

予習・復習ともにLECをフル活用することで重層的インプットが実現でき、仕事を続けながら限られた時間でも合格点に達する知識量と答練ができたと思います。
伏見 朱花 さん (30歳代)
受講講座 | 基礎+合格コース(通学) |
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受験回数 | 1回 |
社労士受験を志した理由
新卒から金融機関に勤め会社員生活を送る中で、自分がどこまでやれるのか、ためしてみたいと思ったのがきっかけです。近年フリーランスの増加や副業・ダブルワークの容認から時代の変化を感じ、いつか独立できるような独占業務がある資格の保有への憧れを持ちました。社労士であれば仕事を続けながら取得している合格者も多く、また将来の働き方の選択肢が広がると考え勉強を始めました。
LECを選んだきっかけ
親族からの口コミがあり、気軽な気持ちで下調べもせず説明会に参加しました。説明会では事務局スタッフからの案内だけではなく、その場で担当講師の椛島講師と西園寺講師から個別にお話を聞くことができ驚きました。この予備校であれば受講生に寄り添ってくれてアットホームで通いやすいと思い、事務局スタッフからは持ち帰って検討するアドバイスもいただきましたが、直感に従い当日に初学者向けの基礎+合格コースを申し込みました。
インプット時期の学習方法を教えてください
一昨年の合格体験記の方を参考に、授業1週間前~前日までに予習として動画講義を流し見(1.5~2倍速)+該当範囲の過去問を解いてから通学授業に参加していました。どのレベルまで試験で問われるのかを知ってから授業を受けることで、深みのあるインプットができリアルタイムの授業を復習と兼ねることができます。わからないところは授業後に、その場で講師へ質問ができ効率よく学習できました。 授業後は該当箇所の過去問を再度解き、数週間後に西園寺講師のオプション講座「過去問ナビ」を利用し再度過去問を解いていました。初学者だと試験時間に追われてしまう択一ですが、過去問ナビではハイペースで過去問をほぼ全問解くためスピードを意識できます。さらに短時間で問題を処理する思考過程をも完全解説していただけるので、自分でテキストを見ながら解くのとは比べ物にならないくらい深い理解を短時間で得ることができます。また西園寺講師のオリジナルまとめレジュメは完成度が高く、こちらを活用し講義後も継続的に問題に触れ続けることで忘却曲線に負けないよう気をつけていました。予習・復習ともにLECをフル活用することで重層的インプットが実現でき、仕事を続けながら限られた時間でも合格点に達する知識量と答練ができたと思います。
実戦答練以降の学習方法を教えてください
講師のアドバイスに従い、1回目の全国模試までに過去問10年分を納得のいくレベルに仕上げました。それ以降は、オプション講義と模試の復習に重点を置き、直前1ヶ月でテキストの読み込みをしました。オプション講義をフル活用することで、コースの授業がすべて終わった後も継続的に講義を受けることでリズムを保ちながら学習を継続できました。
スランプ克服法・苦しい時、どう乗り切りましたか?
昨年10月より社内で部署異動があり今までとまったく違う仕事に取組まなければならず、慣れない環境で勉強のリズムを整えるのが大変でした。特に仕事で早朝出勤・残業や付き合いの会食が続いた時は、予定通りの学習時間が取れないことで予習や復習が追いつかずつらかったです。そんな中でも、苦しい時ほど頼れる予備校がある有難みを感じ乗り越えました。具体的には①Webの工藤講師による「Step upガイダンス」の視聴です。ポイントを押さえた予習復習方法の解説や、計画は完璧に遂行できるものではなくやり残しがあって大丈夫、と励ましのメッセージが科目ごとにあり、仕事が繁忙で予定通りの勉強時間が取れない中でも、気持ちを切り替えてアドバイスに従い計画を練り直し、勉強を継続できました。②定期的に開催される講師との個別面談(無料)も活用しました。まるで高校の担任の先生に相談するような雰囲気で、椛島講師と西園寺講師に複数回面談をしていただきました。
LECで受講して良かった点
LECの講義の魅力は乗入れ自由で、同じ授業を動画講義・通学クラスどちらでも、さらには別校舎の講師でも受講可能なところです。特に基礎編の動画講義では科目ごとに異なる講師が担当しているので、説明の仕方や考え方へのアプローチなど色んな視点で見ることができ面白かったです。私の分析だと、実務経験豊富系講師(実際の具体例が多い)・試験特化型分析系講師(過去の出題や今後の傾向等の予想が多め)・ロジック型理論系講師(歴史的背景・制度の解説多め)・テンポ型リズム系講師(ゴロ合わせ多め)のタイプがあり好みの講師の動画を予習として見ていました。
全日本社労士公開模試を受験して良かった点
自分の実力と合格点までの距離、苦手分野の洗い出しをするきっかけとなり、本試に備えた対策ができました。また法改正点や一般常識の今年の数字など、過去問にはない演習ができ役立ちました。
2024年に受講した道場講座を教えてください
【椛島講師】主要6科目限定!かば流2段階で5択攻略アカデミー
【椛島講師】灼熱の一般常識最終特訓道場
【椛島講師】絶対基礎論点!全科目究極FINALチェック
【椛島講師】椛島の大胆予想! 選択式32題
【椛島講師】さあ本番!「数字」と「改正」で総仕上げ!
【椛島講師】椛島講師の模試詳細分析講義
【西園寺講師】華先生の弱点克服ナビ「事例・計算問題徹底対策」
コース講義終了後は椛島講師の道場を中心に学習を進めていました。椛島講師の講義は正解できたか、知っていたかなどを挙手する参加型の形態で受講生のレベル感に応じて解説の濃淡があります。他の受験生(特に再受験生)を意識することにも繋がり良い緊張感とライバル意識をもって授業に臨むことができました。また授業中、常に他科目/論点との横断問いかけをされます。毎回テキストにメモを取ることで、自然と横断学習・理解する癖がつきました。この問いかけ(プレッシャー。笑)にめげずについていこうとしたことで、初学者の私でも合格基準点まで点数を引き上げることができました。
フォロー制度の活用方法について
教えてチューターは直前期、講師へ直接質問ができない期間(授業がない期間)でもすぐに返事がいただけて大変ありがたかったです。
複数回の講師の授業を見ることができるのは重層的なインプットができ、記憶へ定着が高まって復習にも役立ちました。
社労士資格をどう活かしていきたいですか?
実務経験がないためまずは、事務指定講習を受ける予定です。今の仕事を続けながら、自分の幅を広げるために副業もしてみたいと思い調べている最中です。受験生時代の想像を遥かに超える今後の可能性や選択肢が見つかりとてもワクワクしています。
これから受験される方へのメッセージ
社労士試験合格への道のりは、大きな家の壁面にペンキを塗る作業だと思いました。このペンキはなかなか色がつかないので、しっかり発色するように何度も何度も塗り直し(繰り返し勉強)が必要です。しかも他の部分(科目)を塗っていると、前に塗った個所が乾いて薄くなるのでまた戻って塗り直しをしなければなりません。そして時折、少し離れて全体が塗れているか確認(計画の見直し)をします。最初は思うように色が付かず、塗れていない部分が多くつらくしんどいです。しっかりペンキを塗った!と思っていても、色むら(記憶漏れ)が見つかり落ち込むこともあります。でも、毎日壁を塗り続ければ完成に必ず近づいています。私は、初学でも絶対に一発合格したい!という気持ちで毎日ペンキを塗り続けました。あきらめなければ必ず思い描いた家(自分)に出会えると思います。