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司法制度改革

ヒアリングで審議項目を絞り込む




 今後の審議会の予定は?

「日程的には、年内は月2回のペースで、時間は午後2時から3時間程度で行う予定です」 


◆ ◆ ◆

 当面の議題はどうなりますか?

「第1回審議会の席上、佐藤会長から、はじめに勉強しようというご提案がありました。法律が専門ではない方がメンバーの過半数を占めていますので、まず、なぜ司法制度改革が必要なのかについて共通認識が形成されないと、議論を進めることが難しいのではないかというご趣旨です。様々な方からヒアリングを受けることによって、現在の司法が抱えている問題点を明らかにする。それにより、審議項目を絞り込んでいくということで、委員の意見が一致しました」


◆ ◆ ◆

 ヒアリング対象者の人選はどのように行うのですか?

「第2回審議会におけるヒアリング対象者は会長と会長代理がご相談のうえ、選ぶことになりますが、その後は会長と会長代理が中心になって各委員の意見をとりまとめて人選をすることになると思います。」


◆ ◆ ◆

 審議会の運営事務にあたる審議会事務局はどのような構成になっていますか?

「現在、事務局長以下、14名おります。7月1日に内閣官房内閣内政審議室内に準備室がもうけられて、そのメンバーが実質的に事務局に移行しています。事務局長、参事官3名、参事官補佐が4名、その下に係長クラスが3名、日弁連から主任専門調査員として2名、裁判所から専門調査員として1名です」


◆ ◆ ◆

 事務局の役割と抱負をお聞かせください。

「われわれは完全に補佐役に徹します。仕事は審議会の開催日の設定、委員の方々への連絡調整という庶務的業務であるとか議事録の作成があります。実質的な審議に関係する仕事としては、資料の収集、調査、整理、分析がメインになってくると思います。審議の内容がどうなるかは分からないにしても、法曹三者はもとより、そのほかの機関や専門家のご協力も得て、審議に役立つと思われる資料は前もってどんどん集めていきたいと思っています。審議期間が2年間と、短いですから、委員の方から『こういう資料はないか?』と聞かれたとき、すぐに出せるよう準備を進めるつもりです」

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