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2014年度合格
T・Mさんの合格体験記

合格者

T・M さん(34)短期合格

六転び七起き

受験回数 7回
最終学歴 専門学校ビーマックス行政専攻課
受講講座 2008年新全日制本科講座
2009年実践力PowerUp合格ライトパック
2010年直前レギュラーパック
2012年パーフェクトローラー合格ライトパック
2013年公開模擬試験パック
2014年全国スーパー公開模擬試験

はじめに

私は受験歴も長く、成績もパッとしませんでした。合格した今年も他の合格者と比べるとイマイチだと思います。実際、初めて択一の基準点を突破できたのは5年目にしてようやくです。それも午後試験のみです。午前・午後ともに基準点を突破できたのは6年目が初めてでした。皆さんの中には、択一の基準点ラインは1年目や2年目で突破したという方もいらっしゃると思います。4年目で合格した私の友人は「1年目と4年目の点数はそれほど変わらなかった。」と話していました。 従って、短期合格者を目指す方や上位合格を目指す方にとってはあまり私の話は参考にならないと思います。しかし、私と同様になかなか得点が伸びない方や受験歴が長い方が読んで頂けると、何かの参考になるかもしれません。

司法書士を目指した理由・きっかけ

私の名前は法律に由来しており、小さい頃から法律家というものに対し漠然と興味はあったのですが、高校卒業後は小学生からの夢であった公務員になるため専門学校に進み、20歳で公務員試験に合格しました。しばらくして祖父が亡くなり、父が相続登記をすることになったのですが、最初は父自ら登記をしようとしたものの、あまりにも難しいため、結局司法書士に頼んでしてもらったらしく、大変苦労したことを聞きました。その後、前職を一身上の都合で退職することになり、そのときに以前父から聞かされた話を思い出し、それなら法律家を目指してみようと思ったのがきっかけでした。

LECを選んだ理由、および講座を選んだ理由

一念発起して司法書士を目指したものの、まったく法律の知識もなかった私に独学という概念があるはずもなく、予備校を探していたところ、書店に置いてあった司法書士のパンフレットが目にとまりました。いくつかの予備校のパンフレットがあったのですが、その中で私がいる岡山で当時通学できる予備校はLECだけでした。

初学者向け講座〜新全日制本科講座

そして初学者向け講座もいくつかあったのですが、少しでも早く合格したかった私は『新全日制本科講座』を選びました。そのカリキュラムは「新15ヵ月合格コース」の1.5倍の回数のインプットを年内(4月〜12月)に完了し、年明けからは、アウトプット中心の学習で実践力に磨きをかけて本試験に臨むものです。
講義は週3日(月・水・金)午前・午後1コマずつあり、それ以外の日は自習室で復習をするというスケジュールでしたが、前日に受けた講義範囲のテキストを読み、過去問を解くだけで精一杯でした。年明けからは、過去問だけで合格できるという言葉を信じて過去問中心に学習しましたが、半年前にやった内容もほぼ忘れてしまっていて、ただ過去問を解き進めるという状態でした。つまり過去問の解答を覚えてしまっているだけで、内容を理解していなかったのです。
いま思えば早期合格を目指す余り、自分の実力に見合わない講座を選んでいたように思います。

学習経験者向け講座①〜実践力PowerUp講座

2年目は、内容を理解していないことを痛感したため、『実践力PowerUp講座』を受講しました。この講座はテキストの質・内容とも充実しており、本試験の問題もテキストにほぼ全て掲載されているといっても過言ではないものです。また担当の海野講師も詳細にわたって分かりやすく解説してくださいました。講義も週3日各1コマで、復習をする時間も充分とれるので、余裕をもって過ごすことができます。
ただ、過去問だけで合格できるという言葉を信じて疑わなかった私は、過去問を使ってアウトプットに偏りすぎた勉強になってしまっていて、アウトプットから基本書や論点整理などインプットへの派生・深化ができていなかったのです。
3年目・4年目は、過去の反省を踏まえインプット中心の勉強へ転換。新しい講座はとらず、実践力PowerUp講座のテキストを繰り返し読み込む方法をとりました。おかげでテキストの内容を理解することができるようになり、マイナー論点の理由付けまで理解できるようになりました。しかし今度は、読めばわかるけど、演習になると間違うという状態に。つまり、知識が増えたばかりでうろ覚えの状態で、知識が定着していなかったのです。

