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2016年度合格
N・Tさんの合格体験記

合格者

N・T さん(41)

止めるも地獄、続けるも地獄
泥沼司法書士試験!
8回目合格の真実!

受験回数 8回
出身大学 早稲田大学 第二文学部
受講講座 2016年精撰答練レギュラー強化パック
2015年実践力PowerUp合格パック
2014年実践力PowerUp合格パック

司法書士を目指した理由

大学、社会人とそれまで法律とは無縁の生活を送っていましたが、次の仕事を探そうと色々な資格・仕事が載っている本を読んでいた時に、司法書士のページの成年後見、債務整理の仕事に目がとまりました。これは面白そうだと思い、司法書士を目指すこととなりました。

LECを選んだ理由

大手の資格予備校であったこと。また、初めて資格説明会に参加した時期に、すぐに生クラスを受講できるのがLECだけであったことが大きな決め手です。当初は他の予備校も回る予定でしたが、説明会の雰囲気などからLECで十分だと思いすぐに講座を申込みました。

新15ヵ月合格コースの感想

とにかくまずは、授業に出続けることが大切です。

カリキュラムの感想

働いている方も受講できるように少し余裕をもって日程が組まれているので、時間に余裕がある方は全日制を取った方が良いと思います。

ブレークスルーテキストの良かった点

今考えると良くできていた。説明が詳しく載っているので、2年目3年目に暗記中心の学習となったときにまた読み返すと良いと思います。

フォローアップ制度の良かった点

当時はWebではなくビデオ補講でした。休んだ日の講義をビデオで見られたので大変ありがたかったです。

パーフェクトローラー講座・実践力PowerUp講座の良かった点

2年目に実践力PowerUp講座、3年目にパーフェクトローラー講座を取ったのですが、自分には実践力PowerUp講座のテキストの作りが合っていました。ここは人によりけりだと思います。改正点が溜まって来てテキストの更新をしたときには再度実践力PowerUp講座を取りました。また、中上級講座を受講したことによって、海野先生、根本先生には受講後も合格に至るまで質問や相談に乗っていただきありがたかったです。

答練の良かった点

答練は2年目から毎年、精撰答練[実力養成編]・[ファイナル編]を取りました。模試も含めて一番実力を押し上げるのに役立ったのは実力養成編でした。中上級者の方は、実力養成編を過去3年分も繰り返しやれば、確実に合格レベルに達すると思います。ただ、合格レベルに達しても確実に合格できるわけではないのがこの試験の本質であり、恐ろしいところです。

模試の学習への役立て方

模試は他の予備校も含めて受けまくりました。ただ、ここで注意して欲しいのが模試を受けても実力は上がらないということです。特に初学者の方が模試を受けまくるのは絶対に止めて下さい。それなら、答練の復習をして下さい。私が模試を受けた理由は、毎週記述を解きたかったこと、本試験の実施日である日曜日に毎週本試験と同じタイムスケジュールで過ごし、日曜日には必ず頭が本試験の頭になるように慣れさせたかったからです。模試は実力維持、本試験への調整のために受けていました。

併行学習の仕方について

5年目に宅建士、6年目に行政書士を取りました。注意して欲しいのは行政書士試験です。行政書士はしっかり勉強しないと受かりません。行政書士の勉強をしている間は司法書士の勉強は出来ませんので基準点以上取れている方でないとお勧めできません。

8発合格だからこそ見えた、司法書士試験の本当の姿〜みなさんにお伝えしたいこと〜

合格までに8回もかかったとなると、ちゃんと勉強していなかったのではないかと思う方も多いと思います。特に1、2回で短期合格した方や、これから勉強を始めようとする方はそう思われると思います。
私がいわゆる戦えるレベル(合格の可能性が見えているレベル)に達したのは4回目の受験のときで、午前29午後29記述が30点でした。しかし振り返ればそこが折り返し地点。そこからさらに倍の8回かかりました。
5回目はまさかの午前基準点割れ、午後31記述45点(自己採点厳しめ)でした。5回目の受験はまさに受験生としての旬を迎え、万全を期しての受験でしたが、午前の基準点28に対して私が取った点数は25。この年の模試・答練を通じて最低の成績でした。自己採点をして25問と出たときは血の気が引き、何が起きたのか分かりませんでした。後に細かい分析をして、何とか幾つかの原因には辿り着きましたが、模試・答練で常時30問前後をとっていた私にとって、まさに落とし穴にはまった気分でした。
6回目は後半4回の中で一番ケアレスミスが多く出てしまった年でした。総合点に7点足らず。ミスの内訳は「カラスは白い!」と言ってしまったようなどうしようもないミスが2問、ありふれた見落としが1問でした。なぜカラスは白い!と言ってしまったのか、どうしてあのとき脳の回路がそうつながってしまったのか、いまだに分かりません。
7回目は同じく基準点以上合格点未満で0.5点足らず。ここまで来ると自分の実力は高止まりの状態でした。2、3点多く取れて合格していてもおかしくなかったですし、2、3点足らずで特にネタにもならない惜しい不合格になっていてもおかしくありませんでした。5回目の受験で山場を迎え、6回目は泣きの一回、7回目も再度泣きの一回の受験でした。模試では3年くらいずっと合格判定。しかし本試験では午前・午後・記述の内、いずれかの出来が良くても他方がイマイチと、なかなか3つ揃いません。だからと言ってここまで来ていて止めるのも、そう簡単には決断出来ません。しかしまた、もう疲れてしまっているのも事実でした。心の奥底には解消することのできない疲労がヘドロのように蓄積していました。4回目、5回目の本試験後のように、次へ向けて燃えるような闘志も湧いてきません。また秋から勉強を再開し、答練を受け、4月以降は目いっぱい勉強し、本試験へ向けて感覚を高めてゆく。この一連の流れをもう1回やるのはもうしんどいなと感じていました。しかし今更、人生の方向転換も難しい。もともと諦めの悪い私は、環境にも恵まれ、結局8回目の受験をすることに決めました。

