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情報をきちんと理解して、自分の就職活動に有効に役立てる

前頁で、基本的なギモンは解決されましたか?次に、就職に関連したいくつかのデータを見てみましょう。現在の就職状況、採用時に企業が学生に求める素養、内定を多くとっている学生と、内定なしの学生との違いなど、客観的情報を事前に知っておくと、その後の活動への指針となるでしょう。

あくまでも情報に振り回されるのではなく、情報をきちんと理解して、自分の就職活動に有効に役立てたいですね。

内定(就職)率の推移

平成16 年度大学卒業予定者の就職(内定)状況(平成17 年4 月1 日現在)は、左の通り。大学の就職率は93.5%で、前年同期を0.4 ポイント上回る。男女別に見ると、男子は93.3%(前年同期を0.3 ポイント上回る)、女子は93.8%(前年同期を0.6 ポイント上回る)。 就職率は少しずつであるが回復傾向にあると言える。

厚生労働省発表『平成16 年度大学等卒業者就職状況調査(平成17 年4 月1 日現在)について』より
重視される能力とその習熟実感

上の表では、企業が感じた「大学生レベルの人材を採用時に重視する能力」と「その能力の修得されていた度合」を「習熟実感([満足][不満])として表している。
全ての項目について[不満]とする企業が[満足]とする企業を上回る。特に半数以上の企業が重視している能力についてみると、資格取得、行動力・実行力、ビジネスマナーが不満の大きい上位となっている。

厚生労働省発表「『若者の就職能力に関する実態調査』結果」(平成16 年1 月29 日)より
エントリーの状況 エントリー社数

2006 年3 月卒業予定者の第1 回調査(2004 年11 月実施)と第6 回調査(2005年5 月実施)の両方に回答したモニター1,016 人について、第6 回調査時の内定の有無別にグループ分けをし再計算したデータをもとに、両者の違いを検証したい。5 月1 日時点で内定を得ていた「内定あり学生」は514 人、内定を得ていなかった「内定なし学生」は502 人であった。

2004 年11 月時点での「エントリーの状況」は、内定あり学生のほうがエントリー経験率が高く、94.7%と内定なし学生よりも7.2 ポイント多い。「エントリー社数」も、内定あり学生は、内定なし学生よりも4.8 社多い。

選考試験の社数

内定を得ている学生は、エントリー、セミナー・説明会ともに社数が多く、11 月から引き続き活発に行動してきたことがわかる。こうくれば、実際に受けた「選考試験の社数」も、内定あり学生のほうが多いだろうと想像がつく。はたして、筆記・適性・面接・集団討論と、すべての種類の試験で内定あり学生のほうが、内定なし学生よりも社数が上回っている。

出所) (株)ディスコ 「人と採用・7月号」