【コラム・資格のかけ算】IT系資格 第2回
基本情報技術者(FE) ・ 応用情報技術者(AP) ・情報セキュリティマネジメント(SG)
生成AI・デジタル技術を武器にする!IT系資格の組み合わせ・ステップアップで自分だけの強みをつくろう
〜ビジネス現場でおすすめの資格の組み合わせと活用場面〜
2026.04.01
あなたはいくつ知っていますか?どんな業界でも今、必須のIT知識に関する資格
生成AIやデジタル技術を使いこなせなければ仕事にならない今の時代、いかにIT知識を組み合わせて自分だけの武器にするかが問われています。
「資格×資格」の掛け算で、自分だけの強み・スキルを構築したいと考えている皆様へ。 今やあらゆる業界でAI活用が加速し、IT・AIスキルの有無が仕事の質とスピードを大きく左右する時代です。 波に乗り遅れない最短ルートは、単発学習ではなく「資格のかけ算」で基礎×実務×プラスαを一気通貫で身につけること。かけ算で身につければ、今日の不安は、チームを動かす自信に変わるはずです。
今回は、ITエンジニアや実務担当者のコアスキルとなる基本情報技術者(FE)・応用情報技術者(AP)・情報セキュリティマネジメント(SG)をご紹介します!
基本情報技術者(FE)
ITエンジニアの登竜門!基本的な知識・技能と実践力を証明する国家資格です。
こんな資格との組み合わせがおすすめ!
- SG:社内Web/業務システムの脆弱ポイントを設計段階で是正し、運用を手順化。
- 生成AIパスポート:コードレビューの観点出し、テストケース生成、ドキュメントの下書き自動化。
- MOS Excel 365:見積・工数管理・課題台帳のテンプレを整備し、案件管理を標準化。
- メンタルヘルス・マネジメント(R)検定:働きやすいITの職場づくりや、自分のメンタル不調防止に。
- 日商簿記:工数・原価の見える化ダッシュボードを作り、コスト管理を標準化。
具体的な活用場面は?
- プロジェクト運営:品質は設計で作り、採算は数字で管理する四拍子そろった運営を実現。
基本情報技術者に情報セキュリティマネジメント(SG)の視点が加わると、設計の早い段階から「守りの設計図」を描けるようになります。そこへ生成AIパスポートの知恵をのせれば、テストケース案などをAIに任せ、開発者は判断が要る部分に集中できます。最後に日商簿記の視点が入ると、工数=原価の感覚を確かなものにでき、技術の議論を「通る提案」へと押し上げることができます。採算を「根拠」で語れるようになり、FEの資格がプロジェクト運営に確かな軸を与えてくれます。
応用情報技術者(AP)
システム開発やプロジェクト管理の実務スペシャリスト。高度IT人材を目指すための資格です。
こんな資格との組み合わせがおすすめ!
- SG:開発プロジェクトでのリスク・変更管理とセキュリティ設計を一体運用。
- G検定:需要予測・不良検知などML活用案件の要件定義から評価指標設計までリード。
- ITストラテジスト:中期IT投資計画のロードマップ策定とガバナンス設計。
- 中小企業診断士:業務改革×システム刷新を一体で設計し、KPIと投資回収を管理。
- ビジネス実務法務検定:AIなど新技術における適切な開発契約のドラフト支援。
具体的な活用場面は?
- 高度な案件管理:WBSに「セキュリティ観点の合否基準」を埋め込み、要件変更にも即応。
応用情報技術者にSGの視点を加えると、プロジェクトは最初の要件定義から「リスク・変更・セキュリティ」の背骨を持った安心なものに。 G検定の素養があれば、ML案件で評価指標を「現場に伝わる言葉」で定義でき、改善のサイクルを迷いなく回せます。 契約面の守りにはビジネス実務法務検定が効き、知財や変更管理を「開発が回る文言」に落とし込み、後工程の手戻りを未然に防ぎます。 APの現場力は「守る設計」「稼ぐ計画」「揉めない契約」という輪で噛み合い、事業全体を前へ進めます。
情報セキュリティマネジメント(SG)
組織の情報をサイバー攻撃から守るためのスキルを証明する国家資格です。
こんな資格との組み合わせがおすすめ!
