2024年度合格
落合 巖さんの合格体験記

キャリアコンサルタントを目指したきっかけ

私は大学卒業後、都市銀行・自営業・製薬会社のグループ会社で40年以上営業に携わってきました。40代半ばの時に、営業部の活性化と自分自身のキャリアの見直しをしようと思い、当時の「産業カウンセラー」の勉強をしようとしました。しかし業務の忙しさを言い訳に、スルーしてしまいました。
2024年2月に65歳を迎え、社会人生活を卒業しました。どうしても40代半ばの時のことが心残りでした。そして40代半ばの時の忘れ物を探すとともに、65歳以降のキャリア形成をしようと思い、キャリアコンサルタントを目指すことを決意しました。

LEC講座を選んだ理由

もともと私の内では、LECは資格取得として有名なスクールというイメージがありました。
2月に退職後、最短で7月のキャリアコンサルタント資格を受験することができるコースが、大宮本校の2月Zoomコースにあるのを知りました。受講料もリーズナブルで、万が一受講できなかった講義があった場合は後日に振替え受講も可能と聞き、迷わず養成講座を申し込みました。

勉強の方法

毎週日曜日のZoom講義の前には、該当するテキストの要点をノートにまとめ、予習をしていました。講義を視聴することが復習と、より理解を深めることにつながりました。
学科対策では、「国家キャリコン・2級技能士 合格のトリセツ 速習テキスト&問題集」と養成講座の「知識確認テスト」が、ポイントを押さえるのにはとても役に立ちました。どちらも通算5回以上繰り返し学びました。また、過去問題と2級の過去問題も過去3回分やりました。
実技対策は、論述に力を入れました。論述は、ロープレを机上で行うのと似ていると思ったからです。実際に紙面で論述回答を書き込み、時間も計りながら繰り返してやりました。
ロープレは、『相談者の気持ちが表れている言葉』を拾うように心掛けました。前職の有資格者に協力してもらったり、Web講座でのロープレにも参加し、練習を週2回以上行いました。

合格後の資格の活かし方・今後の抱負

第2の人生を歩み始めた65歳の自分が、今後どのような分野でどのような事ができるのか模索中ですが、相談者に寄添い、身近でキャリア相談ができる存在としてのキャリコンサルタントになりたいと思います。そして『次世代・現役世代の方々のキャリア形成・自己実現』のサポートをすることで、一年でも長く社会と繋がり社会貢献していきたいと思います。

受験者へのメッセージ

長い人生の中で、キャリアコンサルタントの勉強は最も面白く、いろいろな気づきがありました。ロールプレイングをしていた時に、相談者に何らかの気づきが起きたことを感じた瞬間には涙があふれ出てきて、自分自身も癒される感覚を覚えました。そして相手をハグしたい気持ちになりました。
是非とも、キャリアコンサルタントの勉強をしながらいろいろな気づきを発見してください。