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2014年度合格
坂上 桂太さんの合格体験記

合格者

『初志貫徹、あきらめないこと。』

坂上 桂太 さん

年齢 30代男性
受験回数 3回
ご職業 電気機器メーカー

1週間のスケジュール

1週間のスケジュール

職業と資格の関係、通関士試験を目指した理由

現職は電機メーカに勤務し、品質保証業務に携わっています。世界中の半導体メーカで使用される半導体搬送装置を扱う輸出指向型の企業であるため、外為法輸出貿易管理令別表第1に沿った該非判定(経済産業大臣の輸出の許可が必要な貨物かどうかを判断すること)や輸出審査、またINVOICE作成などを業務のひとつとしています。この業務に携わったことで、輸出入業務や貿易に関して興味が生じ、将来的にはこれらだけでなくさらに幅広く業務ができるようスキルアップと収入アップも期待して国家資格である通関士の資格取得を目指しました。

LEC通関士コースについて

結局資格取得までに3回受験することになりましたが、毎年基礎講座であるパーフェクト講座(web版)(現・知識獲得講座)を含むコースを受講しました。

1年目(2012年)はLEC名古屋駅前本校で生クラス(通関士合格コース<現・初受験合格コース>)が開講されていましたので、週末は生クラスを受講しながら、平日はweb講座で予習復習に取り組みました。
通関士試験に合格するのに必要な知識は一通り網羅されていますので、生クラスとweb講座とダブルで受講することでより確実に知識が身に付いたと思います。
またテキストのメモ欄が比較的大きく取ってあるので、講座で先生が何気なくお話しされたことをメモするのに役立ちました。そうしておくと、後々見返した時に実際の試験対策のヒントになったりすることがあるので、先生の講義の一字一句も聞き漏らさないようにしたほうがいいと思います。
残念ながらこの年の受験は通関実務科目でわずか1点足らずで不合格となったのですが、勉強の仕方や受験に対する方向性は間違っていなかったと確信し、くじけず来年こそは合格しようという気持ちになりました。

2年目と3年目は生クラスは無かったのですが、通関実務科目に重点を置いた通関士講座必勝コース(web版)(現・初受験合格コース+通関実務対策講座上級編)を受講しました。講座内容は1年目と大きくは変わりませんが、コースに含まれるパーフェクト講座は基礎知識のおさらいとして、また通関実務の失敗に泣いた経験から、よりレベルの高い応用問題に対応できるようにするため、このコースを選びました。特にこのコースに含まれる通関実務対策講座計算編(現・通関実務対策講座 標準計算編)、通関実務対策講座申告編(現・通関実務対策講座 標準申告書編、計算上級実務ゼミ(現・通関実務対策講座 上級計算編)はそれぞれ少なくとも3回は繰り返し問題を解きました。

2年目もやはり通関実務科目で3点足らずに不合格となりましたが、前年と同じように方向性は間違っていないという気持ちに揺るぎはなかったため、愚直に繰り返し問題を解き、もはや過去問で何年の通関実務ではどういう問題が出たか?ということまで覚えてしまうほどになりました。その甲斐もあって3年目にして合格をつかみ取れたのです。

合格できた理由

資格取得に3年かかったので短期とは言えないかもしれませんが、講座で基礎知識をインプットしたら、すぐにアウトプットとして過去問や演習問題をとにかく沢山何度も解くことがカギになると思います。LECではセレクト過去問題集なども販売しているので、これを購入し5回くらいは繰り返し解きました。またインターネットで過去問10年分くらいはダウンロードできますので、これらと合わせていろいろなパターンの問題を解きました。

しかし、ただ漫然と過去問を解いていけばよいというものではなく、なぜその解答(解釈)になるのか?を理解する必要がありました。だいたいはテキストに条文や一部は通達レベルまで記載があったのでこれを参照すれば理解できるのですが、問題によってはテキストに記載のない項目もあったため、税関のwebから関税法等、通関業法の法律、省令、通達をすべてコピーしファイルに綴じて、その解けない問題に対してこのファイルを参照しました。そうすることで初めて解答(解釈)が理解できるようになり、またこれを繰り返すことで最終的には、通関にかかわる法律全体がこういう考え方に基づいているんだな、ということを感じ取れるようになりました。

それでも解釈が難しい場合は、教えてチューター"という機能があり、ここに質問を投稿すると翌日までには回答を頂くことができますので、これも活用して質問攻めをしました。この質問については伊藤先生が回答されていたとのことで、どんなしつこく細かい質問にも丁寧かつ的確な回答をいただけましたので、おかげで不明な点をどんどんつぶすことができ理解が深まりました。

講師について

web講座では櫨畑先生も伊藤先生もとにかく説明が丁寧で、実例を交えたイメージで理解させるような講義ですので、初学者の私にも簡単に理解できました。
また1年目の生クラスでは原さゆり先生に担当いただいたのですが、毎週の講座の終わりに先生お手製のミニテストを頂けたので、これを解くことでその日の講義の復習ができて知識も定着しました。

学習方法

知識のインプットよりも問題を解くアウトプットに重きを置きました。前述したように問題によってはテキストの範囲を超えた、通達レベルの細かい条項を参照しなければ解けない問題が多くあります。ただ講座では合格基準である6割を目指し、8割を取ることを目標にしていますし、試験は時間との闘いでもありますから、解けない問題を諦めなければならない場合もあります。

しかし、試験に意味のない問題など1問もなく、すべて出題者の何らかのメッセージが込められているのだから、全問正解を目指そう。そういう風にとらえていましたので、試験勉強においてはテキストや講座を参照しても解けなかった問題については、どれだけ時間をかけてもいいから理解する必要があると思い調べつくしました。こうしたことを繰り返すと法律全体の考え方というものがわかって勘が鍛えられるようになるので、テキストに載っていない条項の初めて見る問題でも、正解の見当がつけられるようになりました。時間との闘いだからこそ、理解できるまで徹底的に調べつくす。まさに急がば回れです。

ただ、これはweb講座を通して一通りの基礎知識が定着したからこそできることと思いますので、インプットも決しておろそかにしてはいけません。

通関士試験を目指す人へのアドバイス

かつて通関実務科目は相当の難易度で受験生をもっとも苦しめた科目です。ここ数年はやや軟化傾向にあるようですが、それでも依然としてこの科目でふるいにかけられる人は多いと思います。私自身も2回通関実務科目で失敗したことから何度か心が折れそうになりましたが、ここまで頑張って勉強してきたんだから合格するまでやってやろうじゃないか、と前向きな気持ちは持ち続けました。

これも教えてチューターなどLECの講座のサポートがあってこそですが、とにかくわからない問題をそのまま放置しないことは大事だと思います。理解ができるようになると、面白くなってきて次の問題を解くモチベーションになります。

受験勉強は長丁場になりますが、LECの講座で得た知識をもとにして自分自身のペースでより深い理解が得られれば合格は可能になると思います。

資格を取得して変わったこと

まだ取得したばかりなので劇的な変化はないのですが、今後は現職の輸出管理(法務)部門が主となって行っている業務を担当したり、部品を海外顧客に直送するにあたっての支援業務など業務の幅は広がるだろうと期待しています。

企業様内での集合・オンライン研修や、特別割引制度など、貴社の幅広いニーズにお答えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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