
充実したテキスト、メリハリのある講義、乗り入れOK、講師面談などきめ細かさではLECが一番です。
牛尾 美弥子 さん (60歳代)
受講講座 | 年金キーパー+中上級コース(通学) |
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受験回数 | 3回 |
社労士受験を志した理由
昔から資格取得には積極的で(目標がないと動けないタイプ)、メンタルヘルスマネジメントⅠ種やキャリアコンサルタント資格を持っており、また会社で社労士業務の知識(主に労働契約関連)が必要になったため学び始めました。学び始めてみると、自分のねんきん定期便で不明だった経過的加算が何なのか?がわかり、より実務で活用できそうだと感じ学びが楽しくなりました。
LECを選んだきっかけ
最初はたまたまです(笑)。会社がLEC近辺に移転したため、通いやすさを第一に考えました。他校の講義を1科目受講しましたが、テキストが充実(細かい点まで網羅されている点)している点とメリハリのある講義、乗り入れOK、講師による面談などきめ細かさはLECが一番かと思います。模試の難易度は他校よりやや易しい気がします。解説冊子の使いやすさ(見開きで完結する点)は一番でした。
インプット時期の学習方法を教えてください
Web配信開始日にタブレットにダウンロードした後に聴講→通学授業→帰りに復習というサイクルで何度も聴講できた点が、知識の定着に役立ったと思います。ダウンロードした講義の聴講期間も本試験終了後までになったため、じっくり取り組めました(自身のタブレットの容量がへなちょこですぐにFULLになってしまい、何度か削除しましたが、3回までダウンロードできるので、苦手箇所は複数回DLできました)。2月中に1回目の全科目インプットを終えました。わからなかった箇所や知識が危ういポイントは、とにかく付箋に書き出し、まとめノートに貼りまくりました。また、過去問で間違えた論点は、テキストに過去問番号を書いて再度間違わないよう気をつけました。再受験だったので、最初から横断学習を心掛け、横断整理Book(昨年の横断攻略講座のテキストに改正点を追記)を活用したのも知識の分散化を防げたと思います。また、今年はサボらずできる限り通学の授業に出ることで学習のぺースをつかめたように思います。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
講義→過去問・答練・昨年の模試(他校の模試含む)を何回も繰り返しました。一問一答の過去問だけだと、類似の問題が並んでいて答えを覚えてしまうので、早い段階から市販のLEC「出る順社労士 必修過去問題集」を使って五肢択一を繰り返しました。市販のLEC「出る順社労士 選択式徹底対策問題集」は、全科目の主な条文の穴埋め式なので、認識の浅かった条文の見直しに大いに役立ちました(主に模試の直前に実施しました)。模試後は間違った問題をテキストに戻って復習し、自分でつくった付箋まとめの理解度チェック→他校含めて模試の解き直しを繰り返しました。テキストは約3巡(1巡目は2月までに全科目講義前にさらりと、2巡目は4月にじっくり細かい点も読み、3巡目は7月にマーカーや書き込みしたところを中心にさらりと)しました。とにかくすき間時間(通勤や移動時間、昼休み、寝る前など)を無駄にせず、DLした講義やぽち問等少しずつでも聴く・解くを繰り返しました。直前期(7月~本試験まで)は一日一日きちんと計画を立て、終わったらマーカーで消すなど、見える化にしたことで、【やり切った感】を感じるようにして焦りを最小限にするよう心掛けました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
模試では選択・択一とも高得点が取れていましたが、やはり範囲が広くてどこから出題されるかわからない選択式が気になって仕方がなかったです。通学とはいえ、特に学び仲間をつくることはしていなかったので、孤独感もありました。あとは今年もとにかく暑かったですね(8月は引きこもって勉強していたので、クーラーをガンガンかけ続けたら電気代が大変なことになっていました)。対策は、気にしていても仕方がない、と開き直り、愚直に基礎固めのためのまとめノートの見直しを続けました。また講師との面談は積極的に活用させて頂きました。昨年の厚生年金選択式で最後に答えを入れ替えて1点に泣いた悔しさをバネに、「今年絶対合格するんだ!」という強い気持ちを持って学んでいました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
上述の通り、すき間時間の活用と、家族への協力依頼に尽きます。
LECで受講して良かった点
他校の講座を受けたことがないので比較はできませんが、テキストは細かい内容まで記載されていたのではないかと思います。受講形態も通信・通学・Zoom等様々あり、受験生の都合に合わせた方法を提供いただけていると思います。カリキュラムについても特段不満はございません。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
他校に比して解説冊子がわかりやすく丁寧だと思います。3回受験すれば概ね全科目も主要ポイントが網羅されていて復習には役に立ちました。
2024年に受講した道場講座を教えてください
【椛島講師】主要6科目限定!かば流2段階で5択攻略アカデミー
【椛島講師】灼熱の一般常識最終特訓道場
【椛島講師】絶対基礎論点!全科目究極FINALチェック
【椛島講師】椛島の大胆予想! 選択式32題
【椛島講師】さあ本番!「数字」と「改正」で総仕上げ!
【椛島講師】椛島講師の模試詳細分析講義
早い時期からの五肢択一(難易度もそこそこ)が学べる「主要6科科目限定!かば流2段階で5択攻略アカデミー」は、やや易しめと難しめの問題があり、易しめの問題で間違えると相当落ち込みましたが、改めて理解のし直しに役立ちました。「灼熱の一般常識最終特訓道場」は盛りだくさんで頭から湯気が出ますが、講義内容と統計・白書がテーマごと一体化しているので、理解が深まるのとやり切った感を感じられる点で満足です。「絶対基礎論点!全科目究極FINALチェック」「さあ本番!「数字」と「改正」で総仕上げ!」は、直前の焦る時期に重要ポイントをまとめて復習できるので落ち着けました。
フォロー制度の活用方法について
「教えてチューター制度」は、通学で受講時に質問する時間がない時や通信で受講した際にすぐに解決したい時などに利用させていただきましたが、丁寧に解説いただき助かりました。「一般常識メルマガ(ぱんメル)」は、後回しになりそうな一般常識を週1回、思い出させてくれました。「ぽちぽち過去問」は、すき間時間に少しずつ解いていました。「Webフォロー」は、複数講師の講義が聴ける点が良かったです。講師によって注目点が違うところもあり、複数聴くことで網羅できた気がします。仕事やプライベートの予定などで通学講義にいけない時にも積極的に利用していました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
まずは、事務指定講習を無事にクリアして社労士登録することが当面の目標です(登録方法は未定)。実務としての社労士業務は会社ではあまり必要なくなったので、自分なりに工夫した勉強方法を伝える仕事なども模索したいと思います。キャリアコンサルタントの資格も保有しているので、まずは、社内での相談範囲を広げたいですが、年金アドバイザーなど関連した勉強にも活かしていきたいです。
これから受験される方へのメッセージ
社労士試験はある意味「運」も必要ですが、実直に基礎を固めることで取れる問題が多いです。範囲が広くて途方に暮れる時も多々ありますが、地道にコツコツ学んでいけば、合格は見えてくると思います。あきらめずにやり切る強い意志をもって自分を信じで頑張ってください。