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SPECIAL INTERVIEW
就職活動における自己アピール力を高め
キャリア形成のいしずえとなるパスポートを 厚生労働省職業能力開発局 能力評価課課長補佐 山本浩司さん
若者たちの就職戦線は厳しさが続いており、失業率も10%近い水準となっています。また、最近の若い人の働き方については、たとえば、「就職しても長続きせず仕事をすぐに辞めてしまう人が多い」、「目的意識の低いままフリーターを続けることにより技術力の高い人材が育ちにくい」といった問題も指摘されています。

一方で企業は即戦力志向を高めており、これまでのように必ずしも学歴の高さばかりではなく、その若者がどういう目標を持ち、何を学び、何を身につけているかを問うようになっています。

そこで厚生労働省は、若者が早くからキャリア目標を持つことができ、持っている職業能力が適正に評価されるような仕組みが必要であると考えました。つまり、若者が社会に通用する能力を身につけようと努力するとき、それを応援する仕組みが用意されなければなりません。そういう思いから、厚生労働省が作ったものが「YES−プログラム」(Youth Employability Support Program) です。

このプログラムは、まず、企業が実際に若者に求める能力について調査を行い、それに基づいて、コミュニケーション能力やビジネスマナーなど多くの企業が若者に求めている能力を「就職基礎能力」と位置付けました。そして、そのための教育を実施できる教育機関の講座や試験を認定し、それらを修了等した若者ご本人に対して、厚生労働大臣名の証明書を発行するという制度です。

現在、厚生労働省は、この新しい制度の普及活動に力を入れており、企業の採用担当の方からは、コミュニケーションなど基礎能力の「客観的な判断材料のひとつとして使える」「努力する姿勢がよく分かる」という期待を寄せる声をいただいています。若者にとってのYES−プログラムのメリットは、就職活動において自己アピール力を高めることだけではありません。目標ができることで能力アップに積極的になったり、講座や試験の勉強を通して自分の新たな可能性を発見するなどキャリア形成の土台になるはずです。

ぜひYES−プログラムをフル活用して、就職に向けたチャンスと可能性を広げ社会に飛び立っていただきたいと思います。




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