LECは、税理士試験など、税理士を目指す方を応援します。

[ 1.勉強を始めたきっかけ ]
日常的に行っている仕事は会計に関係のある仕事ではありませんが、将来的に就きたい仕事として経理・財務を希望しており、希望のキャリアプランを実現するためにも資格の取得を考えました。簿記2級まで取得していたため、今後の方向性として会計士と税理士の道を検討しましたが、働きながら資格の取得を目指せるという点で最終的には税理士を選択することにしました。
[ 2.出身学部、出身学科について ]
学生時代の専攻は経済学部、経済学科でした。学生時代から経理や金融の分野に興味があり、大学のゼミでは金融論などを学んでいました。また、経済が実際の社会にどのように関わっていくのかということに興味があり、ファイナンシャルプランナーや簿記3級の資格の勉強を行いました。それらの資格の勉強も、実生活と経済のかかわりについて学ぶ機会として、有意義なものであったと思います。
[ 3.今までの経験で役に立ったこと ]
税理士試験の勉強を行う前に取得していた簿記2級の知識は、実際に簿記論の学習の中で前提知識となり、授業の理解のしやすさにつながりました。また、学生時代にファイナンシャルプランナーの取得を目指して、予備校に週2コマで半年ほど通っていたこともあり、予備校に通うという経験があったこと(10:00〜17:00)は、違和感なく勉強のペースを保つ上で役に立ったと思います。
[ 4.この試験を志した動機 ]
学生時代に簿記の3級を取得していましたが、簿記を自分の強みとしていくためには少なくとも2級以上は必要でないかと考え、2006年2月の取得を目指し簿記2級の勉強を行いました。資格取得の勉強を行う中で簿記への興味も深まり、実際に合格もできたので、更なるステップアップとして、一段上の資格取得の検討を始めました。会計・税務系の最高峰として、公認会計士と税理士の検討を行いましたが、仕事をしながらの資格取得を考えたときに公認会計士の取得は困難と考えたことと、企業の経理等を行う中で税務(法人税等)の知識も重要であると考え、最終的に税理士の取得を志しました。
[ 1.休日の活用法 ]
土曜の午前・午後は予備校の授業の時間帯でした。土曜の夜には、昼間の授業で行った範囲に関する問題集を解くことを行っていました。日曜も基本的には問題集を解く時間に使い、勉強の前半期(4月以前)は月に1度程度の頻度で総合問題や月例確認テストの解き直しを行うようにしていました。
[ 2.勉強時間の確保 ]
以下の時間を最低限確保することを目標にしていました。
平日(通常):帰宅後に30分から〜60分
平日(週に1日):総合問題を解けるように80分程度
土曜日:予備校の授業終了後に自習室で1時間程度、帰宅後に1時間程度
日曜日:2時間〜4時間程度
通勤途中:20分程度
土曜日の予備校での授業終了後にその延長で1時間程度勉強を行う習慣がありました。頭が会計のモードのまま継続してその日の復習を行うことで知識の吸収の度合いが良く、また不明点もその場で講師の先生に聞くことができ確実な理解につながりました。平日については、仕事が遅くなった日についても、簿記の計算問題を1問でも2問でも解くことで、少しでも会計に触れる時間を作ることを心がけていました。
[ 1.過去問を解く時期 ]
私自身が過去問を本格的に解き始めたのは6月以降からです。GWにいったん過去問に挑戦しましたが、総合問題(60分〜70分かかる計算問題)の120分という試験に慣れていないと感じ、予備校の答練で経験を積んでからの方が良いと判断しました。6月頃にはある程度、総合問題への慣れも出てきたため、簿記論で過去3年分、財務諸表論で過去2年分の過去問に取り組みました。ただし、会社法成立の影響もあり、理論等で変更点もかなりあると考えたため、過去問自体の内容はそれほど重視せず、全体的なボリューム、時間配分、難易度(少なくとも手が出ない難しさではないこと及び自信のレベルが過去問を解くレベルに達したことの確認)の確認程度に利用しました。
[ 2.直前期の勉強方法 ]
◆簿記論について
直前期までに、予備校で配布された基本問題集を2回転ほど行い、間違えた範囲の問題と直前期の復習に役立ちそうだと感じたいわゆる良問に印をつけていました。そこで、それらの基本問題集から抜粋した問題の復習と、予備校の答練の解き直しを行いました。1週間に総合問題は3問(答練の問題を使用)解くようにし、問題を解く感覚を忘れないように心がけていました。答練全7回分の問題については、授業時間を含めて最低2回は解くようにしました。
◆財務諸表論について
