外国人雇用管理主任者は、外国人労働者の受け入れから日常的な労務管理まで、法令・手続き・文化的背景を総合的にサポートできる専門知識を証明する民間資格です。 人事・総務ご担当者、社労士・行政書士の方が取得することで、社内外への信頼性と実務対応力を大幅に高めることができます。
このページでは「外国人雇用管理主任者」とはどのような資格か、どのような仕事ができるのか?資格取得のメリットとは?外国人雇用管理主任者の将来性や魅力をご紹介します。

- LECはJP-Mirai(責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム)の趣旨に賛同し、会員として参画しております。
特に教育・人財育成事業をとおして、雇用主や受入団体が法令遵守をはじめとした外国人労働者の責任を持った安定的な受け入れをおこなうための支援や、外国人労働者の労働・生活環境の改善に寄与し、それにより育まれる豊かで持続的な社会、世界の労働者から信頼され選ばれる日本となることを目指します。
外国人雇用管理主任者とは
「外国人雇用管理主任者は、外国人雇用に関する法令・手続き・文化的背景の専門知識を総合的に身につけ、職場内での外国人雇用推進・サポートができることを証明する資格制度です。
取得の流れ・登録について
「外国人雇用管理主任者」は2019年10月から開始された民間資格です。
資格がなくても業務はできますが、「外国人雇用管理主任者」と名乗るためには資格取得と登録が必要です。(※試験合格後、登録までの期間制限はございませんので、いつでも登録できます)
詳細はWebサイトを参照ください。
外国人雇用を取り巻く社会背景
少子高齢化に伴う労働力不足を背景に、外国人労働者の受け入れが拡大しています。2019年の出入国管理法改正では特定技能制度が新設され、さらなる受け入れ拡大が見込まれています。
2026年1月23日に政府が決定した「外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策」により、外国人材の採用・活用はさらに拡大する見込みです。一方で、在留管理の厳格化や受入機関への監督強化が進み、企業には適正な雇用管理とコンプライアンス対応がこれまで以上に求められています。
外国人雇用管理の環境の変化
| 年月 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2018年 | 外国人労働者が全国146万人以上に増加 |
| 2019年 | 人手不足58.6万人。特定技能受け入れ後の2023年には145.5万人まで拡大見込みと予測される |
| 2019年4月 | 出入国管理法改正により特定技能制度が新設 |
| 2019年10月 | 外国人雇用管理主任者試験開始 |
| 2023年 | 技能実習制度廃止・新制度(育成就労制度)への移行決定 |
| 2026年 | 法務省「外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策」発表 |
この資格を学ぶことで得られるスキル
外国人雇用管理主任者を目指し学ぶことは、スムーズな採用だけでなく、雇用後の労務管理の知識や、外国人雇用の際に使える助成金などが学べるので、特に行政書士や社会保険労務士、企業の人事担当の方にはビジネスチャンスが広がります。社内の外国人雇用推進のキーパーソンとして活躍できます。
2024年度から認定講習になりました!
試験・資格取得の方法
外国人管理雇用主任者は、一般試験に合格することで資格を取得する方法と、外国人雇用管理主任者認定講習を受講し、修了認定テストに合格して取得する方法の、二通りの資格取得方法がございます。
①認定講座経由の取得
LEC東京リーガルマインドの認定講習外国人雇用管理主任者認定講習講座を受講し、修了認定テストに合格することで一般試験が免除されます。
② 一般試験(単独受験)の取得
外国人雇用管理主任者試験は、LEC東京リーガルマインドが主体として運営する団体である「外国人雇用支援センター」が実施しています。 試験実施時期や申し込み方法、受験料、試験会場等については、外国人雇用支援センターのWEBサイトで最新情報が確認できます。
③「試験で問われる学習範囲
試験実施時期や申し込み方法、受験料、試験会場等については、外国人雇用支援センターのWEBサイトで最新情報が確認できます。
外国人雇用管理主任者は、以下の点に関して学び、専門的知識を身につけます。
- 外国人雇用の基礎知識(外国人労働者とは・社会的背景)
- 在留資格の基礎知識
- 平成31年入国管理法大改正
- 特定技能ビザ 特定技能外国人
- 受け入れ企業・登録支援機関の役割
- 外国人労働者の採用計画(費用・研修・社内理解)
- 労務管理のルール(労働基準法・労働保険・社会保険)
- 雇用契約書・就業規則の作り方
- 外国人雇用に対する助成金活用
③学習で得られる知識
外国人雇用管理主任者試験は外国人優秀な外国人人材確保や在留資格別の、採用後の雇用管理や育成、日本語能力や文化に違いへの理解を通じた離職防止など、最低限知っておくべき基礎知識を学ぶことができます。
- 外国人労働者を取り巻く最新事情や在留資格について優秀な外国人確保のための求人方法を知ることができる
- 採用後のビザ申請を含めた入社手続きの流れを知ることができる
- 採用後の労務管理の基礎知識を知ることができる
- 外国人社員を育成し、戦力化するための必要なポイントを知ることができる
- 外国人社員が抱える意識や文化の違いを理解し、マネジメントする方法を知ることができ
\これから外国人雇用管理主任者を目指したい方へ/
外国人雇用管理主任者の魅力
魅力①ダイバーシティ時代の今、大注目の資格!

