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2016年度合格
奥田 浩一さんの合格体験記

合格者

奥田 浩一さん

受講講座 パーフェクト合格フルコース
受講形態 通信DVD

受験を決めた動機

人生で不動産取引をする機会なんて、マイホームを購入するときくらいだと思っていましたが、数年前に友人との何気ない会話から、不動産投資を始めました。しかし、不動産に関してほとんど知識のない私は、宅建業者の言いなりで取引することしかできず、リスキーな取引もしばしば…。そこで宅建業法を始めとする法律を知ることで、少しでもリスクを低減し、宅建業者と同じ目線で話ができるようにと勉強を始めたのが受験のきっかけでした。

LECを選ぶ決め手

もともとは独学でなんとか資格を取るつもりでいました。しかし、理系出身の私にとっては難しい法律用語や専門用語のオンパレードで、最初から諦めモード全開。さらに「宅建業者の免許」と「宅建士の資格」の区別すらできていなかった私の頭の中は混乱を極めました。もう受験も勉強も止めようかと思っていた時、たまたまYouTubeにLECの通信講座がアップされており(違法?)、藁にもすがる思いで視聴したところ、講師の先生の解説がとても分かりやすく、またユーモアもあり、「これならいける!」と確信し、すぐに通信講座を申し込みました。

ご受講いただいた講座の講師名と、講義に対するご感想、講師へ一言

通信講座の講師は、すべて水野先生が担当されていました。そう、かつてYouTubeで見た講師の先生と同じです。全分野の教材が一度に送られてくるため、最初はDVDの枚数の多さや、テキストの厚さに圧倒されましたが、水野先生の講義はたいへん親切で分かりやすく、また面白かったので、ついつい寝るのを忘れて見入ってしまうほどで、気が付けば夜中の3時になっていたことも…。そのくらい惹き込まれる講義内容でした。しかしその反動で、昼間の仕事中はとても眠かったです(笑)。

LECの講座の役に立った点

LECの講座で役に立たなかった点なんて一つも思い浮かびません(笑)。すべては自分にとって有意義な時間であったと思っています。特に模擬試験は、自分の勉強の抜けや漏れをついた問題が数多く出題されており、本試験の日までずっと焦りと緊張感をもって勉強することができました。

学習プランとその実行の成果

普段から残業も多く、なかなかまとまった学習時間が取れない中、少しの時間も無駄にすることはできないと思い、通勤電車の中や会社の昼休み、さらには朝のトイレの中などで勉強時間を積み重ねました。また、広範囲にわたるテキストの全ページを、直前期にすべて読み返している時間はないと思い、夏休みを利用して自分なりに要点をまとめ、必要に応じて適宜、追記や改訂をしました。さらに、水野先生は講義の中で、過去問を繰り返しすることが大事だと仰っていましたので、ウォーク問は何度も何度もやりました。まずはDVD視聴しながら章ごとに、次に分野ごとに、3回目は全分野を通して問題を解き、そのうち一度でも間違えた問題には付箋を貼り、以降はその付箋を貼った問題に集中特化して学習しました。4〜6回目で一度も間違えなかった問題については付箋をはがし、さらに7〜9回目も同様に繰り返した結果、10回目に問題を解くときには数えるくらいしか付箋が残っておらず、直前期の限られた時間であっても余裕をもって見直すことができました。

直前期の過ごし方

直前期にテキストを全部読み直したり、ウォーク問を全部解き直すことは、自分が理解できていない内容よりも、理解できている内容に目が行きがちで、それを自分の安心材料にしているに過ぎないと思い、理解できていないことだけに集中特化して学習しました。ただ試験に合格することだけを目指しているなら、ここまでする必要はなかったかもしれませんが、目標は50点満点での合格でしたので、苦手分野を残したまま試験に臨みたくなかったからです。結果はもちろん満点ではありませんでしたが、模擬試験でも取ったことがない高得点で合格することができました。

本試験について

会場には試験開始の2時間前に到着し、自分で作成した要点のまとめを読み返していました。テキストやウォーク問は荷物になるだけで見直している時間はないと思い、持っていきませんでした。会場は、思っていたより受験生が多く、またとても広い部屋だったので、圧倒されそうになりましたが、自分のやってきたことを信じ、凡ミスしないように気持ちを落ち着かせ、本試験に臨みました。当日は、翌日に出産を控えた妻も一緒でしたので、そちらも気掛かりでしたが、事前に会場に連絡を入れておいたため、自家用車での来場や特別席での受験等の配慮をして頂き、また破水等があれば担当者を通じてすぐに連絡をして頂けることになっていたので、安心して試験に集中することができました。

自己採点の結果

満点を目指して臨んだ本試験でしたが、やはりまだまだ覚えきれていない箇所があり、また、ひっかけ問題を意識するあまり深読みしすぎて正解に至れなかった問題もいくつかありました。問題文や選択肢自体は、昨年(2015年)ほどの難しさはなかったものの、それは逆に合格点が高くなることを意味しており、自己採点を終えても、各予備校から合格予想が発表されるまではドキドキでした。

資格の活かし方

最初は資産運用の1つとして始めた不動産投資ですが、物件の売買を反復して行えるように、宅建業の知識もないままに法人を興して宅建業者の免許を取りました。専任の宅建士も雇い、給料も支払わなければなりませんでした。幸い投資は順調で、給料や各種支払いが遅滞することはありませんでしたが、利益の大半はそれらの経費に消えてしまいました。試験は私だけでなく妻も合格しましたので、今後は妻を専任の宅建士として登録し、今までお世話になった宅建士の方には営業社員の一人として、会社の成長に向けて頑張って頂くつもりです。宅建士証が手元に届けばすぐに会社組織を変更し、そのあとさっそく「変更の届出」を30日以内にやってみます。

これから受験される方へのメッセージ

宅建に限らず、どんな勉強でもそうですが、「やらされている感」で勉強しても決して効率は上がりません。会社の経営者であれば、常に投資対効果を考えているのと同様に、個人であっても「投資(受験勉強)」に対する「効果(見返り)」を常に意識すべきです。その「効果」は勤務先や他人から与えられることもあるかもしれませんが、それが不十分であればモチベーションも上がりません。そのため、出来る限り「効果」は自分で設定し、あとはそれに向けて努力するのみです。私は自分を追い込むために、またモチベーションを高めるために、宅建受験のことをできるだけ多くの友人に吹聴しました。試験当日にはたくさんの応援メッセージも頂きました。そんな友人たちの期待を裏切りたくないという思いもあり、最後まで諦めずに頑張ることができました。これから受験される皆さんは、勉強を始める前にまず「効果」を設定し、それに向けて頑張って下さい。

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