証券アナリスト試験とは
金融や保険のデータ/リスク管理・クオンツ・年金・投資銀行(市場企画/資金証券/ソリューション/商品設計)・企業金融・市場系システム(Calypso/Murexなど)開発・保険数理システム開発・ウェルスマネジメント/プライベートバンキング・企業評価・コンプラ/マネロン金融犯罪対策 部門のプロフェッションを目指す方
のための資格で、1次で入門、2次で実践応用を学びます。
2024年8月時点での2次合格者の業態別構成比は、銀行24.9%(信託銀行含む)、証券会社21.6%(投資銀行含む)、生損保12.1%、投資運用/助言/代理等10.7%、事業会社等4.3%です。銀行・証券・保険業などの実務で有用な金融/投資理論、クオンツ、コーポレートファイナンス/ガバナンスに関する知識はもとより、経済/市場/金融商品の仕組みから、フィデューシャリ・デューティ(信任義務:忠実義務/注意義務)/投資コンプライアンスに至るまでの、幅広く、深い知識が求められます。
資格学習を通じて得られるこうした知識は金融/保険/投資の意思決定に関する様々な分野においても大変有用です。
資格試験の概要
【証券アナリストになるには】
公益社団法人日本証券アナリスト協会が実施する通信教育講座を受講しないと、受験資格が得られません。
さらに、第1次・第2次レベル2段階で、協会通信教育講座受講と試験に合格する必要があります。
2026年秋試験より、国内の会場(東京の一部会場を除く)で、現在のマークシート方式に代えCBT方式による試験形式が導入されます。
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- STEP1
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日本証券アナリスト協会の第1次レベル講座の受講
第1次試験(年2回)⇒全科目合格
26春まで:PBT方式
26秋以降:CBT方式注期
※第1次レベルの協会通信教育講座は年齢や学歴などにかかわりなく、誰でも受講することができます。
※3科目一括受講です。1回の通信受講で連続3年(計6回)の試験を受けることができます。
※第1次試験は、第1次レベル通信教育講座受講年度の翌年度春試験から受験可能。
※科目Ⅲについては、総得点が合格最低点を上回っていても、「職業倫理・行為基準」の得点が一定水準に達していない場合、科目Ⅲは不合格となり、科目Ⅲの得点が合格最低点以上であるにもかかわらず、「職業倫理・行為基準」の得点が一定水準に達しないために不合格となった場合は、協会・受験者・マイページの「試験結果の確認」にて「A(R)」と表示されます。
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- STEP2
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日本証券アナリスト協会の第2次レベル講座の受講
第2次試験(年1回6月第1週頃:総合試験のため科目別合格なし)⇒合格※第2次レベルの協会通信教育講座は第1次レベル試験に全科目合格すれば受講することができます。
第2次試験は、第2次レベル通信教育講座受講年度の翌年度試験から受験可能。
- 資格制度(CBT方式への移行、協会教育通信講座の位置づけ、2次までの手続き、実務経験要件など)について詳しく知りたい
- 金融/財務/クオンツ/確率統計/数量・データ/経済分析の専門知識が無いが2次まで合格できるのかを知りたい
- 自身のレベルだと学習の進め方やどれくらい勉強すれば良いのかを知りたい
- いまの時期からだといつの試験を目指せるか、具体的学習スケジュール・学習順序と合わせて知りたい
- 各自の特性に応じた講座内容、簡単なチェック法について詳しく知りたい
その他、受験・受講に関する様々なご質問に、質問者の特性に応じてLEC専門スタッフがご回答します!
