
生講義は質問や模試の勉強法をすぐに相談でき、不安の解消と前を向く大きな力になりました。
O・T さん (50歳代)
受講講座 | 合格コース(通学) |
---|---|
受験回数 | 5回 |
社労士受験を志した理由
50代になり、これからの将来について考えていくうちに、社会保険や労働保険の知識が大切だと考え調べ始め、その範囲が社労士の受験科目とかぶっている部分が相当程度多いと知るに至り、だったら調べて終わるだけでなく受験しようと決意した次第です(会社を辞めたらどうなるんだろう?年金暮らしになったらどの位の年金が支給され、どんな社会制度の下で、どんな暮らしが待っているのかなーなどと考えていました)。あと会社生活の中で、会社から提示されていた労働条件や労働環境が本当に法律と合っていたのかも気になり、知りたかったというのも受験動機の一つです。
LECを選んだきっかけ
5回目の受験で合格しました。1、2回目はLEC仙台本校で伊藤先生に教えていただきました。その時LECを選んだのは、仙台にいながら通学できるという点が一番大きな理由です(一人で勉強する自信がなかったので)。初学の時はあと1点の選択足きりで不合格。それもあって社労士の試験を甘く見ていたことが翌年以降の敗因に繋がったと今は反省しています。その後、家庭の事情で休日の通学が難しくなったことなどから、3回目4回目の受験時は通信の中上級コースを受講しましたが、身が入らず不合格。5回目を最後の受験にしようと決めました。それであれば、初学の時通学をした伊藤先生の通学の講座でもう一度一から勉強したいと考え、何とか家族を説得し、仙台本校の合格講座を受講し今年合格に至りました。先生には本当に感謝しています。なぜ仙台本校でもう一度受講しようと思ったのかというと、授業中質問が出たり、受講生同士の発言があったり、ゼミのような授業が印象的だったからです。また先生は素晴らしい実務家でテキストの内容を実務ベースでお話ししてくださるので、とても勉強になり、こんな社労士になりたいと思わせる素晴らしい講義だったことも選んだ大きな理由です。
インプット時期の学習方法を教えてください
テキストをじっくり読めるのは今しかないと思い、予習で授業の範囲をテキストで確認しました。授業後、先生が指摘してくださったところを中心にテキストを隅から隅まで読みました (複数回受験で隅から隅までじっくり読むのはこの時期しかないと感じていたので)。その後、次の授業まで過去問演習をし、間違ったところはテキストに過去問間違いマーカー(ピンク)を引きながら再度読みました。その後、再度その範囲の過去問にチャレンジする、そんな具合です。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
確認テスト、実戦答練で間違ったところは、テキストに黄色いマーカーを引きながら再度復習しました。過去問の間違ったところのピンクのマーカーと黄色いマーカーが重なったところは、特に何度も復習しました。その箇所は、動画のねこレジやほかの講師の動画も参考にしました。また、この頃は暗記すべきところに力を入れていました。澤井先生の語呂合わせはすごく覚えやすく、一生忘れないと思います笑。近年は事例の問題が多数出題される傾向なので、事例形式の問題を意識して解くようにしていました。事例の問題は総合問題なので、できるようになると全体の知識が底上げできると実感しています。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
学習3~4年目に、義父母の看取り、私自身の病気、実母の介護等が重なり、時間的にも精神的にも勉強になかなか身が入りませんでした。そんな自分が許せなく、自暴自棄になったりしました。勉強がしたいと思っても手がつかない自分が本当に嫌でした。自分の状況を打開したく、先に書いたように通信から通学に勉強スタイルを変えたことが突破口となりました。勉強のリズムもできるし、授業も刺激的でした。初学の方や色々な方と一緒に授業を受けることは不安ではありましたが、生の講義に勝るものはありませんでした。また、わからないことができる都度先生に質問ができ、模試の結果についてその後の勉強の仕方をすぐに先生に相談できたことで自分の不安を解消でき、前を向く大きな力になりました。
仕事や学業、家事・育児との両立するための工夫
実母と同居し介護中でしたので、みんなが寝ている5~7時くらいが静かで勉強しやすい環境だったため、その時間を中心に勉強していました。その後、散歩に行って気分一新!母の世話や家事をやりつつ、空いている時間に流行りのアプリ勉強やぶつぶつ勉強(条約や暗記すべきところを家事など色んなことをやりつつ、ぶつぶつしゃべりながら覚える方法です。伊藤先生に教わりました)をしていました。あと出身大学の図書館が開放されていたので、時間がまとまって取れる時は大学の図書館で勉強していました。若い方と一緒に勉強するのはとても刺激になりました。
LECで受講して良かった点
通学できるところが各地にあるということです。通信も良いところがありますが、生講義は本当にやる気レベルが上がります。あとはLECの講師の先生のレベルの高さではないでしょうか。3、4回目の受験は私も通信でしたが、色々な先生の講義を聴くことができ、各先生個性がある中で自分に合う先生を見つけることができる贅沢さがあります。道場ほか色々な選択肢もあります。またWebフォローは私も利用しましたが、通学の授業を欠席しなければならない時は安心できました。また各種イベントも開催しており、実は講義よりこちらの方が聴きたかったなどもあったりして!(西園寺先生や澤井先生、工藤先生のイベントのレジュメは何度も見返しました)モチベーションも上がること間違いなしです。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
他校の模試は2回程度しかない中、LECはファイナル模試も入れれば、4回あります。自分で次回はこうやってみようと工夫ができます。その点で次回配分、解く順番、自分なりの決め事を確立できたように思います。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
実務経験がないのでまず事務指定講習を受けますが、その後開業したいと考えています。社労士を受験しようとしたきっかけで書いた通り、人生で知らなければならないことを学べたと実感していますので、それを自分だけの知識にしてはもったいないと感じているためです。その上で、その知識をもとに皆様の役に立てる仕事ができたらと考えています。50代ではありますが、今一度別な人生をまた歩んでいきたいと思っています。せっかく身についた知識を活かして開業した上で、長く社労士として働けるように特定分野で専門性を持ち、それを高め、顧客の信頼に応えていけるようさらに研鑽を積んでいきたいと思います。シニアの働き方として起業、フリーランスが各所から提案推奨されていますが、私もその船に乗ってみたいと思っています。
これから受験される方へのメッセージ
私は5回目の受験でやっと合格しました。1点に泣くこともあります。なかなか集中できない時もあることと思います。でもあきらめなければ、必ず合格できると思います。まずは通信でも通学でも、目の前にいる講師の先生を信じることです。特に複数回受験者は独自のやり方が確立している方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは、先生を信じて先生がおっしゃる通りやってみることをお勧めします。びっくりするくらい、ある日突然目の前が開けてきます。それからは絶対合格への道、間違いなしです。