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5か年計画の評価の対象

−千葉県における政策評価への取り組みの状況についてお聞かせください。
「千葉県は、県政の総合的な政策プランとして、平成8年度から平成12年度を期間とする『ちば新時代5か年計画』を進めています。これは千葉県として総合的・横断的に取り組むべき32の政策課題を掲げて、それぞれの課題を達成するには、どのような事業を実施すべきかということをまとめた計画です。
 現在、その次を受ける、平成13年から5年間を期間とする新しい総合5か年計画の策定を進めているところで、ようやく大綱を完成させた段階です。
 千葉県では、政策評価の導入の方向性を昨年度末に出しましたが、この新しい5か年計画を本格的な政策評価の対象と位置づけています。  
 県によっては、評価の対象として、定常的な業務を含め、事業全般にわたって俎上に乗せているところもありますが、そのために評価の事務負担がかなり重くなっているケースが少なからず見受けられます。われわれとしては評価そのものを目的化するのではなく、行政サービスをいかに向上させるか、行政の効率化をいかに図っていくかということを導入の目的とするという認識から、施策がきちんと体系づけられた総合5か年計画を中心


として取り組んでいこうと考え、まずそこから始めようと思ったわけです。
 5か年計画の全事業について、事業の必要性、有効性、効率性を検証するとともに、各事業の進捗状況を把握します。各事業は、立案、実施、終了の各段階で、それぞれ事前、中間、事後の評価を実施します。
 本格的な導入としては、事前評価については平成12年度から、中間評価、事後評価については平成13年度から実施します。ただその前段階として、すでに『ちば新時代5か年計画』についても政策評価を実施しています」
 



 
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