています。一つのことに没頭していると、四季を感じている暇などなく時間はどんどん流れ、有限であることをつくづく思い知ります。私は資格取得後会社を退職し独立をしました。専任の宅建士に自分の名が書けるのです。試験で学んだことがダイレクトに自分の人生に反映されるのです。
あとちょうど半年、頑張って下さい。最後まで読んで頂いた方はありがとうございました。
心から応援しています。そして道場は高くても受けとけ!

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