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司法書士を目指すまでは、本当にどこにでもいるただの大学生でした。平日の昼間は大学で講義を受け、講義が終わると友達と学内のカフェで時間を潰し、夜になるとアルバイトに行くという日々でした。週末もただ友達と遊びに出かけるかアルバイトに行くかという日々でした。その時はまだ何かの国家試験を受けようなどとは考えてはおらず、ただただ卒業までの4年間は就職までの暇つぶし程度にしか思っていませんでした。今思うと本当に時間の無駄遣いをしている状態でした。
このように数多くのアルバイトを経験し、アルバイト先の社員さんを見て「大学を卒業したら自分も働くんだな。組織の一部分になるんだな」と思っていました。それと同時に「本当に会社勤めで自分のやりたい仕事ができるのだろうか、もし自分のやりたいような仕事ができないとしたら卒業してからの40年というのは大変だろうな」とも感じていました。そんな中、大学の同じゼミに所属していた友人が司法試験の勉強をしていました。その友人は、将来は会社等の組織に属するのではなく、自分の事務所を持って仕事がしたいと言っていました。そんな話を聞くうちに「会社に入らずに生きていける選択肢を持っておくことは絶対に今後の人生を好転させるであろう」と感じるようになりました。そして様々な職業を調べていて、司法書士という職業に出会いました。自分はあまり争い事が好きではないので弁護士になるより司法書士の方が向いているだろうと思ったのです。
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しかし、司法書士になるためには難関である司法書士試験に合格しないといけません。いろいろ調べているうちにこの試験はなかなか独学では合格できないと思い、受験指導機関を利用することにしました。大手の受験指導機関がいくつかあり、どこに行こうかと考えた結果、LEC東京リーガルマインドに決めました。なぜLECに決めたかと言うと、それは圧倒的な合格実績です。LECは以前から司法書士試験対策の講座を設けており、非常に伝統のある受験指導校です。比較検討していた受験指導校の中には、司法書士試験用の講座を始めてまだ数年というところもありました。そのような受験指導校とLECを比較してみると明らかに合格実績が違うのです。それは数字として結果に出ているのでその違いは一目瞭然です。そういうわけでLECに通うことに決めました。
受験指導機関を選ぶ上で重要なのは合格実績だけではなく、どのような講師がいるのかも重要です。LECを含めいろいろな受験指導機関の公開講座に出席しましたが、自分に一番あっているのはLECの先生でした。その先生はとても話し上手で私は話しにのめりこんでしまい、「この先生の講義なら一年間受けていても苦痛ではないだろう」と思いました。司法書士試験で求められる知識量は半端なものではなく、初学者向けの講座が1年以上続きます。1年以上も講義を受けるのだから講師との相性は本当に重要だと思います。1回の講義が約3時間ですから講師の話に夢中になることができなければ3時間という時間はとても苦痛ですし、ましてそれが1年以上続くとなれば最後まで講義を受けないまま挫折してしまう可能性が大いにあります。なので、これから勉強を始められるみなさんも自分と相性の合う講師を探してみてください。
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そして、私はLECと大学との両立が可能な新15ヵ月合格コースに決めました。基本的に平日の夜に講義があるので、大学との両立ができるだろうと思ったのです。自分のような学生が多いのであろうと思っていましたが、実際に通ってみると社会人の方が非常に多いことに驚きました。平日の夜に講義があるとしても大学との両立は結構ハードなものでしたが、仕事をしながらLECに通っている社会人の方を見ていると自分も負けてはいられないと思い、かなり刺激を受けました。やはり社会人の方は学生とは違って時間がない中で真剣に勉強なさっていました。それを見ていると自分もこのくらい本気にならなければいけないのだと感じたのです。このような刺激を受けたという点で新15ヵ月合格コースを選んで本当によかったと思いました。
カリキュラムは、インプットとアウトプットがよいバランスで組まれています。知識というのは頭の中にあるだけではダメで、解答用紙にその知識を出せないと知識がないのと一緒です。ですからインプットに偏りすぎてもダメですし、アウトプットに偏りすぎてもダメです。新15ヵ月合格コースは、基本的に週3回インプットの講義があり、その講義の進度に合わせて答案練習会(以下答練)が組み込まれているため、それまでやったことを無理なく自然に復習できるようになっています。そして、答練がインプットの進度に合わせて用意されていると、すぐに自分の弱点を発見し、すぐにそこを埋めるという作業が可能になります。インプット講義がすべて終わった後に答練を受けるのもよいのですが、それでは弱点の発見が遅れてしまいます。新15ヵ月合格コースではその心配はないですし、直前期には総まとめ用の答練も用意されているので、万全の状態で本試験に臨むことができます。
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| 使用するテキスト『ブレークスルー』は復習時に役に立つようにできています。単元ごとに体系的にすべての知識が網羅されています。その量は非常に膨大ですが、テキストの欄外に知識の重要ランクが記入されていて、その重要ランクが高いものからやっていけばいいようにできています。また所々に図表があるので、それを使って知識を整理することができます。一目でその単元の知識を確認できるという点で、この図表は必ず役に立つものです。直前期には、分からない箇所があれあればブレークスルーの該当箇所を読み直し、そして多少知識があやふやであるところはブレークスルーの図表で知識を確認することができます。このテキストの中で私が一番気に入っていたところは、「推論対策」が細かに記載されていることです。近年の本試験の問題というのはただ単に知識の有無を聞いてくるものだけではなく、学説等をいくつか提示してその学説によるとどのような結論になるかといったことを聞いてくる問題が目立ちます。このような問題はただ知識があるだけでは対処することができず、きちんとした思考プロセスで問題に取り組めるような能力を身に付けなければいけません。ブレークスルーではあらかじめ推論問題として出題される可能性の高いテーマを推論対策として判例や学説の対立などを細かに記載しています。その推論対策できちんと判例や学説の考え方を学べば、本試験の推論問題にも十分に対応できる力を身に付けることができるでしょう。推論問題は近年ますます重要になってきており、これらの問題に対処できる力があるかどうかということは、合否の分かれ目といってもいいと思います。
