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初任給30万円時代の若手人材採用 生成AI人材教育がカギ

2025.8.6

国の賃金アップの取り組みの影響もあり、新卒初任給が30万円に迫る勢いで上昇しています。その大きな理由の一つは、やはり若手人材獲得競争の激化です。特に大企業においては、優秀な人材を確保し、定着させるために、これまで以上に魅力的な職場環境や待遇を整備する必要に迫られています。年々労働人口は減少しており、高齢化が進む現代において、特に若手の人材確保は喫緊の課題です。そのためにも、生成AIパスポート試験の受験サポートなど、時代に合わせた人材育成を強化している企業は魅力的に映ります。本記事では、そういった人材採用面でのメリットを深掘りしていきます。
目次

AI人材育成が若手人材確保につながるのか

若手人材のニーズ


現代の若手は、自身のスキルアップや自己成長への関心が強いと言われています。年功序列型の企業で長く勤め上げるような、じっくり成長していく価値観には合わないことが多いです。そのため、資格取得など目に見える形で成長している実感を与えてあげることが重要となります。さらに、時代に合わせた知識や技術を学びたい傾向が強いため、AI関連の知識や技術の取得支援は若手人材のニーズと合致します。

採用市場での差別化


若手人材の獲得はどの企業にとっても難しい課題です。特に新卒採用となれば獲得競争も激しく、他社との差別化をしっかりアピールしないと十分なエントリーが集まりません。ここで重要なのは、表面的な企業イメージではなく、企業内の実際の制度や仕組みです。就職活動中の学生も、企業が実施している制度や仕組みをしっかりとチェックします。研修が手薄であること、資格取得の奨励がないこと、スキルアップのためのキャリアプランが示されないことなど、人材育成に消極的な企業は選ばれにくいでしょう。生成AIパスポートなど話題の資格に関する研修やe-ラーニングの受講をサポートしている企業は魅力的に見えるはずです。

企業側で具体的に実践すべき取り組みとは


■研修制度の充実

全員共通の研修の実施だけでなく、各自が任意で参加を選べる研修メニューが充実しているとベストです。社内開催や社外での研修、またはオンラインでのe-ラーニングなど、多様な研修制度を用意できることが魅力的に映ります。普段顔を合わせない人材同士が交流を持てる場を作ることも、新しい刺激となり良い影響を与えるでしょう。

■資格取得支援

生成AIパスポートをはじめとした資格の取得支援を実施することです。資格取得支援には、試験の受講費を出すだけでなく、合格後の報奨金や毎月の手当の追加も検討したいところです。また、難易度の高い資格の場合には、受験勉強のサポートとして、教育機関の講座受講の補助や社内講座の開催なども検討すべきです。合格体験記や社内でのキャリアアップの成功事例などを社内報や求人情報などで積極的にアピールすることもお勧めします。

■費用対効果の検討

研修費用そのものもそうですし、資格取得による手当の拡充にはコスト上昇が企業側ではネックとなります。通常は、費用対効果を人件費がどれだけの収益に結び付いたかの側面に着目しがちです。しかし、検討すべきは「何もしないことで失われる収益」があるということです。人材教育・育成にコストをかけず何もしなかったことで、採用できるはずの人材を獲得できないことや、すでに獲得した人材の流出のリスクがあります。これにより人材不足の結果として収益が減少する可能性もあります。「何もしないことで失われる収益」と「コストをかけることで確保できる収益」を比較するといいでしょう。

AI人材育成におススメな生成AIパスポート試験とは


■生成AIパスポート試験の内容

生成AIパスポートは、生成AIを活用する上で不可欠な基礎知識を体系的に学ぶことができる資格です。技術的な側面に加え、倫理や法規制、データプライバシーといった社会的な側面にも触れ、生成AIをビジネスで活用するための実践的な知識を習得できます。最新の生成AI技術のトレンドや、具体的なビジネスへの応用事例なども出題されるため、時代に合わせたAI活用能力の向上につながります。

まとめ


近年では、生成AIパスポート企業向けの研修プログラムも充実しており、企業の人材育成ニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。生成AIパスポートでAI関連の知識を習得することで、AI技術を活用した業務効率化や新規事業開発に貢献できる人材を育成することも可能です。AI人材育成に力を入れることで、人材獲得と維持の両面で効果を発揮し、企業の成長を支えることができるでしょう。
AI人材の育成について、さらに詳しく知りたい点や、具体的な施策についてのご相談があればお気軽にお問合せください。

執筆者情報

黒川 貴弘(くろかわ たかひろ)
株式会社拠り所 代表取締役
株式会社フロントビジョン 取締役
株式会社AtFilm 顧問
LEC東京リーガルマインド講師

大学在学中に中小企業診断士資格に合格。システムエンジニアとして6年間勤務後、2011年に独立起業。IT導入・DX推進プロジェクトを多数行いながら、IT系企業研修、大学講師、資格取得予備校講師を拝命。その他、自社ブランドのキャンプ用品開発・販売やコーヒー豆の焙煎・販売なども手掛けている。

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