予備試験

中上級者向け講座

ある程度の学習を経験されてきた方向けの講座です。予備校の入門レベルは学習が終わっている方、旧司法試験の現役受験生、少し前まで受験していた方など、様々な方のニーズにお答えする講座群です。

予備試験には予備試験独自の対策が必要!

反町雄彦
LEC予備試験研究所所長/弁護士/LEC専任講師

予備試験と法科大学院入試とでは合格に必要な知識・能力が大きく異なります。法科大学院の場合、既修者コースで入学しても、2年間は法律漬けの生活を送ることになるので、入試段階では、基本的な知識を持っているか、論理的な思考力があるか、考えていることを分かりやすく文章化できるか、という「基礎体力」を試せば十分です。
これに対して、予備試験は、合格すれば新司法試験の受験資格を得ることができ、法科大学院修了レベルを問う試験となっています。そこには厳然たる違いがあります。
また、新司法試験に向けての対策と予備試験の対策も異なります。
択一試験では問題が共通化するので、同じ対策でよい、と思われるかもしれませんが、それも誤りです。合格に必要な点数が異なるからです。新司法試験の択一試験は各科目の得点が40%以上かつ合計得点が215点以上(満点の6割)であれば合格となります。平成22年度は受験者の7割以上が択一試験を突破しています。過去問を一通り解いて、基本的な問題で出題される知識を押さえておけば十分に合格点には達します。
これに対し、予備試験は旧司法試験の択一試験に近い10%〜20%という合格率になることが予想されます。旧司法試験では憲法・民法・刑法の3科目だけでしたが、予備試験では法律科目が行政法を含む7科目、さらに一般教養が加わるので、幅広く、知識を押さえる必要があります。そして、予備試験では重箱の隅をつつくような知識は出題されないと言われていますので、「1問の取りこぼしも許されない」状況になります。全ての科目で8割程度の得点率をキープする学習法が求められます。これだけレベルが違えば、試験対策にかけるべき時間もおのずから変わってくるという点はご理解いただけると思います。
論文試験でいえば、新司法試験の場合には、受験生の平均レベルの答案をそろえれば合格できます。これに対し、予備試験は1問70分(法律実務基礎科目は90分)という短い時間内で、法律上の論点に対する自分の考えを説得的に論証する力が求められます。しかも、平均レベルの答案ではなく、他の受験生よりも秀でた答案を多くの科目でそろえる必要があります。答案作成のスピードと文章表現の分かりやすさが合格の要素となります。
以上のように、法科大学院入試や新司法試験の対策とは異なる、予備試験に特化した対策が必要となります。LECでは全力で予備試験受験生を応援するための講座をご用意していますので、ぜひ挑戦してください。

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