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そして、このブレークスルーを使って実際に講義をしてくれる講師がどのような講師なのかは非常に重要です。私が受験指導校を選択する際によい講師がいるというのがLECを選んだ理由の一つであるということは既に述べましたが、ここでは私自身どのような講師がよい講師であると思っているのかを述べたいと思います。まず重要なのはきちんと情報のランク分けをしてくれるかどうかだと思います。ブレークスルーは非常に分厚くて隅から隅までを頭の中に入れることはできません。ですので、講師が講義の中でどの部分が試験に狙われるかを明確に示す必要があります。私がお世話になった先生はどの部分がAランクでどの部分がBランクなのかということまで事細かに教えて下さいました。そのおかげで情報に埋もれずにすんだというわけです。
また、いろいろな具体例をあげて説明してくれるかどうかということも重要です。司法書士試験の勉強を始めて初めて法律に触れたという受講生は数多くいるでしょうし、たとえ法学部生であっても専門的な話をいきなり専門用語で説明されては困ってしまいます。そこで講師は我々受講生がなじみのあるような具体例をあげる必要があります。これが非常に上手な先生の講義というのは非常に分かりやすいものです。そして、これらの力を備えた講師がLECには多くいると思います。これから司法書士試験の勉強を始められる方はこれらの事を参考に講師選びをしてください。
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よい講師がいてよいテキストがあっても、自分が勉強しないことには合格することはできません。LECでは勉強する本人を強力にバックアップしてくれるための制度を用意してくれています。私が一番利用したのは無料自習室です。自習室には様々な資格試験の勉強をしている受験生が集まっていて、みなさん必死に勉強しています。こういう姿を見て自分ももっと勉強すべきなのだと感じることができ、よい刺激を受けることができます。
また、カセットダビング制度もよく利用しました。用事があって講義を欠席した時に、講義が録音されているカセットを高速ダビング機でダビングすることができます。私はこの制度を主に復習時に利用しました。講義で難しい単元をやって、よく理解できなかった場合にもう一度講義を聴き直したのです。
アドバイザー制度もよく利用しました。週に1回程度ですが、既に実務で活躍されている先生が質問に答えてくれるのです。講師には質問待ちの列ができているのでゆっくり質問できませんので、このアドバイザー制度は本当によく利用しました。勉強以外の実務の話を聞いたりしていると本当にやる気がでてきます。LECでは様々なフォローアップ制度を用意してくれているので、LECに通うのであればこれらの制度を利用しなければ損だと思います。また、受験指導校を選ぶ際にどのようなフォローアップ制度が用意されているのかをしっかりと見ておくべきでしょう。
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私は現在も大学生ですが、次は学生中に合格したことを通じて、学生の身分で勉強することで辛かった点や、逆によかった点などを述べたいと思います。まず、大学生活と司法書士試験の勉強の両立の仕方ですが、私は昼間に大学に行き、夜にLECで勉強をするという日々でした。私が受講したクラスは夜に講義があるため大学との両立というのはさほど難しくありませんでした。しかし、決して楽だというわけでもなく、辛かったこともあります。学生というのはほとんどみなが遊んでいるのに、なぜ自分はこの勉強をしなければいけないのだろうと思ったことは多々あります。自分で勉強しようと思って勉強したのですからそんなことを言うのは筋違いだとは思いますが、そう感じることがあるのは事実です。また、周囲が就職活動を終えていく中で自分は合格できるのかどうかも分からない試験を受けるというのも辛かったです。周囲はたった数ヵ月の就職活動で内定をもらい、進路が決まるのに対して、司法書士試験を突破するためには何年も勉強しなければいけませんし、またそれでも合格するという保障はどこにもありません。新卒を逃してしまえば就職もしにくくなるのですから、かなりのリスクがあるというのは事実です。
しかし、学生時代から勉強してよかったと思う点もあります。合格した今となっては、自分の選択肢が増えたと感じられます。周囲は卒業したら民間企業に勤めるという選択肢しかないのに対して、自分は法律家として生きていくことができますし、あるいはこの資格を武器に企業に入ることもできます。21歳という若さで民間企業以外の選択肢を選べるというのはとても価値のあることだと思います。私は就職活動は一切せず、受験に専念してきたわけですが、この試験の勉強をしていて本当によかったと思います。この試験に在学中に合格しようと思うと普通のキャンパスライフというのは諦めなければいけません。しかし、この試験に合格することはそれ以上の価値があると思います。
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これから司法書士試験の合格を目指す方へのアドバイスとして、決して中途半端に勉強しないで下さい。中途半端にやっていたらこの試験には合格できません。ほかの事をある程度犠牲にしないといけません。中途半端では、合格もしないし、犠牲にしてきたことも思いっきりできないということになってしまいます。一生懸命合格だけを考え日々勉強に打ち込めるよう心がけて下さい。一歩一歩着実に最後の最後まで頑張れば合格できると思います。まじめにコツコツやれば合格することは不可能なことではありません。
最後になりましたが、この場を借りてLECの先生方、事務のみなさまにお礼を言いたいと思います。
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