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税理士試験 合格体験記

菅野浩司さん

LECで合格しました!

菅野浩司さん
2007年合格科目
簿記論
LEC受講講座
上級コース簿記論
■受験動機

受験勉強を始めたきっかけは、独立して自分の力で生活したいためでした。二十代のときに経営コンサルタントとして仕事をしていましたが、社会経験の少なさからさまざまな困難が生じ、成果を出し切ることができませんでした。一つの原因として、より専門的な知識と能力が必要と感じて、より専門性の高い税理士の資格を目指しました。また、社会経験を踏むためにも、一般企業で仕事をしながら、知識を仕事に活かすための実践を踏んでいます。

会社では、管理会計を中心として仕事をしていましたが、税理士試験(簿記論、財務諸表論)で学んだ項目については、仕事と相乗効果を生みました。例えば、減価償却やリース会計、減損会計なども役に立ちました。やはり企業活動は生き物です。常に新しい知識を補充しながらでないと成果を出すことはできません。特にここ数年の新会計基準が多く定められ、その分野の学習をしなければ、企業の中で数値管理をすることはできないと思います。また、会社法の制定により、会社法に基づく会社運営のあり方や経理方法は特に重要と感じています。

■勉強と仕事との両立方法

仕事との両立方法は、なんと言ってもLECの講座運営に感謝をしています。LECの受講開始時間は、平日でも夜7時から受講開始の講義があり、他の専門学校に比べて社会人に優しい講座運営をしていると思います。他の専門学校に比べても、講座の内容は十分であると思います。ときどきインターネット等で専門学校の良否についてのコメントがありますが、講座の内容に差はないと思います。特に仕事を持っている受験生としては、自分のライフスタイルを壊すことは、生活の糧をなくすことにつながります。現実的なライフスタイルの中で十分な学習に取り組める環境を作ることが大切だと思います。本年度の試験に当たっては、2科目を受講しましたが、平日の夜間と土曜日の講座をとりましたが、無理なく(とは言っても受験直前は無理をしましたが)すべての講座を欠席することなく参加することができました。

勉強時間の確保は、まず毎日、テキストと問題集を開くことです。一日ぐらい休んでもという気持ちになると、勉強からこころが離れてしまいます。勉強を休む場合は、前もってその日を決めて、その前日は、翌日の分の勉強も消化しておくことが大切です。勉強が遅れていると思うとあせりがでてきます。特に仕事を持っているとその度合いが強くなると思います。最低でも1週間の勉強のスケジュールを定め、それを消化するようにすることが必要と思います。

スケジュールがうまく消化できないときは、有給休暇をとって勉強に当てることもありました。

会社での協力を得る方法については、なかなか難しいかと思いますが、私の場合は、職場で仲のいい方たちには、受験勉強をしていることを話しています。あまり、会社に隠そうとすることで、ストレスがたまる面を回避するためでもあり、また飲み会のお誘いを避けるためでもあります。会社からの協力を得ることは難しいと思いますが、終身雇用制度が崩壊した今日では、職場の仲間の理解は一定程度は見込めるのではないでしょうか。

■勉強計画

年間計画は、講座を選ぶときから始めています。税理士試験を二年から三年ぐらいで合格される方もいらっしゃいますが、五年程度を目安に受験勉強を始めました。もともと簿記論と財務諸表論については、ある程度の知識の下地があったので、初年度から2科目受験をしています。合否の結果もあるとは思いますが、毎年2科目ずつ受験をすることを考えています。本年度は、1月から、上級講座を受けましたが、仕事の繁忙期が4月以降にやってきますので、できるだけ、受講内容を消化するように務めました。また、月例テストは、1ヵ月後に再度解きなおし、理解の定着を図るようにしました。