直前期までは、計算80%、理論20%の比重で勉強を行っていましたが、直前期からは計算60%、理論40%の比重での勉強に変更を行いました。計算に比重を置いた理由としては、理論はあるレベル以上の難問、もしくは苦手論点が本試験ででてしまった場合、手が出なくなってしまう可能性があり点数のブレが大きくなる危険性があると考えたためです。しかし、計算であればやった分だけ点数を安定させることができ、30点以上を確実に取得可能な実力をつけることが可能だと考えました。基本的には1週間に総合問題は2問(答練の問題を使用)解くこと、理論の大問(25分問題)も週に2問は解くことを心がけました。通勤途中などの空き時間は逆に理論の勉強時間に当てていました。
[ 3.初学者がやるべきこと・やってはいけないこと ]
◆やらないほうが良いと思うこと
いきなり総合問題を解くこと。
簿記も財務諸表論も、基本的なテキストの論点が終わるまでは月例確認テストとその復習程度で十分だと思います。基本論点としては、全論点の4分の3(例えば本支店会計や帳簿組織の論点)が授業で終了するくらいかと私は感覚的に考えていました。
過去問に早い段階で手を出すこと。
自分の感覚では5月以降で十分だと思います。それまでは月例確認テスト(LECを利用している場合)を解いて、問題の構造を知る程度で十分だと思います。初学者であれば、6月くらいまでは、一通り挑戦するというレベルに持っていくのが難しいのではないかと思います。自分の経験では、2月頃に試しに挑戦した時には、どう解いてよいかもわからないまま時間が過ぎ、解説を見て理解するのでさえかなり時間を要してしまいました。
多くの問題集に手を出すこと
基本的に授業で配布される問題集を基本の教材とすることで十分だと思います。多くの問題集に手を出すより、同じものを2回繰り返すほうが、知識の定着につながると思います。
[ 4.本試験直前にやるべきこと・やってはいけないこと ]
◆やらないほうが良いと思うこと
新しい問題集に手を出すことは行うべきでないと思います。答練の復習だけでも手一杯で新しい問題に手を出す余裕はないと思います。逆に解けなくてあせったり、知識の虫食い状態を作るよりは、それまでの復習を行い、知識の土台を堅くする方が試験の合格に近づくと思います。
[ 1.予備校講座の予習・復習について ]
基本的な復習に重点を置いていくべきだと思います。簿記1級等のかなりの会計知識の前提がある場合はともかく、初見で論点を理解し予習を行うのは難しいと思います。せっかく予備校に通うのであれば、授業の講義でしっかりした理解を行い、その後の復習に力を入れるほうが効率的だと思います。
[ 2.私の勉強法 ]
会社法の制定により、講義が始まりテキストが配布された後に、新たに学習が必要となる論点もあったため、最新の情報を入手することも重視しました。幸いにも予備校の講師の先生に、会計人コースで会社法関連の特集を行っているなどの情報の提供を行っていただくことができました。基本論点の理解は予備校の教材で行い、最新の会計動向の入手については市販の会計雑誌などの利用も行いました。
[ 3.基本書の読み込み方、書き込み方 ]
基本書(予備校のテキスト)については、授業で論点の扱いが終了した後も定期的(1週間に1テキスト)に通読することを心がけていました。授業で気になった点、テキストで補足したかった点は、余白にどんどん書き込んでいき、会計法規集の該当するページも記入するようにしていました。これにより、後で復習を行う際に会計原則や会社法も読むことになり大いに役に立ちました。本試験で理論の穴埋め等があることを考えると、テキストで習う重要な箇所の会計原則については、何度も読むようにして損はないと思います。
[ 4.最新情報の入手方法・活用方法 ]
他の予備校の全国答練なども受験することで、各予備校が予想している出題範囲の情報も入手するようにしました。財務諸表論の理論についての各予備校の予想などは、抑えておいて損のない情報だと思います。
[ 1.LECを選んだ理由 ]
◆校舎の通いやすさと授業の規模
自宅から通いやすい場所に校舎(水道橋)があり、会社帰りによることも出来る立地であった点が大きいです。また、LECと他の大手予備校を以前に受講したことがありましたが、他の大手予備校では、非常に大人数(80人規模)の講座であり、授業後の質問等も行うのが難しく感じた経験がありました。
[ 2.受講した講座(簿財横断マスターコース) ]
選択した理由としては、簿記論と財務諸表論の2科目を効率的(直前期以外は週に2コマ)に学習することができるコースがあった点が大きいです。実際、仕事をしながら勉強を行うという現状を考えた時に、週に4コマ(2コマ×2)通う時間を捻出するのは非常に困難でした。
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2009年税理士本試験