2024年度合格
鶴岡 幸宏さんの合格体験記

キャリアコンサルタントを目指したきっかけ

大学職員として30年以上にわたり従事して参りました。早期退職でしたので、私自身、人生の「転機」にあり、セカンドキャリアに悩んでいました。キャリアコンサルタントの学習を通じて、生き方のヒントが学べるように感じて関連書籍を読むようになりました。小さい頃から伝記本や自叙伝を夢中になって読み、人それぞれの「物語」に興味があったこと、学生時代から生涯発達心理学やカウンセリングにも関心があったことも影響していると思われます。

LEC講座を選んだ理由

当時、私が通っていたハローワークとLEC新宿エルタワー校が、たまたま同じ建物内にあったので、何となく立ち寄ったきっかけで選びました。まさに、キャリアコンサルタント養成講座で学んだクランボルツの「計画的偶発性理論」そのもの。偶然の出会いが人生を変えることもあるのです。受講初日を迎えるまでは不安もありましたが、講師の先生方のお人柄もあって、大変アットホームな雰囲気の中で楽しく学習することが出来ました。

勉強の方法

LECの養成講座以外にも、LECの面接試験対策講座、論述試験対策講座も受講しました。実技試験は「知行合一」が求められ、私にとっては難題でした。実践で心掛けたことは、クライエントの「ネガティブな表現」「繰り返す表現」「独特な表現」等に焦点を当てつつ、クライエントの「感情」「葛藤」「願望」等に注目しました。さらに、クライエントの「本気度」を確認しつつ「気づき」「選択肢」「視野」を広げるような問いかけをするよう留意しました。

合格後の資格の活かし方・今後の抱負

「生きづらさ」を抱えている方々の支援。特に、仕事で傷ついた人々が、少しでも前向きな気持ちで、「小さな一歩」を踏み出すための支援ができればと考えています。「学びて然る後に足らざるを知る」という言葉の如く、キャリアコンサルタントの学習は完成することがありません。今後の就職活動や職業体験も、キャリアコンサルタントとしての貴重な「財産」になると思いますので、プロセスを楽しみながら、少しずつアップデートしていきたいと思います。

受験者へのメッセージ

試験当日、面接官がとても優しい方で、試験室に入った時、これまで経験したことのない「安心感」に包まれました。実技試験では、リラックスして臨めたように思います。これから受験される皆さんも安心してください。キャリアコンサルタントが緊張すると、クライエントも不安を感じ、緊張してしまいますから、面接官の先生を見習い、「安心・安全」の場を提供できるような「安らぎのエキスパート」をめざしたいと思います。一緒に「キャリコン道」を歩いていきましょう。