2025年度合格
荒木 昌子さんの合格体験記

合格前のお仕事、キャリアコンサルタントを目指したきっかけ

人材紹介・人材派遣会社に勤務して6年半になります。仕事柄、キャリアコンサルタントという資格の存在は知っていましたが、資格がなくても実務は可能であったため、取得の必要性は感じていませんでした。ですが、遺族支援の傾聴ボランティアや介護の資格取得を通じて、他者の人生に寄り添わせていただく機会が増える中で、専門性と信頼性を備えた支援者になりたいと考えるようになりました。そこで、今後の生き方や働き方を見据え、キャリアコンサルタントの資格取得に挑戦しました。

LEC講座を選んだ理由

LECを選んだ大きな理由は、オンラインクラスを選択しても通学クラスへ振替が可能な点でした。オンライン授業は、移動時間が不要で効率的に学べる利点がありますが、ロールプレイだけは対面でも経験を積みたいという思いがありました。そのため、オンラインと通学の双方に対応できるLECの振替受講制度は、私の希望にぴったりでした。基本的にはオンラインで学び、ラスト2日間のみ通学に振り替えたことで、両方の良さを体験でき、大変満足しています。

勉強の方法

養成講座終了後は直近の過去問4回分を解き、正解に至るプロセスを丁寧に確認しながら、養成講座のテキストや関連書籍等で理解を深めました。直前期には2級技能検定の過去問にも取り組み、本番への力試しとしました。ロールプレイはオンラインで練習を重ね、最終確認としてLECの「繰り返し練習！面接合格講座」を受講。プロの指導によって、自信を持って試験に臨むことができました。地道な過去問活用と、実践練習を支えるLECの試験対策講座が合格の鍵になったと感じています。

合格後の資格の活かし方・今後の抱負

大切なご家族を亡くされた方への傾聴ボランティアを10年近く続けてきましたが、キャリアコンサルタントの学びは、傾聴の姿勢を改めて見つめ直す良い機会となりました。今後は資格を業務の現場で活かすとともに、ボランティアなど本業以外の場においても、キャリアを含む「生き方」に悩む方に寄り添わせていただく支援を続けていきたいと考えています。悩み・痛みを抱える方々の人生に伴走できる、あたたかさと心強さを感じていただけるようなキャリアコンサルタントを目指します。

受験者へのメッセージ

キャリアコンサルタントの学びを通じた様々な志を持つ仲間との出逢いは、資格取得以上の宝物です。LECには、合格に向けて尽力してくださるあたたかな講師・スタッフがいらっしゃいます。養成講座を終えた後は、自分の勉強方法に自信が持てず、逃げ出したくなることがたくさんありましたが、仲間の存在や講師の方々がアドバイスしてくださったことを思い出すことで支えられました。過去問と丁寧に向き合うことは、一見遠回りに感じられるかもしれませんが、私にとっては合格への一番の近道だったと感じています。焦らず一歩ずつ、ご自身の力を信じて歩みを進めた先に、みなさんの合格がありますように。