学習経験者向け講座②〜パーフェクトローラー講座

私の場合、4年目から5年目へ向けての時期が合格への転換期となりました。4回目の試験に落ちた直後自分の勉強を改めて見つめ直し、ある程度の知識はもっているのに、習得してきた知識が定着していないことにようやく気づいたのです。そこで予備校で相談したところ、パーフェクトローラー講座を薦められました。後日、パーフェクトローラー講座の体験視聴したところテキストの受講の手引きのある言葉をみて、ドキッとしました。そこに書かれていた言葉は、「受験勉強とは、できないことを、できるようにする作業である」というものでした。つまり、『みんなができることを、間違えないようにする』ということです。それまでの私は、受験勉強は未出の論点などを含め自分が知らないことも勉強するものだと思っていたからです。パーフェクトローラー講座はテキストの見出しだけで、いままで自分が悩んでいたことに対して答えを出してくれたように思えました。
パーフェクトローラー講座について特筆すべき点は、まずそのテキストです。テキストは、ほぼ図表形式でコンパクトにまとまっていました。そして、テキストのいろいろな部分に『暗記マーク』があり、その部分は考えるよりも暗記することで知識の定着を図ることができます。また、暗記することで論点がすぐに出てくるようになり、演習の際の時間短縮にもつながります。
そして何よりも最大の魅力は、担当講師の根本先生の授業にあると思っています。それまで根本先生の授業を受けたことはなかったのですが、正直言って熱いばかりで嫌いなタイプだと思っていました。しかし、いざ授業を受けてみると、個人的に目から鱗の連続でした。そして、「本質」を「小芝居」で受講生に訴えるその授業は強烈に頭に残りました。ただ、その小芝居のような授業の中にも所々に宝石の原石ような言葉が散りばめられているようでした。
また、授業のスケジュールも少し変わっていて、週3日(火、木、土)各1コマずつですが、毎週土曜日に民法を行い、火・木曜日は他の科目を行うというものです。そのことによって民法が長い間放置されることがなくなり、記憶の定着が長期間にわたって図れます。

LECの答練・公開模試について

皆さんは答練や公開模試を単に勉強方法や知識の確認方法として活用していないでしょうか。それではもったいないと私は思います。私は模試だけでなく、答練も本試験の練習だと思って取り組んでいました。
例えば、午後科目の答練であれば、11時30分頃から食事をとり、12時40分からはテキストは見ない、そして13時から(自習室で)問題を解くというように常に本試験と同じスケジュールで取り組んでいました。ですから、公開模試の午前科目を受けた後に解説が配られても見たことはありません。本試験では、そんなものが配られることはないからです。また、決まって同じような席で受講する人もいましたが、本試験ではどの場所で受けることになるかはわからないのに、何の意味があるのか不思議でなりませんでした。

これから司法書士試験合格を目指す方へ

私のように単に知識を増やすだけでは、得点は伸び悩む事態に陥ります。それでいて、何となく勉強したぞ!という気分は生じます。これによって、不合格のスパイラルへ突入し、受験が長期化するのかもしれません。
ある先生は以下のようにおっしゃっています。「短期合格の原理は、次の2つを実践することである。①試験に出ることだけを反復練習する。②それ以外のことは一切やらない。長期合格者には②が欠けている。」
②を徹底することは、非常に勇気がいることです。皆さんは実践できているでしょうか。私もそのことに気がついたのは5年目でした。「時間は有限であって、合格するためには余計なことをする暇はない。試験に出るところだけを徹底的に深め、余計なことはしない。」という覚悟が必要です。
そしてそのためにも、講座の選択と勉強方法は、本当に大事だと思います。いま自分に足りないのは何なのか?よくよく不合格になった原因を検証し、説明会や無料体験を利用し、予備校のスタッフの方に相談するなど、よく吟味したほうがいいと思います。
最後に、司法書士試験は超がつく難関試験です。人生を賭けた一世一代の大勝負と言えます。従って、断固たる覚悟が必要となります。本気で合格したいなら、合格するためにいまの自分に何が足りないのかを考え、自分を犠牲にし、日々継続して勉強すれば、合格は可能だと思います。皆様の合格を心から願っています。
最後になりますが、私が好きな言葉でこの体験記を結びたいと思います。
「社会や会社にコントロールされる人生から、自分自身が自身の人生をコントロールする人生に変える。それができるのが司法書士の資格である」

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