日本の人手不足問題に対応するため、外国人労働者の受け入れが増えてます。しかし、外国人雇用には在留期間・賃金・住居・労働環境などの課題があり、受け入れ企業や関連機関で専門知識を持つ人材が必要とされてる社会のニーズにビッタリの資格です。
魅力②「外国人雇用の専門家」としての証明ができる

本資格は、外国人の採用や労務管理をスムーズに進める知識・技能を持った専門家としての証明となります。
制度面の理解だけでなく、“外国人雇用における環境整備” や “外国人労働者との共生”
といった、企業現場での働きやすさの推進を含めた「外国人雇用のすべての現場に対応できる存在」として、アピールすることができる資格です。
魅力③資格取得後も、継続的な学びの場に参加できる

「外国人雇用管理主任者」ご登録後は、外国人雇用支援センターによる継続的な学びの機会が得られます(セミナーの開催や WEB 動画の限定公開など)。
魅力④認定講習制度で一般試験免除も!

従来もCBT方式なので、いつでも受験がしやすい試験ですが、専用サイト内で講義動画を視聴し修了認定テストを受ける形で資格取得できます。
仕事が忙しい外国人材を雇用する企業の人事労務担当者や社労士や行政書士などの専門家に特におすすめです。
資格の活用フィ−ルド

