外国人向け日本でのキャリアスタート講座とは
どのような講座か、
どのような仕事ができるのか?
講座のメリットや魅力をご紹介します。
外国人向け日本でのキャリアスタート講座
講座の魅力

- 初めて日本での就労・生活に必要な知識を網羅的に学べる
- 「入社前・後ガイダンス」では、在留資格、労働契約、給与、日本での生活ルール日本で就労・生活するための基本を体系的に学ぶことができます。さらに、その後の段階的な研修で、ビジネスルール、コンプライアンス、キャリア設計まで、日本で働く上で必要な知識とルールを網羅的かつ段階的に習得できるため、不安なくキャリアをスタートできます。

- 実践的なコミュニケーションスキルとキャリア形成を学べる
- 単なるルール説明に留まらず、「初級編」「中級編」「上級編」を通じて、上司への報告・相談・連絡の仕方、お困りごとの対処法など、日本企業で働く上で実践的なビジネスコミュニケーションスキルを習得できます。また、入社後6ヶ月のタイミングでは、自身のキャリアイメージを描くことで、長期的な視点での定着と活躍を促します。

- 知識のインプットだけでなく理解度を最終確認できる
- 各段階の研修(インプット)に加えて、最後に「問題演習(確認テスト)」のアウトプットの時間が設けられています。これにより、学んだ知識が定着しているかを確実にチェックし、法令やルールに関する認識のズレを防ぐことができます。企業側にとっても、知識の習得度を客観的に把握できるため、コンプライアンス遵守の体制強化につながります。
受講者の声
導入した企業受講者の声
製造業 A社
- ゼロから始める労務管理の不安が解消されました
- 初めての外国人採用で、特に在留資格や就業ルール、生活ルールなど、何から手をつけるべきか全く分かりませんでした。この研修カリキュラムが、入社前・初期・定着期と段階的に必要な知識を網羅してくれたおかげで、『教え忘れ』や『伝え漏れ』の不安がなくなり、人事側の労務リスクに関する不安を大幅に軽減できました。
ホテル業 C社
- 外国人社員への共通認識を持たせる教育の『土台』ができた
- 自社だけで、日本のビジネスマナーや生活のルールを細かく教えるのは非常に難しかったです。この講座を受けてもらったことで、全外国人社員が知っておくべき知識の『土台』ができました。その後のOJTでは、会社独自の業務に集中して指導できるようになり、教育体制が非常にスムーズに立ち上がりました。
参加者の声
ベトナム人 Rさん
- 日本での働き方が明確になり、自信がつきました
- 日本での就職は初めてで不安でしたが、働くルールや生活マナーを正しく学べたので、安心して働ける自信がつきました。特に中級編・上級編で学んだ上司への報告の仕方は、すぐに実践で役立っています。
インドネシア人 Kさん
- キャリアを考えるきっかけと、日本の生活の安定に役立ちました
- 「ただ働くための知識だけでなく、入社6ヶ月の研修で自分のキャリアイメージを具体的に考えるきっかけをもらえたのが大きいです。また、在留資格や日本の生活に関するルールも知れたので、仕事だけでなく日本での安定した生活基盤を整える上で非常に役立ちました。」
ネパール人 Mさん
- 日本の職場でのコミュニケーションの壁がなくなりました
- 日本の職場の『暗黙の了解』や、同僚・上司との適切なコミュニケーションの取り方が分からず、最初は孤立を感じていました。この研修で、報連相の基本など、日本の企業文化に根ざしたルールを具体的に学べたおかげで、自信を持ってチームに溶け込めるようになりました。仕事が円滑に進むようになったことを実感しています。
中国人 Pさん
- 疑問を解決し、トラブルを未然に防げた
- 『こんなこと聞いてもいいのかな?』と迷うような疑問(お困りごとの対処法など)も、この研修で事前に解消できました。最終の問題演習で自分の理解度が確認できたので、ルールを誤解したまま働いてトラブルになるリスクを未然に防げたと思います。心強いサポートだと感じています。
講座の申し込み詳細
外国人向け日本でのキャリアスタート講座(税込)
| 受講形態 | 一般価格 | 講座コード |
|---|---|---|
| WEB+スマホ+音声DL | 10,000円 | XB26045 |
講座カリキュラム
| 科目名称 | 学習内容 | 講義区分 | 講義時間数 (計3.5時間) |
回数 | |
|---|---|---|---|---|---|
| オリエンテーション | 学習のしかた/講座構成の解説 | インプット (知識習得) |
5 | 1回 | |
入社前 ガイダンス編 |
導入編 |
|
インプット (知識習得) |
30 | 1回 |
| 入社後 ガイダンス編 |
初級編① |
|
インプット (知識習得) |
30 | 1回 |
| 初級編② |
|
インプット (知識習得) |
30 | 1回 | |
| 入社後 3ヶ月研修編① |
中級編① |
|
インプット (知識習得) |
30 | 1回 |
| 入社後 3ヶ月研修編② |
中級編② |
|
インプット (知識習得) |
30 | 1回 |
| 入社後 6ヶ月研修編 |
上級編① |
|
インプット (知識習得) |
30 | 1回 |
| 上級編② |
|
インプット (知識習得) |
30 | 1回 | |
| 問題演習 | 確認テスト | ◯×20問 | アウトプット (知識定着) |
ー | 1回 |
登壇講師
瀧 礼江(株式会社ヴィ・エール)
- 保有資格等
- 社会保険労務士、健康経営エキスパートアドバイザー、第二種衛生管理者、日商簿記検定2級
- プロフィール
- 金融、IT、化粧品メーカーなど、多様な業界で20年にわたり人事領域に従事。
- 就職氷河期に女性総合職としてキャリアをスタートし、産休・育児休業を経て管理職も経験。自身の経験から、「人」を企業の要と捉え、社員一人ひとりが能力を発揮し、働き続けられる環境づくりが重要であるという信念を持つ。
- 2024年7月に株式会社ヴィ・エールを設立し、代表取締役に就任。「仕事を通じて人生を豊かに」を経営理念に掲げ、働きやすさと働きがいの両立を支援。
- 人事経験は20年以上。採用から労務管理、人材育成、人事評価、退職まで一気通貫して対応するための仕組みづくりや、制度の策定・運用・改善を得意としている。とちぎ男女共同参画センター、HRカンファレンス2023秋、大学などで登壇実績あり。