そうして迎えた8回目の今年は、10点余りで合格。しかし記述は基準点+3点とぎりぎりで、薄氷の勝利といっても過言ではありませんでした。まさかの基準点割れ、ケアレスミス、0.5点落ちと、私が司法書士試験の酸いも甘いも、というか酸いも酸いも経験することとなってしまった理由、それは合格確実なレベルまで実力を上げることが出来なかったからです。今年でさえ、決して合格確実なレベルではありませんでした。そしてこのことこそがこの試験の核心をついているのです。今年の筆記試験合格者659人の内、私はたった10点のプラスで真ん中の約300位でした。つまりほとんどの人が合格点を少し上回った程度の点数しか取れていないということです。実力的に言って合格する可能性が50〜60%の人が運良く合格してゆく。あえて言いますが、運良く合格してゆくのです。そして逆に、合格する可能性が80〜100%というレベルに達している人は合格者の中でもほんの一握りなのです。合格する可能性が80〜100%レベルの達することができる人は、よっぽど頭の良い人か、100人に1人くらいの意志の強さ、自己管理能力の持ち主だけです。私の知る限りで、中卒で1年、京大で4年、早稲田で8年、そしてまた、東大で1年。合格するには頭の良さよりも、徹底する力、こちらの方が大きいようです。先に運良く合格してゆくと言いましたが、当然ながら運良く合格できるレベルに達するには相当の勉強をしなければなりません。その上でのほんの上澄みの運が必要なのです。

点数が全然取れていない人は、とにかく勉強して下さい。他の人と比べて間違いなく勉強時間が足りていないです。逆に言えば勉強時間だけの問題です。そしてそこそこのレベルに達している人はとにかく目標を高く設定してください。私は最後の年、模試は毎回240点を目標にしていました。それで達成できたのは半分くらいでした。そんなの無理だという人も、今よりも一段目標を高く設定してください。私はそこが出来ていませんでした。240点を目指さなければ220点も取れません。1位を目指さなければ2位にも3位にもなれないのです。長期の人はぶっちぎりで、短期の人も合格ラインより一つ高く、合格点ぎりぎりを目指すのではなく、自分の受験回数に恥じない点数を取るぞと考えて下さい。

結局私は、受験回数に恥じる成績しか取れませんでした。自分としては全く納得いっていません。合格を取り消して、来年もう一回受けようかと思ったくらいでした。特に記述は大失敗。私は午後は択一、不動産、商業とオーソドックスなパターンで解いてゆくのですが、今年の商業登記を解き始めたのは3時40分からでした。それでも1欄さえ書ければ何とかなる1欄さえ書ければ何とかなると自分に言い聞かせながら1欄を書き切り、何とか商業で9点をもぎ取り合格することが出来ました。記述の基準点突破はこれで3年連続となりましたが、今年が一番点数が悪いです。しかし実力は、間違いなく今年が一番ありました。だからこそ、絶望的な3時40分からでも、ぎりぎりゴール出来たのだと思います。それは正に、8回目だからこその底力だったのかもしれません。
もちろん、普通に合格するにはそんな底力はいりません(笑)是非、皆さんには、順当に勉強し、旬の時期に合格して、合格の喜びを最大限に享受して頂きたいと思っています。

これから司法書士試験合格を目指す方へのアドバイス

司法書士試験は、本当に厳しい試験です。短期にしろ長期にしろ、最終的に受かるのは絶対に合格すると強い意志を持っている人、合格する以外に選択肢がないような人だけです。そのためには初めが肝心。独学よりはLECの初級講座を断然おすすめします。そして勉強を開始したらとにかく徹底してやって下さい。1年目が一番差がつきます。勉強量についても取り組む姿勢についても。そして、1年目の過ごし方が、その後の受験生活を大きく左右します。

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