資格の難易度が上がるにつれ、有資格者だけの「独占業務」や、専門知識を活かしたコンサルティング業務など、活躍の場は多くなる。資格取得後は、いったん事務所などに勤める人が多いが、すぐに独立開業することも可能だ。まずは入門講座からスタートしてみよう。
| 難易度 AA | 標準学習時間 約12〜24カ月 | 学習費用 約80万円 |
文系の最高峰資格
多彩な人材を大量動員するために2004年にスタートしたのが法科大学院制度。各大学院で約3年間、法律の基礎や実務を履修し、新司法試験を受験する。従来の司法試験は2010年まで実施される。
| 難易度 AA | 標準学習時間 約24〜28カ月 | 学習費用 約50万円 |
会計のスペシャリスト
会計士でないとできないのが監査業務。従来は上場企業が対象だったが、最近では地方公共団体や学校に対しても行われている。税務やコンサルティング業務においても、会計のプロへのニーズは高い。
| 難易度 AA | 標準学習時間 約15〜22カ月 | 学習費用 約70万円 |
試験勉強が仕事に直結
司法書士は不動産や企業の登記業務や、簡易裁判所の訴訟を扱う街の法律家。高齢者の代理人として財産を管理する成年後見業務など、活躍の範囲は年々広がっている。他の資格と比べて独立しやすい。
| 難易度 A | 標準学習時間 約24カ月 | 学習費用 約50万円 |
| 関連資格 2級FP技能士・AFP・CFP®(ファイナンシャルプランナー) | ||
合格者の8割が独立開業
税務代理、税務書類の作成、税務相談という、税に関する3つの独占業務をもっているのが強み。このほか、財務諸表の作成や経営コンサルティングといった会計・法律のエキスパートとしての業務も行う。
| 難易度 AA | 標準学習時間 約7〜24カ月 | 学習費用 約70万円 |
知的財産権のエキスパート
従来の特許権・実用新案権・意匠権・商標権という産業財産権を、特許庁に申請・登録するための手続きの代行業務に加え、クライアントの代理人としてライセンス契約を行うなど、業務領域は広がっている。
| 難易度 A | 標準学習時間 約10〜15カ月 | 学習費用 約24〜35万円 |
国や地方自治体が依頼人
不動産の公正な評価を担う唯一の国家資格。国が依頼主の「地価公示」など、公的機関からの仕事があるため安定した収入が望める。また、不動産の専門知識を活かしたコンサルティングといった仕事も行う。
| 難易度 A | 標準学習時間 約10カ月 | 学習費用 約40万円 |
| 関連資格 司法書士 | ||
いまが独立開業のチャンス
不動産の表示の登記は、調査士の独占業務。土地・家屋の所有者に代わり、登記に必要な調査や測量、申請を行う。2004年に電子登記が導入され、新しい知識や技術が求められている今が参入のチャンス。
