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実務家インタビュー 磯部 和代 先生

磯部 和代 先生

社会保険労務士
磯部 和代 先生

PROFILE
大学卒業後、NTTドコモで研究開発職として従事する。 その後、高校の化学・生物の教師となる。 教育の面白さ、可能性を経験し、人が夢や目標を達成することをサポートする仕事にやりがいを感じる。 社労士事務所勤務を経て独立開業。 現在、早稲田大学インキュベーション施設内で学生起業家等の支援も行う。
社会保険労務士(以下、社労士)を目指した経緯は

私は、社労士になるまで、ずいぶんと職業に迷ってきました。大学卒業して、NTTドコモで研究開発職に従事した後、高校の化学・生物教師となり、専業主婦に落ち着いたものの、父親が定年退職をしたとたんに老け込んだのを見て、「働き続けたい」と強く思うようになりました。とはいえ、専業主婦が再び働き始めるのは、なかなか大変です。また、ずっと働き続けたいとなると、独立開業が可能な資格を取るのがいいのではないかと思い至ったわけです。

私は、それまでの経験から、教育の面白さ、可能性を経験し、人が夢や目標を達成することをサポートする仕事にやりがいを感じていたことから、自分に合っているのは社労士ではないかと考えて、受験を決意しました。

受験時代はどうでしたか

LECに通っていたのですが、スタッフの方がいろいろとサポートくださり、勉強も進めやすかったですね。一時期、選択問題の点数が伸び悩んだことがあったのですが、選択問題に特化した講座を受講したら、模試で、すぐにその成果が現れ、力をつけているという手ごたえを感じながら、自信をつけて本番に臨めたと思います。

そのほか、実際、専業主婦から社労士になった方の本を見つけて読んだのですが、モチベーションのアップ、維持に大いに役立ちました。そのほか、「合格して、山下講師に報告してお礼を言う」という合格後のイメージももっていましたね。

磯部先生は、合格後、社労士事務所に入所して経験を積まれてから独立開業されていますが、事務所はどのようにして決めたのでしょうか

独立開業を見据え、修行できるところを、ハローワークで探しました。その過程でわかったのですが、大規模なところは、顧問先が担当制であることが多く、小規模なところは手続きだけを任される可能性が高いようです。さらに、気になった事務所については、その事務所のHP、ブログを見て、「勉強会を実施しているか」「従業員の育成に力を入れているか」といった点をポイントにしてチェックし、自分に合いそうな事務所を絞って、採用面接を受けました。

事務所での修行で得たものは、どのようなものでしょうか

膨大な手続きに携わったのですが、各作業を家に帰ってからマニュアル化することで、各種業務への理解が深まり、知識、技術と得るものは多々あったと思います。また、事務的な側面でも、当たり前のことですが、変更事項を着実に伝え、仕事がしっかり引き継がれるようにすることの大切さを実感しました。さらに、そのような中で、パートでもアルバイトでも、事務所の整備や売上に貢献した人を評価する仕組みが必要だと思いました。自分が人を雇うことになったら留意したいことはもちろん、そのようなことができる経営者を支援したいと思いました。事務所のモットーとして掲げている「社会と会社を幸せにする経営者を支援する」にもつながっています。

事務所での修行で得たものは、どのようなものでしょうか
先生は早稲田大学のインキュベーションセンターで開業されています。インキュベーションセンターを選ばれたわけは

開業に当たっての資金等も考慮すると、場所の割に安く間借りできて、魅力でした。私は早稲田大学出身ということもあり、早稲田大学 教育・総合科学学術院教授でありインキュベーション推進室の初代室長である恩師並木教授の推薦をいただき、申請して入居できました。 現在、早稲田大学インキュベーション施設内の学生起業家等の支援も行っているのですが、仕事のとっかかり、広がりという意味でも、よかったと思います。

開業後、どのような取り組みをされたのでしょうか

開業直後は、各種手続、顧問契約、給与計算、就業規則に関するものと、一通りのことはしっかりできるようにと、セミナーに参加しました。先輩を訪問したり、同期と情報交換したり、他士業の方と交流を持ったりと、中長期的でも将来につながることに取り組みました。

先生の将来の展望についてお聞かせください

まだまだこれからですが、これまでの取り組みがようやく実り始め、やりがいを感じています。 今後は小さな事務所では生き残りは難しいと考えているので、ビジネスパートナーの方がいれば一緒にやっていきたいです。「社労士」を名乗るだけでなく、自分のコアとなる分野を決めて、しくみ作りをしたいと思います。

Column

磯部先生のある日のスケジュール

9:00 大阪事務所とスカイプで打ち合わせ
9:15 出版社と電話で原稿について打ち合わせ
10:00 原稿書き
12:00 ランチ
13:00 お客様に提案したTレコーダー業者と設定について打ち合わせ
15:00 社労士仲間と情報交換
15:30 原稿書き
17:00 助成金資料作成
16:00 終わりの会

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