合格講座一覧
日本証券アナリスト協会が認定する証券アナリスト(CMA)資格の試験の対策講座です。
【26秋 CBT試験までに全科目合格目標】
<受講期限:26秋本試験日まで>
証券アナリスト1次スマート合格講座
- CBT対応模試(e-ラーニング・確認テスト)を金融数学初中上級レベル別で行います。
- 高校数学/金融/財務知識ゼロの金融数学初学者~中級者の方が、25秋~26秋に全科目合格を目指せるよう、最新1次試験を分析、導線を問題演習(過去問解説/新傾向問題演習/確認テスト)にしてコンテンツを初級~最上級のレベル別に最適化した(科目横断的に学習順序を組み替えた)オールインワンのスタンダードコースです。
- 道具としてのファイナンス&過去問演習講義
金融新人研修などで好評の『道具としてのファイナンス』を使って、表計算や図解を多用、ファイナンス実務ケーススタディ(ストーリー)スタイルで、過去問/新傾向問題演習中心に(アウトプット先行で)、全科目学習に最適な金融数学/ファイナンス超入門の計算処理技術と周辺知識を丁寧にわかりやすく全科目向けに入門講義します。 - データサイエンス基礎&過去問演習講義
表計算や図解を多用して、過去問演習中心に、科目Ⅰ/科目Ⅱ/科目Ⅲ 経済・数量分析 のための計算/統計/データ処理を「数学自然表示」関数電卓を使いながら丁寧にわかりやすく講義します。
こんな方にオススメ
- 数的/統計/データ処理/ギリシャ文字などの変数が苦手で受験をためらっている文系ご出身の方
- 仕事の都合で学習時間の確保が難しい方(学習時間※の半分以下にしたい方)
※金融数学初学者平均=450時間弱、合格者平均(中級者)=250時間弱 - 全解法暗記作戦ではなく、他分野・他科目の類題にも使えるように解法パターンや定石を一般化して理解・整理・ストックし、過去問演習で使いこなす作戦をとりたい方
- シニアPB(プライベートバンカー)、FP-2級、中小企業診断士・1次財務会計/経済、不動産証券化協会認定マスター修了試験、US-CPA、G検定、データサイエンス検定、統計検定データサイエンス基礎試験/3級の受験を考えている金融/保険/IT/事業会社IRの新人社員の方
【26春 PBT試験までに全科目合格目標】<26春本試験日まで>
証券アナリスト1次スマート合格講座
- 金融数学上級者の方が、25秋~26春に全科目合格を目指せるよう、最新1次試験の最上級問題までを分析、過去問解説/新傾向問題演習を導線にコンテンツをレベル別に最適化した(科目横断的に学習順序を組み替えた/初中上級確認テストを含む)オールインワンの短期集中・速習コースです。
こんな方にオススメ
- 金融数学・確率統計・ミクロ経済学・データサイエンスが得意な方で学習時間を125時間以下にしたい方
- 会計士、FP-1級、中小企業診断士2次、統計検定データサイエンス基礎試験の受験を考えている方
New!時系列分析/線形代数の上級・過去問/新傾向問題演習
【26年6月までに2次合格目標】<26本試験日まで>
証券アナリスト2次総まとめ演習講座
- 証券アナリスト(CMA)2次レベルの出題分野は膨大かつ難解だと思われていますが第2次試験証券アナリスト総まとめ演習講座は、短時間の分かりやすいパッケージで提供します。
- 2次レベルだけを切り離さずに土台部分の1次レベル(2次本試験出題の3割強を占める)と結びつける独特のアプローチを通じて学力の向上を実感していただける講座です。
- 22年以降の1次試験合格者の方が、26年2次合格を目指せるよう、最新2次試験を分析、科目横断的に学習順序を組み替え、計量分析入門から導線を問題演習(過去問解説/新傾向問題演習/確認テスト<入門・中級・上級>含む)にしてコンテンツを初級~上級のレベル別に最適化した(科目横断的に学習順序を組み替えた)オールインワンのスタンダードコースです。
こんな方にオススメ
- 仕事の都合で学習時間の確保が難しい方
(学習時間※の半分以下にしたい方)
※計量分析初級者平均=350時間弱、合格者平均(中級者)=250時間弱 - データサイエンス※を苦手としている方
(指数・対数、微積分、線形代数)、確率統計応用・計量経済学(多変量解析、時系列分析、機械学習、モンテカルロ・シミュレーション、カリブレーションなど) - データサイエンスで解法パターンや定石の一般化を万全にした上で、思考力・展開力を強化して本試験論述応用問題でも得点したい方
- アクチュアリー、会計士論文式・経営学/統計学、統計検定データサイエンス発展/エキスパート試験/2級/準1級受験を考えている金融/保険/IT/事業会社IRの若手社員の方