①外国人を雇用する企業の人事・労務担当者
人事・労務担当者が本資格を取得することで、採用選考時の在留資格確認、就労制限に基づいた適切な配置、労働契約書・就業規則の多言語対応など、外国人労働者に関する業務を法令に則って遂行できるようになります。
②社会保険労務士・行政書士などの専門家
社労士・行政書士の方が本資格を取得することで、外国人雇用・在留資格に関するワンストップ対応が可能となり、顧問先企業への付加価値提供やブランディングに活用できます。
③キャリアコンサルタント・コーチなど人材支援の専門家
キャリアコンサルタントやコーチの方が本資格を活かすことで、外国人クライアントへの支援範囲が広がり、対象者を大幅に拡大することが期待できます。
④人材サービス会社の担当者
人材サービス会社の担当者が取得することで、登録外国人の在留資格・特定技能区分に基づいて適切な職種を判断できるようになり、マッチング精度とクライアント企業からの信頼が向上します。
⑤自治体や国際交流を促進するNPO職員など
自治体や国際交流を促進するNPO職員の方々が本資格を取得することで外国人財が持つ仕事の悩みを制度面から理解することができるようになり、より法的な視点で相談に乗ることができるようになります。また、専門的な知識を有することで雇用する企業の視点から外国人雇用について考えられるようになります。
⑥監理団体や登録支援機関の担当者・職員
技能実習や特定技能といった個々の在留資格だけでなく、外国人財のキャリアの連続性が見えるようになります。
そのため、外国人財に対してその時点に応じた適切なサポートをすることができるようになります。
⑦教育機関や日本語学校の職員・教師
教育機関や日本語学校の職員・教師が資格を取得することで、外国人財の採用や労務の知識を持つことができ、留学生の就職活動や進路指導に活かすことができます。
\これから外国人雇用管理主任者を目指したい方へ/
受講者の声
企業の皆様の声
-
独立行政法人日本貿易振興機構 様
JETRO高度外国人材活躍推進コーディネーターが外国人雇用を二人三脚で徹底支援。 -
中央情報専門学校 様
当校で学ぶ外国人留学生は学習意欲も高く優秀なことから、日本企業内においても中核として活躍していってくれることを願っています。 -
オアシス協同組合 様
代表理事/倉益様
受講者/福岡様、白井様、濱崎様
研修内容:外国人雇用管理主任者試験対策講座 -
労働条件相談ほっとライン 様
宮岡一男様、小林哲夫様、北村広美様
研修内容:外国人雇用管理主任者
個人の方の声
-
-
社会保険労務士 W・N さん 【合格】
「外国人雇用管理主任者の資格を取得したことで、外国人雇用に関する法的知識がより体系的に整理できました。特に在留資格の実務や労務管理の細かな点まで、クライアント企業に自信を持ってアドバイスできるようになりました。
また、外国人雇用における企業特有の課題も理解が深まり、より実践的な解決策を提案できるようになりました。
-
-
中小製造業人事部担当者 K さん
製造現場での外国人材の採用が増える中、適切な雇用管理の必要性を強く感じていました。この資格を取得したことで、在留資格の基礎知識から実務上の留意点まで、体系的に学ぶことができました。特に良かったのは、外国人社員の受け入れから定着支援まで、一連の流れを把握できたことです。例えば、入社までの進め方や、労働条件の説明方法など、実践的なノウハウを習得できました。
-
-
人材紹介コンサルタント Y・O さん
人材紹介の現場で、企業と外国人材の架け橋となる立場として、この資格取得は非常に有意義でした。在留資格の詳細な知識を得られただけでなく、企業が抱える採用から定着までの課題に対して、より具体的な解決策を提案できるようになりました。
特に、企業の業種や規模に応じた外国人採用戦略の立案や、各種助成金の活用方法、そして採用後のフォローアップまで、総合的なコンサルティングが可能になりました。クライアント企業からの信頼度も高まり、より踏み込んだアドバイスができています。
外国人雇用管理主任者になるためには
外国人雇用管理主任者を名乗るには、試験合格後、外国人雇用センターでの登録が必要となります。
資格の有効期限は3年間で、3年ごとの更新が必要です。
なお、外国人雇用管理主任者試験の受験には、年齢等の受験資格、実務経験は不要です。
LECがおすすめする講座
外国人雇用管理主任者を目指したい方へ、自己研鑽をサポートするカリキュラムを提供します。
\これから外国人雇用管理主任者を目指したい方へ/
よくある質問
- Q1.外国人雇用管理主任者とはどのような資格ですか。
-
外国人雇用管理主任者は、外国人雇用に関する法令・手続き・労務管理の専門知識を証明する資格です。
外国人雇用管理主任者とは、外国人を雇用するにあたっての知識を習得し、企業の外国人雇用をサポートできる人材育成を目的として設立された資格です。外国人を雇用するには、日本人の雇用とは異なる手続きや注意点があります。手続きにミスが発生すると企業側に罰則が与えられることもあり、注意が必要となります。外国人雇用管理主任者の資格を保持する人材がいれば、外国人雇用はスムーズかつ安全に行われます。
- Q2.受験資格・条件はありますか。
-
受験資格に制限はなく、どなたでも受験できます。
ただし、資格登録には試験合格のほか所定の登録手続きが必要です。
- Q3.認定講習の修了試験の難易度を教えてください。
- 講義動画をしっかり視聴受講することで合格できるレベルです。受講期間内であれば、何度でも繰り返し動画視聴や受験が可能ですので、必ず期間内に合格して修了してください。 "難易度に関する結論(目安)を先に示してから詳細を続けることで読者の疑問を即座に解消できる。
- Q4.外国人雇用管理主任者を取得するメリットや活躍フィールド、想定される業務を教えてください。
-
日本人の雇用とは異なる手続きや知識が必要なので、入国管理法、特定技能ビザなどの知識があることによって、外国人雇用をスムーズに進められることです。また、外国人労働者を雇用するにあたっての雇用契約書や就業規則の作成方法を熟知しているで、外国人労働者との日本人同士では起こり得ないトラブル、問題を早期解決・回避できることもメリットの一つです。
外国人雇用管理主任者の学習を通じて得られる知識は、企業側の人事担当者だけでなく、登録支援機関や管理団体といった外国人雇用をサポートする立場の方々や社会保険労務士や行政書士といった士業の方々、企業内の管理職など幅広いフィールドの方々にとって有用です。
- Q5.他にも似たような資格がありますが、違いを教えてください。
-
外国人雇用管理主任者資格は、2024年度から、認定講習での受講で、一般資格が免除されます。また、一般資格もCBTでの受験のため、いつでもどこでも受講可能です。
「外国人雇用管理主任者」の特徴は、外国人雇用に関して、幅広く知識を得ることができることです。
「外国人雇用管理主任者」は外国人雇用に関わる全ての人に有用な資格ですが、特に企業の人事担当者や登録支援機関の支援担当者など、外国人雇用に対して特に深く関わる企業人にとって必要な知識を網羅することができますので、このような方にとって、非常に有用な資格となっております。また、雇用に関する最新制度や採用方法、入管法、労務管理など、分野を横断した総合的に学習できます。
- Q6.外国人雇用管理主任者の資格はどのような場面で活かせますか。
-
外国人雇用に関する様々な場面で活用いただけます。例えば
- 外国人材を雇用する企業の人事労務担当者様は採用から育成までの基礎知識がわかるのでサポートしやすい
- 外国人社員の上司または部下の立場で外国人の協働活躍する方
- ご自身が外国人で外国人の育成・管理をめさず幹部候補
- 教育機関大学・専門学校・日本語学校の講師や学生
- キャリアコンサルタントやコーチなどの専門家
- 人材サービス会社のご担当者
- 監理団体や登録支援機関の担当者
\これから外国人雇用管理主任者を目指したい方へ/


