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第1回「最後の最後まで諦めずに」
奥村 奈都美さん
受験回数/2回
司法書士を目指した理由
大学2年の終わり、真剣に将来について考え始める人が徐々に増え、自分も何か資格を取るなら大学3年から勉強するのがいいだろうと思い、真剣に将来のことを考え始めるようになりました。法学部に在籍しており、法律をもっと深く勉強していきたいと思っていたので、将来も法律の知識を生かせる仕事に就きたいと思っていました。

また、独立でき年齢に関係なく続けられる仕事がしたいと思いました。そういう条件で探した結果、司法書士試験に出会いました。周りには司法試験を目指す人が多くいる中、司法書士を選だのは、司法試験よりも短期間で資格を取得でき、弁護士より身近な法律家であることに魅力を感じたからです。そこで、大学の3年の終わりから、予備校探しを始めました。
LECを選んだ理由
まず、パンフレットを入手し講義を体験しました。講師との相性は重要であると思い、受けてみたい講師の講義を一度を受け比較してみることにしました。LECでは樋口先生の講義を受け、この先生の講義なら途中で挫折せず最後まで受けられると思いました。法学部といっても司法書士試験に適した講義があるわけでもないし、重点とする部分が異なるため、既に学んだ民法も含めて新15ヵ月合格コースを受講することにしました。

また、LECを選んだもう1つの理由は『ブレークスルー』というテキストが気に入ったからです。学説・判例・先例などが分かりやすくまとめられており、初めて勉強する科目でも勉強しやすいと思いました。
新15ヵ月合格コース<春生>
年内は、週2〜3日の講義と余裕ある日程でしたが、年明けからは科目も増え、復習するので手一杯になりました。大学でも勉強していた民法・会社法のブレークスルーを年内に読み込まなかったので、のちのち、この2科目は年内にほぼ完璧にしておくべきだったと後悔しました。年明けからはマイナー科目の授業も始まり覚えることが一気に増え、民法・会社法を中心に勉強することがきつくなりました。書式に関しては、体系書式講座【基礎演習編】しか含まれていなかったため、物足り無さを感じましたが、余裕が無くなるのは困ると思ったので、他の講座は受講しませんでした。

1年目は、どのように勉強を進めていいか全く分からなかったため、パックになっている新15ヵ月合格コースはよかったと思います。ただ、年明けからは、精撰答練【基礎力完成編】と体系書式講座【基礎演習編】が始まり、講義回数が週4〜5回となり、大学の授業と合わせるとかなり忙しくなり、3月までは講義についていくことで精一杯になりました。ただ、どんなに忙しくなっても、スケジュール通りに講義・答練を必ず受けることにしました。一度休むと、のちのち追いつくのが大変だからです。4月からは答練だけになり、勉強不足の範囲を徹底的に勉強したりと自分のペースに合わせて勉強する余裕ができ、今までの分を挽回してから本試験に臨むことができました。

そして、1回目の本試験は、択一は合格基準点に達したものの、書式の点数が少し足りなかったため、2年目は書式に重点を置くことに決めました。

2年目は、改正のあった会社法と商業登記法の実践力Power Up講座を科目別受講し、体系書式講座【演習編】、的中書式演習講座、精撰答練【実力養成編】【ファイナル編】なども受けました。特に、的中書式演習講座は難易度もちょうどよく、記載量が多い問題も出題され、いい特訓になりました。2006年度の書式問題は記載量が多かったのですが、的中書式演習講座の成果でうまい具合に時間配分することができました。また、会社法・商業登記法以外の科目にも改正があり不安を感じたので、根本先生の改正法パーフェクト講座を受けました。会社法・商業登記法の最新情報も手に入り、他の科目も改正点がピンポイントでまとめられていたので、今までの知識にプラスするだけでよく役立ちました。
ブレークスルー
テキストの『ブレークスルー』は見やすく、詳しい記載があり、情報量も多く、読み込むだけでもかなりの知識が身に付きました。不動産登記法・商業登記法はどこに何が書いているか分かるほど読み込みました。民法・会社法は大学の講義で学んでいたのでそこまで読み込まず、過去問集の『合格ゾーン』中心の勉強でした。しかし、民法は学説や判例についても詳しく、かつ、見やすく書かれており、復習時にぱっと見るときに役立ちました。ブレークスルーと合格ゾーンを繰り返し、答練で実践力を身に付け、答練で間違ったところをブレークスルーで確認、ブレークスルーに書かれていない知識は書き込み、ブレークスルーを読み返せば、情報が集約されているという状態にしました。このように、ブレークスルー・合格ゾーン・六法の3つで勉強するというスタイルを崩しませんでした。
学生生活との両立
民法・会社法・刑法・憲法は大学でも学ぶので、その知識を司法書士試験に生かし、反対にLECで学んだことを大学の試験に生かすこともできたので、両立が大変だとは思いませんでした。ただ、大学の試験期間中も講義を欠席したくなかったので、講義の復習に加え司法書士試験とは関係ない勉強をしなければならず、専業受験生だったらと思うこともありました。しかし、講義を休まず連続して受講したことにより、理解も早く知識の定着にもつながったと思います。

2年目は、大学の単位を取得し終わったので、ほぼ専業受験生並みに勉強に時間を割くことができました。2年目の本試験3ヵ月前ぐらいから、朝8時半には大学の自習室へ行き、18時半〜21時ごろまで自習室で勉強するという生活を送っていました。専業受験生になると、今までより時間があるので、ついつい余裕のあるスケジュールを立ててしまうこともあり、気を引き締めることが度々必要になりました。

1年目は、大学の講義もまだ残っており、司法書士試験だけでなかった分、生活のリズムが保たれていたと思いますが、専業受験生になると、勉強時間は十分あるけれど、逆に勉強だけの生活になってしまうので、うまい具合に自分で休息時間をとらないと煮詰まってしまうこともあり、どちらがいいとは言い切れないと2年間勉強して思いました。どちらにしても、司法書士になりたいという強い気持ちがあれば乗り越えられると思います。
これから司法書士を目指す方へ
司法書士試験は覚えることも多く難しい試験です。2年間の勉強を通して、モチベーションを持続することが重要と強く感じました。大学4年になると就職先が決まっていく友達が増え、自分の将来について不安になることが度々ありました。しかし、自分で選んだ道を最後まで諦めずに突き進もうと何度も思い直し、勉強に専念しました。ただ、合格することを信じて。

合格を勝ち取るには、様々なことを我慢しなければなりません。そのためには、司法書士になりたいという強い意志を常に持ち続ける必要があります。その強い意志を維持することは、ただ勉強するだけよりも難しいことにも思えました。でも、自分は合格するということをただ信じるのみだと思います。皆さんも最後の最後まで諦めないで下さい。努力は必ず報われます。

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