障がい者のキャリアサポーターをめざして
下垣 裕美子 さん
| 保有資格 | ハーブインストラクター IELTS 7.0 |
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合格前のお仕事、キャリアコンサルタントを目指したきっかけ
特別支援学校高等部卒業後の就学・就職率は全国平均で約3割と低く、法定雇用率が上がっても改善が進んでいません。子どもの特別支援学校への進学を機にこの厳しい現実に直面しましたが、それ以上に「障がい者やご家族のキャリアを共に考えていけるようになりたい!」と強く思い、受講当時の職種であるマーケターとは別軸で、新たにキャリアコンサルタントを志しました。
LEC講座を選んだ理由
LECを選んだ決め手は、①柔軟な受講形態と、②グループワークやロールプレイを重視した実践的なカリキュラムです。私は地方在住で、子育てと仕事の両立に追われていたため、オンライン受講や振替制度など、柔軟に対応できる点は大きな魅力でした。さらに、一人では難しいグループワークやロールプレイを多く取り入れていることも、学習効率を高めるうえで欠かせない要素であり、LECを選ぶ大きな理由となりました。
勉強の方法
LECの養成講座受講中の勉強は、授業の復習と宿題のみでした。試験勉強は、試験の2か月前に始めました。内容は、①過去問演習5回分と1級キャリアコンサルタント技能検定過去問3回分、②参考書2冊「キャリアコンサルタント 合格のトリセツ」、「人物で学ぶキャリア理論」③養成講座のクラスメイとの演習(隔週で1回)です。添削は模範解答が出ておらず、添削の試験対策講座も受けなかったので最後まで不安で、今思えば試験対策講座は受けておいてもよかったかもしれません。
合格後の資格の活かし方・今後の抱負
合格発表の翌日から動き出し、就労継続支援B型施設と地元の医療法人にて、試験的にキャリアコンサルティングサービスを導入していただけるようになりました!どちらも初めての試みとのことですが、国家資格のため信頼性が高く、話を持ち掛けてもスムーズにコミュニケーションできました。「キャリアは健常者のみの特権ではなく、すべての人が自分らしさを追求して築くもの」という信念をもって、ご支援をしていきます。
受験者へのメッセージ
養成講座のクラスメイトと「なぜキャリアコンサルタントをめざすのか」について語り合ったとき、本当に多種多様な人生が垣間見えました。ただ、その中にはひとつの共通点がありました。それは「自分が人生の困難に直面したとき、誰かに相談したかった」あるいは「大切な人が困難を抱えたときに、十分に力になれなかった」という、過去の悔いや葛藤を抱えていることです。いま受講・受験をご検討されている方の中でも同様の経験をされた方がいらっしゃるかと思います。痛みを糧にし、優しさを強さへと変えて、ともに精進していきましょう。
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