佐藤卓也の試験委員の癖などからみる論文出題予想
渋谷駅前本校通学
2024年6月16日(日) 全1回
18:00〜21:00
『これで突破!講師の予想4つの視点』1)科目による傾向の推移から予想する!
この数年、特許・実用新案法は時間があれば解答できるのに、時間が足りないことにより解けないという傾向の問題が顕著です。この手の問題は正直、山当てというよりは短答を深くやり込み、時間をいかに短くかつ正確にできるかがポイントです。
ただ、作問の限界に来ているとことも確かです。時系列的な問題を如何に早く解答するかということがポイントになります。
条約と国内法との関係や侵害権の基本問題は毎年出題されていますので、長文化傾向になっても、ある程度出題範囲を予想することは可能であると考えています。
また、意匠や商標に関しては論点の中で説の対立が問われることがあり、この点はあまり講義では触れないところかもしれません。この講座ではそこにスポットを当てて講義を展開していきます。
2)論点として受験生ならば知っておくべきという観点から予想する!
試験委員の先生方は、この業界の第一人者です。そのため、この業界に入るための最低限の論点や判例の知識を出し、丁寧かつ定説の当てはめができるかを出題してきます。過去の特許法ではインクタンク事件という定番の判例知識を問うてきました。ただそこで、本当に求めているのは結論ももちろんなのですが、問題文に書いた条件を上手に使いこなせるかという点です。
この点で当てはめしやすい判例等が今年も狙われる可能性があります。
3)産業構造審議会での審議の経緯から予想する!産業構造審議会で、審査基準が現在に至るようになった経緯を理解している受験生は少ないかと思います。実際の議論(本年度の改正を念頭に、現在出題出来る範囲内で問うとしたのならば『何をどう書くのか』など)の経緯を負いながら説明していきます。これは従来の講座では全くされなかった事項です。4)商標法の審査基準改訂の判例変遷から予想する!商標法の審査基準の改訂は判例の変遷をみていくことである程度の出題の予想が可能です。変遷の過程で何故議論がなされたか。この辺りは受験生の理解が弱いところでもあり、試験委員が問うてくる可能性があります。
復習用Webフォロー配信期間
2024年6月18(火)〜6月30日(日)
受講料金
受講形態 | 回数 | 受講料(税込) | 講座コード |
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通学(復習webフォロー付) | 全1回 | 8,500円 | MA24742 |
Zoomクラス(復習Webフォロー付) | 全1回 | 9,500円 | MB24758 |
- ※一切の割引制度・各種eクーポン・GO!GO!ポイントの使用はできませんので、予めご了承ください。
お申込み
お申込手続きは、通学クラスはLEC本校窓口のみとなり、生講義実施日までとさせていただきます。