新福 保隆さんの合格体験記

効率よい学習で1次をリベンジ、2次も突破
新福 保隆 さん
年齢 | 60代 |
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最終学歴 | 成城大学経済学部 |
LEC受講歴 |
・1次スピード合格講座 ・2次スピード合格講座 |
※本体験記は、合格発表日を基準として年齢等を記載しています。
受講された講座・問題集の良かった点をご記入ください。
- 1次スピード合格講座
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経済学部なので若い頃から消費生活アドバイザー自体に興味がありました。ただ、範囲が広く苦手な生活分野があるため、私には不向きかなと考えていました。
ところが2024年春、区役所の窓口で勤務することがあり、隣が消費生活センターでした。そこでのやり取りは、たいへん専門的かつ魅力的な内容であり、絶対に取得しようと思いました。
2023年は公式テキストのみで独学しましたが、何せ情報量が多く、読むのが精一杯で頭に入りませんでした。経済学部で銀行業界出身、中小企業診断士1次、宅建、行政書士、旅行業管理者、貸金業主任者、家電製品アドバイザー、eco検定といった試験に合格した自分でも、全範囲の網羅は難しかったのです。結果は不合格。惜しかったようで、CAP(お客様対応専門員)は合格とのこと。年一回しかチャンスがないので、今度こそとの思いから、LECの1次スピード合格講座を受講しました。浅田謙五講師は私同様、多数の資格を持つという共通点もあり、効率的な合格を目指す内容でとてもマッチしました。
本試験は、解きながら合格を確信することができました。 - 2次スピード合格講座
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12月の2次試験については、10月の1次試験受験後に勉強を開始したので、とにかく時間がありませんでした。そこで、2次もLECのスピード合格講座にしました。私は若い頃作文は得意ではありましたが、論文となるとシステム監査技術者や上級システムアドミニストレーターの合格以来、20年も書いていませんでした。さあ、どうしたものかと思いましたが、反町会長の特別講義で、論文とはどういうものか、どう書くか、何がポイントかといった解説が大変役立ちました。そして、浅田謙五先生の予想問題、これでしっかり対策することができました。
なお、浅田先生が勧めていた「くらしの豆知識(国民生活センター編集)」は2024、2025を読み込みました。働いている区役所窓口の隣が消費生活センターなので、簡単に手に入れることができました。試験のタイミングから2025よりも2024の特集を主に読み込みましたので、面接試験のエシカル消費についても無難に解答ができました。
LECを選んだ理由
大手のスクールはそれぞれ良いところがあると思いますが、LECの魅力は優れたの教材だと私は考えています。勉強するのも、受験するのも自分なので、私は講師や教室環境なども重要ではありますが、特に教材を重視しています。ましてやオンラインでの学習となると、通勤時間での受講と、十分な復習が必要です。仮に講師の講義がどんなにわかりやすく素晴らしくても、教材がよくなければ、復習で知識を定着させることはできません。
仕事や学業、家庭との両立のコツ(時間活用術)
半年1年、あるいは数年かけてしっかり学習する試験であれば、会社を休んだり、配慮してもらったり、場合によっては残業や休日出勤のない会社に転職して挑むこともあるでしょう。ところが消費生活アドバイザーのように短期で試験範囲の広い試験は、日々もれなく能率よく勉強していくことが必要です。私の場合、通勤時間に音声を聴き、他のスキマ時間に復習や問題演習を行いました。最初から直前期なので、毎日欠かさず行うことが必要です。
試験勉強を通じて「失敗した」「成功した」と思うこと
LECのスピード合格講座に巡り会えたことが何よりも成功です。もしもこの講座がなかったら、2、3回落ちて諦めていたかもしれません。公式の教材をまずやるのが王道ですが、それでうまくいかない時に、どの教材で勉強するかはたいへん重要です。文字だけの教材は、若い頃はいいのですが、60歳を越しますと、なかなかスイスイとはいきません。音声、画像のある教材が効果的です。
失敗したことは、最初は公式テキストをノート代わりにして書き込んでしまったこと。分厚い教材に書き込むと、見直しに時間がかかります。途中からそれに気づき、LECの教材に書き込むようにしましたが、少し時間をロスしてしまいました。
面接にて何を聞かれて、どのように対応したか
受験のきっかけは、隣に消費生活センターがあり、刺激を受けたこと。
試験はどうだったか、については、文字数の関係から、、どの切り口から書くかを迷ったこと。
他に多くの資格があるがこの資格をどう活かしたいか、については、宅建や家電製品アドバイザーなどの資格や経済、経営、金融、法務、ITの知識を活かし、事業者側で消費者の立場に立ったり、消費生活センターで事業者に詳しいスタッフとして橋渡しをしたいと申し上げました。
最後にエシカル消費について、日々の生活の中で意識していると答えました。
今後の抱負
専門知識は重要ですが、自分の土俵だけで相撲をとればいいという時代ではありません。専門家と専門家の橋渡しをしたり、相手の立場がわかる専門家として、話を傾聴し、交渉したり、問題解決に取り組んでいきたいと思います。