2023年度合格
杉本 和子さんの合格体験記

受験を決めた動機

不動産賃貸業を営んでおりますが、2年前に主人が病気のため会長に退き、私が社長になりました。今まで主人任せで、不動産のことを何にも知らずにいましたので、このままではいけないと一念発起して、宅建士を受験することで、真剣に勉強しようと決心しました。

LECを選んだ決め手

初めて宅建を勉強した年は、独学でした。市販のテキストと問題集で勉強し、わからないことは宅建士の資格を持っている家族に聞きました。結果は合格点に2点足りませんでした。次の年も独学でチャレンジするつもりでおりましたが、アフターコロナで、公私ともに行事が増えて、前年のように落ち着いて勉強に集中することができなくなりました。それで、塾に通う決心をしました。春に講座説明会に参加したときは夜のコースしかありませんでしたが、6月に水曜日に午後のコースが開講されると知り、それが決め手で申し込みました。

LECの教材について

受講の前にWebでガイダンスがあり、全体像がつかめました。そして、通学が都合の悪い時は、Webで授業が受けられるので助かりました。通学日以外は、自宅でWebでの復習ができたのもよかったです。Webの水野健先生の授業がわかりやすくて、試験に出るところ出ないところが明確で、全部を覚えなくちゃという強迫観念がなくせました。テキストは「試験に出るトコ」シリーズでしたが、私的にはトリセツシリーズがとてもわかりやすくて、イラストが可愛く私好みで、友次先生の動画もよかったです。

LECの講師やカリキュラムについて

高橋先生が、はっきりした声で、ゆっくりポイントをわかりやすく講義して下さいました。休憩時間や講義後に、直に質問することができ、独学では理解できなかったことを、明瞭に教えてくださり、すっきりしました。夏に水曜日午前の「ウルトラ演習解きまくり講座」と午後の「ウルトラ速習完成講座」「出た順必勝総まとめ講座」」で一日中講義だったのはとてもハードでした。それでも、直前の「試験に出るトコ大予想会」「とにかく6点アップ！直前かけこみ講座」の一日講座は集中できてよかったです。

LECの模試について

模試の結果は芳しくなく、その都度、解答と解説を読みながら、間違えたところはそのままにせずに見直し、勉強しました。そして、難問でも簡単な問題でも同じ1点です。模試の結果、得点源の宅建業法があまり良くないことがわかったので、本番前は集中して宅建業法を勉強しました。

役に立ったLECのサービス

通学と通信の授業が両方受けられるので、旅行が入ったときは通信で、通学の欠席単元が勉強できました。通学で知らないうちに寝てしまった（！）箇所や忘れてしまった箇所も、通信で見直しできてよかったです。「教えてチューター」は通学の時に先生に直接質問できるので、利用しなくても大丈夫でした。

本試験を終えての感想・今後受験される方へのアドバイスなど

私は66歳の受験生でしたが、「宅建士に合格する！」と決心し、本気で取り組んだ時、社長兼主婦、姑と主人のお世話もある中、姑も主人も応援してくれました。長女が、私の塾がある日は、主人の通院の付き添いや夕食の支度後片付けをしてくれました。なおかつ勤めから帰ると、毎晩マッサージをしてくれました。年齢や家庭環境は関係ありません。本人の本気度、やる気次第で、周りが応援しくれ、サポートしてくれることを体験させていただきました。そして、受験勉強したおかげで、主人と仕事関係の方々との会話が理解できるようになりました。主人が不動産賃貸業を始めた時、どれほどの思いで不動産関係の資格を取って、活用してきたか、心から尊敬することができました。いわゆる大家さんは宅建士の資格はいりませんが、宅建士を受験し合格したことで、社長としての本気度が周りに伝わったように感じます。