- AP:新規システムの要件定義で、権限設計・ログ・監査証跡を仕様に落とし込む。
- 金融IT検定:個人情報や決済データの保護要件を金融実務に適合させる。
- 宅建士:仲介・管理現場での顧客情報や鍵管理の安全運用を現場ルール化。
- 人事データ保護士:評価や給与などの「漏らせないデータ」の安心して任せられる管理。
- 秘書検定:オフィスワークの基礎知識とセキュリティ意識を融合させた仕事ぶり。
具体的な活用場面は?
- 現場の作法:規程をファイルに閉じ込めず、日々の仕事を安全に進める作法として定着。
SGに応用情報技術者(AP)の実務目線が加わると、「守る仕組み」を最初から仕様に織り込めます。権限設計や障害時の復旧手順までを要件定義の言葉に落とし込めるようになるからです。 不動産の現場なら、合鍵・スマートロック権限や写真の保存先を整理し、紙もデジタルも「残し過ぎない」手順に置き換えることができます。秘書検定のビジネスマナーと重なれば、快適さとセキュアな環境を同時に保つ習慣が身につき、どの部署でも信頼して任せられる仕事ぶりに仕上がります。
取りたい資格は見つかりましたか?
これからの時代に求められる専門性を、「資格のかけ算」で身に着けて、自分だけの強みを構築していきましょう。あなたの学びが、新しいキャリアの可能性を広げるはずです。
企業研修・団体受講のご案内
社会において求められるスキルが日々変化する中、多くの企業様から、資格試験講座を団体受講したり、社員研修のかたちで実施したいとのご要望を多数いただいています。
LEC法人事業本部では、複数名での団体割引、企業様内での社員研修(講師派遣・オンライン研修)やeラーニング講座の提供、社員様向け自己啓発割引の提供等、幅広いニーズにお応えしております。
法人研修・企業研修に関する詳しい内容につきましては、LEC法人営業部までお問合せください。
監修者情報
林 雄次(はやし ゆうじ)
LEC専任講師/はやし総合支援事務所 代表
情報処理安全確保支援士・資格ソムリエ®・デジタル士業®
| プロフィール | はやし総合支援事務所代表 LEC講師(ITストラテジスト/G検定/基本情報技術者/情報セキュリティマネジメント/ITパスポート/DX戦略研修/生成AI活用研修など) 1980年生まれ、東京都足立区出身。筑波大学附属高校卒業後、社会福祉を志し、淑徳大学にて社会福祉を学び社会福祉士の資格を取得。卒業後はITを通じて多くの方に役立つべく、IT関連企業で1000社以上の中小企業の業務改善に従事し、業務・システムに精通。副業として『はやし総合支援事務所』開業、兼業2年を経て独立。保有資格はシステム監査技術者、ITストラテジスト、プロジェクトマネージャ、情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト、ITサービスマネージャ等の高度情報処理技術者資格から、kintone認定カイゼンマネジメントエキスパート、中小企業診断士、社会保険労務士、行政書士、ファイナンシャルプランナー等ビジネス系、健康経営アドバイザー、潜水士、防災士、さらには僧侶まで大変幅広く、550を超える。上場企業からベンチャーまで幅広い企業での顧問や、講演、執筆、監修などに対応。士業向けに「デジタル士業」オンラインサロン主催、個人向けの資格・開業コンサルなどで幅広く活動。「資格ソムリエ」としてテレビ・ラジオ・雑誌等のメディアで活躍中。 |
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| 経産省:認定情報処理推進機関 中小企業庁:認定経営革新等支援機関 デジタル庁:デジタル推進委員 日本パラリンピック委員会 情報・科学スタッフ 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)セキュリティプレゼンター 全国社会保険労務士会連合会 情報セキュリティ部会委員 東京都社会保険労務士会 デジタル・IT化推進特別委員 広報委員 日本の資格・検定 公認アンバサダー |
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| 著書 |
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