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合格体験記

片山卓さん

LECで合格しました!

片山卓さん
2007年合格科目
簿記論・財務諸表論
LEC受講講座
パーフェクトコース簿記論・財務諸表論

LECを選んだ理由

 私がLECを選んだのは、過去に司法試験講座を受講したことがありLECに対する愛着が強かったこと、また、金銭的にも余裕が無く、比較的安価で受講できる学校を探していたからです。

LECテキスト・教材を利用しての具体的な学習方法

 私は、簿記知識ゼロからのスタートだったので、会計入門(税理士コースを申込めば無料受講できる基礎講座)から始めました。講義数がそんなに多くないにもかかわらず、丁寧な講義で初学者の私にも十分についていける内容でした。講義の中で先生が簿記の勉強方法として、講義が終わって一度、その3〜5日後に一度、それからさらに7〜10日後に一度、その一ヵ月後に一度の計4回、講義の該当範囲の問題演習をするように言われました。税理士講座が開講する9月までひたすらその作業を繰り返しました。それは単調な作業で、最初はこんな勉強でいいのかと疑問を抱くこともありましたが、税理士講座が開講する頃には、日商簿記2級レベルの仕訳なら問題文を読んだだけで自然と頭に浮かぶくらいにはなりました。

 LECの教材は基本的には、テキスト、個別問題集、総合問題集、理論がある科目については理論テキストで構成されています。

 テキストは初学者にもとても分かりやすく書かれています。とにかく基礎に重点を置いた教材であったと思います。他校や市販の教材には一切手を出さずLECの問題集を、会計入門の時に身につけた勉強法でひたすら解きました。4度連続して正解した問題は以後一切やらず、逆に間違ってばかりの問題は、テキストに立ち戻り、該当箇所を読み込み、その問題は連続正解するまで、何度でも解きなおしました。その作業は直前期が始まるまでの8ヶ月間ずっと繰り返しました。

 直前期からはひたすら答練を繰り返し解きました。個別問題集や総合問題集に比較すると難しかったですが、8ヶ月間の繰り返しの問題演習のおかげで、時間が足りず解ききれないことはありましたが、大抵の問題はその時点の実力で解ける問題ばかりでした。

 繰り返し解くということは、時に無駄なこともあるとは思いますが、解けば解くほど、問題文を読解するスピード、問題を解くスピードが段違いに上がっていきます。頭でそれほど考えなくても機械的に手が勝手に動くようになります。それは、時間が足りない本試験では、とても重要なことだと思います。確かに勉強方法について疑問を抱くことはとても大事なことだと思いますが、初学者にとっては、取捨選択をすることは難しく、始めのうちは盲目的に問題演習を繰り返し、取捨選択ができるようになった頃に、自分の勉強方法とその効果について考えればいいと思います。

 続いて財務諸表論の理論ですが、やはり常日頃から理論テキストを読み込むことが最も効果的な勉強方法であると思います。最初はほとんど理解できないことばかりですが、簿記論、財務諸表論の計算をマスターしていく過程で、いつのまにか理解できるようになっています。

 よく分からないものを読み込むことは苦痛を伴いますが、比較的理解できそうな箇所から順に読み込んでいくことをお勧めします。その作業をすることで、直前期に暗記が格段に楽になります。

 あと、手帳に日ごとのノルマを書き、それをこなせたら、その箇所に横線を引きました。横線で消された項目が手帳に並ぶとやったような気になります。その作業と達成感は日々のモチベーションを維持していくうえでとても大きな役割を果たしてくれたように思います。ただ、ノルマを課し、それを日々こなしていくのは諸刃の剣でして、それをこなせなくなった時には、逆にモチベーションが低下していくことにもなりかねません。したがって、一週間の勉強予定をたてるときには、必ず一日何のノルマも課さない日を作りました。その日に、その週にこなしきれなかったノルマをやって、見事ノルマをこなせた週の日には、たまには息抜きに出掛けました。そういうメリハリも一年間を戦い抜くためには必要なことだと思います。

LECの講義・講師の良かった点

 私は手帳に全ての勉強計画をたてていたこともあり、決まった時間に行われる生講義には合わないと思っていたからビデオブースで受講することにしました。その年の簿記論、財務諸表論の担当は勝又洋先生でした。かゆいところに手が届くきめ細かい講義で、初学者の私にはとてもありがたかったです。今思えば、初学者が簿記論や財務諸表論を嫌いにならないように配慮されていた講義であったように思います。そして、講義時間が余った時には、生徒が本試験までのモチベーションを維持できるように、とても熱い話をしてくださいました。そして、熱く燃えたぎった気持ちで自習室に赴き、その勢いで勉強できました。

 しかし、やはり勉強に手が付かない時期は必ず訪れます。そういう時に助けてくださったのがLECのスタッフの皆様であり、同じような勉強をしていた公認会計士、税理士受験生の友人達でした。スタッフの皆様は仕事が忙しいにもかかわらず、いつ何時でも対応してくれました。LECはそういうアットホームな雰囲気の学校です。

合格発表までの過ごし方

 税理士の合格発表は本試験終了から約4ヶ月。私は、次の科目の勉強を始めました。自信満々の方は二科目、あまり自信が無かった方は一科目を目途に始めるといいと思います。新しい科目に取り組むのは新鮮なはずです。

 私は勉強習慣を維持させたかったこともあり、試験後すぐに始めました。税理士試験は他の試験とは違って官報に載るまでは終わりではないため、合格発表までのモチベーションは維持しやすいと思います。

受講生へのメッセージ

 税理士試験は一回の試験で全てが決する試験ではなく、一科目ずつでも合格していけばいつかは必ず税理士となれる試験です。受験専念型は、2〜3科目ずつ勉強しますので、仕事をされている方が1科目受験なら、1科目に当てる勉強時間は専念型と差は無いと思います。そういった意味では他の資格試験とくらべると社会人に向いた試験だと思います。初学者の私でも、一年で2科目合格することができました。一年間を何とか乗り切れば自信も付きますし、それは翌年にもつながります。

 講義を受けていくうえで、講義に疑問を抱いたり、他校に目移りすることもありましたが、大事なのは自分がどれだけ努力するかだと思います。他校に移ってうまくいったという話は聞いたことがありませんし、LECは非常に費用対効果の高い学校だと思います。

 あとはLECを信じ、講師の先生を信じ、自分も信じて最後まで頑張るだけだと思います。官報に向けてお互い頑張りましょう。