長谷川 衛 さん
難しい問題を解いて悩むのではなく、自分のレベルにあった問題を完璧にすることを心がけて勉強をしていました。
2015年度合格科目 | 簿記論 |
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ご職業 | 大学生 |
年齢 | 21歳 |
税理士を目指した理由
私は小学生の時から起業をしたいという一つの大きな目標がありました。商業高校に通っていたのですが、そこで知ったのが税理士という職業です。この職業は起業という目標に大きく近づくための職業でありました。最初はそのような印象だけだったのですが、特に取り柄のなかった私が取得した資格の中に「日商簿記2級」がありました。日商簿記2級の取得は、私にとって小さな自信となり、税理士になろうという夢を叶えようとその時決意しました。
LECを選んだきっかけ
LECは大学のプログラムとの提携により選ばせていただきました。やはり魅力的だと感じたのは値段でした。税理士試験においては、簿記と財務諸表の横断講座があり、他の専門学校より講座の受講時間が短く、インプットアウトプットともに効率よく行えるため、とてもよい環境であると感じました。また、web受講などの環境も整っているため、自分のペースにあわせた学習も行えることから、LECを選ばせていただきました。
LEC講座・教材・講師の良かったところ
講座に関しては、コンパクトにまとまっていて、簿財横断講座であったためどちらの教科も効率よく学ぶことができました。分からないことがあれば、講座終了後に気軽に講師に質問できることや、答練の結果に応じて毎回簡単なアドバイスをいただけたので、とても助かりました。答練で好成績を出した時に褒めていただいて、「次も頑張るぞ!」という気持ちになれましたね。講師がよかったため、簿記自体も大好きになりました。
復習や学習方法で工夫したところ
学習方法で工夫したところは、1度失敗したところをもう一度間違えないようにすることです。答練もそうですが、1回目は必ずどこか失敗をするところがあります。その時に、私は「反省ノート」という物を作り失敗したところを毎回メモしておきました。そのメモを読んでから、もう一度その答練を解いてやり直すというのを繰り返していました。反省ノートは寝る前に読むことでもとても効果があります。税理士試験の直前期には1枚のA4用紙に特に自分が不安なところをまとめて書いてました。試験の本当の直前にも見れて役立ちます。
苦しい時どう乗り切りましたか。
自分だけが頑張っているんじゃない、周りも頑張っている。と自分に言い聞かせながら勉強を頑張っていました。苦しい時はたくさんありましたが、そういう時は「もう駄目だ」と思わず、自分を褒めてあげることが大切だと思います。合格後の姿を想像してみると、少しだけやる気が上がりました。本当にやる気が出ない時は、思い切ってぐっすり寝て、次の日に集中してやるという作戦もあります(ただし直前期は駄目です)。
難しい問題を解いて悩むのではなく、自分のレベルにあった問題を完璧にすることを心がけて勉強をしていました。
科目合格または税理士資格をどう活かしていきたいですか。
科目合格も税理士資格の取得も単なる通過点であると感じています。筆記試験と実務は全く違うものですが、自分の持ってる知識を良い方向に活かしていきたいです。簿記論に続き、他の科目も合格し、税理士資格を取得することで税理士事務所を立ち上げたいと考えています。資格勉強はとても大切なことですが、一番大切なのは資格取得後その資格をどう活かして利用するかです。税理士簿記論に合格したから終わり、ではなく税理士簿記論を持っている自分なりに、これからもその能力を公の場で発揮していきたいと思います。
これから受験される方へメッセージ
正直、受験はとても辛く孤独なものです。友人との遊びや飲み会を断り続け、一人で黙々と勉強する日々が続きます。それでも、それを応援してくれる家族や友人、講師の方々がいてくれました。その期待に自分は応えなければいけません。そして、合格した時は周りの方々は自分のことのように祝福してくれました。勉強している時はつらいことばかりですが、合格した時の自分の姿を想像し、自分の目標に向かって頑張ってください。私もこれから受験される方と一緒にこれからも頑張ります!