挑戦1回目では、財務諸表論を合格し、翌年は、簿記論と消費税法を受験しました。挑戦2回目は、どちらも敗退してしまい、受講途中の法人税法をあきらめ、再度簿記論と消費税法を受講しました。簿記論は挑戦1回目でA判定でしたので、2回目の試験は楽勝という気持ちで挑んでしまったことが、敗因だと思います。しかし、本当の試練は、挑戦3回目だったと思います。挑戦2回目で結果が全滅であったことから、モチベーションを保つのに一生懸命でした。モチベーションが低下した原因として、去年できたことは今年もできるし、本試験で同じミスをまた繰り返すのではないかという不安が常に付きまとったことにあります。3年目の試験が終わったときには、気持ちも変わり、なんとしてでも合格するという気持ちに変わりました。3年目の勉強は、本試験であわてないようにすること、自分の力を出し切れるようにしようと心がけています。結果としては、自分の力を出し切れたとはいえない面もありましたが、2年目よりは自分の陥りやすい失敗を少しは回避することができたと思います。受験2年目や3年目の方は、特にここまでやってきたことを信じて、何度でも試験にチャレンジすることが大切だと思います。先生方も税理士試験は、努力すれば合格する試験だとよくおっしゃいますが、本当にそのとおりだと思います。

合格までの谷は、4月から6月くらいにやってくるのではないでしょうか。特に仕事を持っていることからも、モチベーション維持が困難になります。本当は、より多くの時間を割き復習をしたいのですが、必ずしも思うようには時間が取れません。しかし、この時期に少しの時間を見つけて復習をすることによって、7月以降のヤマをつくることができます。社会人の方は、同じような気持ちになると思いますが、谷のときこそが本当の踏ん張りどころと思います。

■お勧め勉強法

LEC講座を受けるにあたっては、予習はしていません。復習のみです。ただし、復習は、講座終了後当日中にすべて問題集を解くようにしていました。「鉄は熱いうちに打て」ではないですが、講座終了後は、問題集に直ぐに取りかかると記憶の減退が遅くなるような気がします。講座の翌日にテキストの内容を再度読み返し、理解を深め、その翌日に再度問題集を解きなおします。今思うと問題集を3回転できた項目は自然に得意項目になったような気がします。

サブノートの作成方法は、頭で理解したことを図示したり、表にしたりしました。絵にすることで理解と記憶の定着につながったような気がします。

外販書籍の利用については、会計法規集の購入のみです。税理士試験を目指しているのですから、会計法規集と税法は常に手元にあるのが当然だという気持ちからです。ただし、その利用もテキストに書かれている内容がどのように表現しているのかを確認する程度で利用しています。なお、仕事中も目を通すことができるように常に携帯していました。他の専門学校のテキストや問題集は、一度も見たこともありません。LECで作成したもので十分だと思います。

■私の敗因分析

失敗してしまった出来事として、本試験を取り上げます。実を言うと試験が終わったときに力を出し切れたのは、1回目の財務諸表論だけです。後は、自分の力をすべて出し切れたと感じていません。本試験は大いに緊張します。問題も落ち着いて読むことができません。今年の消費税法も試験後に計算問題の設問の読み落としに気がつきました。来年の受験に当たっての心構えとして、ラインマーカーの達人になること、反射的に問題が解けるぐらいの習熟度を身につけることです。

■予備校の選び方・活用法

答練に当たっては、受ける前に目指すのは常に百点の気持ちが必要だと思います。そうすると答練も本試験の臨場感を持つことができます。六十点ぐらいでいいでは、なかなか力がつかないと思います。

LECの講師は、本当の教えるプロです。プロ意識のある先生方ばかりですので、講師の説明は素直に聞いて、学習の参考にしています。これからもご教授願います。

■後進へのエール

これから受験する社会人の方は、ともに税理士合格へ向けてのライバルであり友となりますが、仕事と勉強を両立するために一度定めた目標を達成するために最後まであきらめないで試験に挑みましょう。うまくいかない年もありますが、仕事をしていて感じることは、ある程度の年になって税理士試験を受けることは恥かしいことではないと思います。二十代で合格された同僚もいますが、独立開業するために、一般の会社での経験を踏むことが必要と感じて共に働いています。社会人として常に勉強し続けることは、責務であると感じています。税法の勉強をすることで、さまざまな法律を読みこなすベースが作られますし、昨今の会計の国際化や会社法の制定など、常に新しい変化があります。勉強をやめたときは自分に負けたことになるという思いで最後まで勉強を続けて行きましょう。

講師の方々、特に簿記論の香取智宜先生の励ましには、感謝の念が耐えません。勉強へのモチベーションが落ちないように、厳しい言葉で受講生を叱責していただいたり、質問に最後まで答えていただいたり本当に感謝しています。税法の講座にあっても先生方の支援には本当に感謝しています。

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