国家公務員とは、憲法により「全体の奉仕者」と規定され、公のための仕事に携わる公務員の中でも、国の業務に従事する人のことを指します。国家公務員には特別職と一般職があり、各府省で働く一般の行政官や外交官、税務職員などのほとんどが一般職の国家公務員に分類されます。
このページでは国家一般職の職員になる方法、試験概要等をご紹介していきます!
なお、国家公務員試験には総合職試験や専門職試験があり技術系や教養区分などありますが、ここでは一般職試験の行政区分についてご紹介いたします!
1. 業務概要
2. 配属先・勤務先
3. 大卒程度の給与
4. 採用試験概要
一般職試験(大卒程度試験)の受験資格、試験内容、配点(2025年度)
5. 官庁訪問
6. 国家一般職試験の対策
7. まとめ
国家一般職は、北海道、東北、関東甲信越、東海北陸、近畿、中国、四国、九州、沖縄の9つの地域区分に分かれています。
採用試験を東北で受験し採用された場合、勤務地は東北地域のいずれかになります。
3. 大卒程度の給与
新卒採用者の初任給は、264,000円(令和7年4月1日現在)です。地域手当(民間賃金の高い地域に勤務する場合に月給の20%が支給される)の支給されない地域へ行政職員で採用された場合は、222,000円です。
このほか、住居手当や通勤手当、扶養手当などが支給されます。
(参照:国家公務員の給与制度の概要)
| 受付期間 | 2月20日(木)9:00〜3月24日(月) |
| 第1次試験日 |
6月1日8:40(受付開始) 9:10(試験開始)〜16:55(試験終了) |
| 第1次試験合格発表日 | 6月25日(水)9:00 |
| 第2 次試験日 | 7月9日(水)〜7月25日(金) |
| 最終合格者発表日 | 8月12日(火) |
| 参照元 | 一般職試験(大卒程度試験)受験案内900036111.pdf |
● 一般職試験(大卒程度試験)の受験資格、試験内容、配点(2025年度)
【受験資格】
(1)1995(平成7)年4月2日〜2004(平成16)年4月1日生まれの者
(2)2004(平成16)年4月2日以降生まれの者で次に掲げる者
ア 大学を卒業したもの及び2026(令和8)年3月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
イ 短期大学又は高等専門学校を卒業したもの及び2026(令和8)年3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
| 試験 | 試験種目 | 解答数・時間 | 配点比率 | 内容 |
| 第1次試験 | 基礎能力試験 | 30題 110分 | 2/9 |
知能分野 24題 文章理解I、判断推理F、数的推理C、資料解釈B 知識分野 6題 自然・人文・社会に関する時事・、情報E |
| 専門試験 | 40題 180分 | 4/9 |
80題出題 40題解答 次の16科目(各5題)から8科目を選択 政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則及び物権)、民法(債権、親族及び相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学、国際関係、社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般) |
|
| 一般論文試験 | 1題60分 | 1/9 | 文章による表現力、課題に関する理解力などについての短い論文による筆記試験 | |
| 第2次試験 | 人物試験 | 2/9 | 人柄・対人的能力などについての個別面接 | |
● 試験実施状況(2023~2025年度)
| 年度 | 申込者数 | 受験者数 | 1次合格者 | 最終合格者 | 倍率 | 採用予定数 |
| 2025 | 17,558 | 12,916 | 8,122 | 5,846 | 2,2 | 約650 |
| 2024 | 20,720 | 15,123 | 8,708 | 6,075 | 2,5 | 約770 |
| 2023 | 22,316 | 16,318 | 9,125 | 6,476 | 2.5 | 約700 |
(参照:国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)|国家公務員試験採用情報NAVI)
5. 官庁訪問
国家公務員採用試験の最終合格=採用ではありません。志望する省庁に採用されるためには、必ず官庁訪問へ参加し、志望省庁から内々定や内定を得る必要があります。官庁訪問は、志望する府省等に関する知識を深めるとともに、採用に向けての自己PRの重要な機会となります。
官庁訪問は1次試験合格発表日から事前予約が開始され、その後第2次試験前まで実施されます。
● 官庁訪問日程(2025年度)
| 第1次試験合格発表日 | 6月25日(水)9:00 |
| 官庁訪問事前予約 | 6月25日(水)10:00〜 |
| 官庁訪問 | 7月2日(水)〜8日(火)、7月28日(月)〜 |
(参照:2025年度版官庁訪問ガイド000011659.pdf)
一般職試験は、専門試験の配点比率が大きいため、専門試験対策を重点的に行う必要があります。また、国家公務員試験の最終合格があっても、官庁訪問先からの内々定や内定がなければ、国家公務員として採用されません。そのため、官庁訪問も非常に重要です。事前に説明会などに参加し、その府省庁への理解を深めておきましょう。