受講形態
PC・スマホで気軽に学習できる!
オンライン動画講座
- LECの高機能Eラーニングプラットフォーム「OnlineStudySP」を利用
- PCでもスマホでも学習可能
- 倍速視聴が可能(2倍速まで)
各種機能・詳細についてはOnline Study SPをご確認ください。
注意事項
- ※教材発送はありません。講義・教材(PDF)は、オンラインスタディ上でご覧いただきます。
- ※実施スケジュール・カリキュラムは、事前の予告なく変更する場合があります。
配信期限
- 本講習の配信期間は、申込み日から365日間です。
- 受講期間はお申込日から365日間です。この期間内にすべての動画の受講できなかった場合の解約・返金ならびに受講期間延長は承っておりませんので、あらかじめご了承ください。
よくある質問
- 1. 日本語のレベルはどれくらい必要ですか?
- 本講座は日本の労働ルールやビジネスマナーを理解するための内容です。日常会話レベル以上の日本語力N3以上ある方を推奨しますが、専門用語は分かりやすく解説しますので、日本語レベルN4でも受講できます。
- 2.労働基準法などの難しい法律の知識がなくても大丈夫ですか?
- はい、大丈夫です。法律の専門知識がない方でも理解できるよう、働く上で知っておくべき「権利」と「ルール」に絞り、具体的な事例を交えて分かりやすく解説します。
- 3. 入社から時間が経っている社員でも受講できますか?
- はい、可能です。特に「中級編」「上級編」では、初期のルール確認に加えて、キャリア形成やチームワークなど定着・活躍に必要な内容も含まれるため、入社後数ヶ月の振り返りとしても有効です。
- 4.団体受講を検討したいのですが、特別割引制度などございますでしょうか。
- LECでは、企業様内での集合・オンライン研修や、団体受講による特別割引制度など、貴社の幅広いニーズにお答えいたします。
割引の内容や併用の可否等、企業割引の詳細は法人研修サイトをご確認ください。
法人のお客様への案内
企業研修・法人研修での実施も増えています。
法人様向けの各種サービス(社員研修/団体受講割引/各種セミナー
オリジナルコンテンツ開発/eラーニング)も実施可能です。法人様・企業様での団体申し込みでDVD形態をご希望の場合は、弊社法人事業部(03-5913-6047)までお問合せください。
外国人雇用支援に関するLECの取り組み

わたしたちLECは、社会的使命として「AI時代において倫理と知的創造を担う人財の育成と、人類の持続的な繁栄に貢献する経営管理者の養成」を掲げており、ESD(Education for SustainableDevelopment=持続可能な社会の担い手をはぐくむ教育)活動を通してその実現に取り組んでいます。 急速な少子高齢化とそれに伴う人口減少により国際社会での影響力も低下の一途を辿る日本において、未来に向けた解決にはダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)を浸透させ、社会への主体的な参加者を増やしていくことが重要です。 近年その中心として考えられているのが外国人の迎え入れですが、島国である日本にとって他国・他民族との共生はまだまだ不慣れなものであり、文化や受け入れ意識はもちろん、法整備も追いついていなかったことにより、特に技能実習制度などを巡っては多くの人権侵害や不法就労などの問題が生じていました。 政府や公共団体による見直しも進んではおりますが、企業としては、それに先んじて積極的な行動を起こしていくことが求められています。LECはこの社会的な要望に応えるため、外国人の適切な迎え入れに必要となる外国人雇用に関わる法制度や、日本人・外国人双方に必要となる多文化共生に関わる教育、外国人がより活躍するためのビジネススキル教育、情報交換ネットワークの構築など、特に「人」に対する教育・育成を通して持続的に成長を続けられる社会の実現に寄与していきます。



