★簿財横断で科目合格★
河村 伸一 さん
会計を体系的に学んでみたい!
受講コース | 簿財横断プレミアムコース |
---|---|
2019年度合格科目 | 財務諸表論 |
ご職業 | 会社員 |
年齢 | 30代 |
税理士を目指した理由
経理の実務経験は10年以上あり、業務の中で経験した分野(主に連結決算)の知識・経験はあるものの、その知識等は偏在している状況でしたので、会計を体系的に学んでみたいと思い、簿記検定をスキップして、最初から税理士試験にチャレンジしてみました。また、部下に対して簿記検定の取得を勧めているにも関わらず、自分自身が会計資格を何も持っていないのも説得力に欠けると思ったことも後押ししました。
LECを選んだきっかけ
富田先生の「おためしWeb受講」の講義、本試験のポイント速報等をWeb(LECのHP、YouTube)で拝見し、話し方が私にとてもマッチしていて楽しく講義が受けられると感じたからです。簿財横断プレミアムコースですと講義数は答練含め100回程度となりますので、講師との相性は重視していました。また、仕事や家庭(家事・子育て)の状況から通学は困難であることから、Webでの受講が前提でしたので、Webをメインに据えているところも材料となりました。
簿財横断で勉強して良かった点
簿記論は当然ですが、財務諸表論も計算を主軸に勉強することになります。確かに、財務諸表論には理論がありますが、近年の理論の記述問題はとても難しく、受験者間で差が生じない状況になっていると考えられますので、結局は計算問題で勝負が決まると思います。また、簿記論のレベルで計算ができれば財務諸表論の計算問題は十分にカバーできますので、一年を通じて簿記論にほとんどの学習時間を投じてきましたが、財務諸表論では目標としていた計算問題で40点程度を確保することができ、無事に合格しました。簿記論は59点で不合格となりましたが、2020年度は上級コースを通じて合格を目指いしたいと思います。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
上述した通り、富田先生の講義がとても面白く、かつ、初学者でもわかりやすく説明してくださるので、楽しく学ぶことができました。また、テキストに記載の論点も試験に出題されそうにない論点はバッサリ切ってくださるので、効率的な学習ができたと思います。講義のスタイルもPowerPointを中心としてアニメーションを活用された説明で、理解が促進されました。
復習や学習方法で工夫したところ
仕事も家庭も両立させながらの受験となりましたので、隙間時間をフル活用しました。通勤時間(片道40m)・昼休み(1h)はもちろん、掃除・洗濯等の家事も音声で講義を聞きながらしていました。講義は毎日受けることで、モチベーションの維持を心掛けました。 学習範囲は膨大ですので、論点に濃淡をつける必要がありますので、直前期前(GW前)までは毎回必ず問われる計算論点(現預金、債権・貸引、有価証券、固定資産、商品売買、退職給付等)を中心に学習をしました。財務諸表論の会計理論は、年明けくらいからスタートして、あまり書かずに何度も読んで(1週間で2回転程度)暗記するようにしました。直前期は、直前講義と答練の復習(3回)を中心に学習をしました。
苦しい時どう乗り切りましたか。
直前期に入る時点(GW後)では、ほとんどの論点でテキストレベルの基本問題が解けるくらいの水準でした。しかしながら、本試験を想定した直前期の答練は、そのレベルでは太刀打ちできないような難度の高い問題に対応していく必要があり(特に簿記論)、簿・財共に得点が全然伸びず、合格することはかなり厳しいと直前期はずっと感じていました。ですが、先ずは富田先生のおっしゃる通りに、具体的には直前・公開・予想答練(計10回分)の3回転と、上述の毎回出題される論点を確実に拾うことを意識し学習に取り組みました。正直最後まで不安な状態でしたので、乗り切ったという実感はありませんでしたが、結果として財務諸表論の合格と簿記論もボーダーライン付近まで伸びていました。
科目合格または税理士資格をどう活かしていきたいですか。
業務に役立てるため、会計科目の学習を通じて体系的な理解をすることを目的としてスタートしていますので、当初の目的はある程度達成することができたかと思います。しかしながら、受験を通じて会計の奥深さを改めて感じ、これからも日々研鑽していかなければということを痛感しております。
これから受験される方へメッセージ
税理士試験は本当に長期にわたる試験であり、資格取得までのモチベーションの維持が重要と思います。ですので、何をすればモチベーションが維持できるかを考えておくことは必要です、例えば、税理士となり活躍・独立している姿を想像する、新しい知識が増えること等が挙げられると思います。私の場合は、富田先生の講義を受講することや、目標に向かって努力することによる充実感により、モチベーションが維持できていました。 私も引続き簿記論の受験生であり、2020年度の合格を目指し頑張りたいと思います。