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私が司法書士という資格の存在を知ったのは24歳の時でした。大学を卒業して1年後に結婚した私にはキャリアが無かったので、仕事をするためには何か資格を取った方が将来的にも良いだろうと考えて、いろいろ調べているうちに司法書士という資格を知りました。法律にも興味があったし、専門家として女性が活躍しやすそうな職業であったことも魅力的でした。また合格体験記などを読んでいる内に難関な資格試験ではあるけれども、初心者でも1・2回の受験で合格している人がいることを知り、私にも出来るだろうと軽い気持ちで司法書士を目指すことに決めました。勉強を始めたときにあったのは漠然としたあこがれでした。
勉強を始めてから、実際に実務をしている先生からお話を聞く機会などがあり、司法書士が登記以外にも社会の様々な場面で活躍できることを知って、私が考えていたよりも難しそうな仕事だけれど、それだけやり甲斐がある職業であることがわかり、司法書士になりたいという気持ちが固まっていきました。
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全く法律知識の無い私が短期合格を果たすためには、独学では無理だと考え、はじめから予備校の講座を受けようと考えていました。数ある講座の中でLECの新15ヵ月合格コースを選択したきっかけは、担当講師の先生が札幌に来たときのガイダンスに参加して、直接お話を聞いたことでした。その先生が「自分でノートを作る必要はありません。教材は全て準備するのでついて来てくれるだけでいいです。」とおっしゃったことが、初心者の私でも大丈夫かなという安心感につながり、最終的にこの講座を受けようと決めた理由でした。また欠席した場合のフォロー制度がしっかりしていたことと、主婦の私でも通える午前中の講座であったことも大きかったです。
実際の講義も法律の基礎知識から始まり、初心者の私もすんなりと法律の世界に入ることが出来ました。講師の先生は早口でしたが、わかりやすい言葉で説明してくれたので、とても聞きやすかったです。ブレークスルーと先生のレジュメに必要なことはほとんど書いてあり、合格までに主要4科目のテキストはブレークスルーだけで十分でした。またこのことは予想していなかったのですが、ブレークスルーはとても表が多く、文章よりも表でまとめてある方が好きな私には合っていました。直前期には必要な表だけを抜き出して、繰り返し憶えました。
私の講義の受け方は、自分だけが読める字でかまわないので、先生が話した内容は板書の空欄などに極力全部メモしておいて、講義後に板書と自分のメモをテキストやレジュメに書き込んでいくという方法でした。この方法だと、流れが分かり、講義をテープに録音して聞き直すことはしなくてもすみました。どうしても理解できないところは受付でテープを借りてその部分だけを聞き直しました。
でも15ヵ月コースも後半になってくると、内容が難しくなり、教室で聞く講義では全てをメモすることが難しくなってきたので、初めからスケジュールに合わせてテープを借りて、テープを止めたり、巻き戻したりしながら1人で自習室で聞きました。ビデオの画面が無くても、全く問題ありませんでした。テープで聞くと、いったんメモしないで直接テキストやレジュメに書き込めるので、時間の節約になりました。また、ものすごく早口な先生の講義を受けたときにも、速度を遅くして聞くことができたので便利でした。
レジュメは講義前にあらかじめコピーしておいて、書き込みをしたものを切り張りしてテキストの該当箇所に挟み込んでいきました。ブレークスルーに情報を一元化させる事で、あれこれと見なくてはいけない手間を省く事ができました。
予習はせず、講義を受けたその日のうちに上記の作業をし、授業範囲を一読した後、指定された合格ゾーンの問題を終わらせることを目標にして復習しました。「自分でノートを作らなくてもよい」という講師の先生の言葉を信じて、自分で独自にまとめることはしませんでした。
2年目は苦手だったマイナー科目と横断整理の講義を受け、過去問を完璧に憶えることを目標に過去問中心に勉強していきました。
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私はテキストを読んで覚えるよりも、問題を解いて覚えるタイプだったので、ひたすら過去問と答練の問題を繰り返しました。特に2年目は1ヵ月半に1回のサイクルで全科目22年分の過去問を解くことを目標に計画を立てました。過去問を解いた回数は1年目3回、2年目5回くらいでした。受講した答練は3回やり直しました。また直前期の4月からは、間違えた問題の要点をノートに書き留めて、間違いノートを作り何度も見直しました。これは書式の問題を解いた場合にも作りましたが、大変有効で、間違いが劇的に減りました。
過去問を解く上で注意したことは、選択肢ごとに正誤を確認して解説も丁寧に読むこと、解けなかった選択肢には鉛筆でチェックマークを付けること、解いた日付を記入すること、分からない問題はテキストで調べて、解説欄にテキストのページ数を書いておくこと、条文が出てきたら六法で確認することでした。また他の問題と混乱しやすい選択肢を発見したときは、その選択肢のページ数を相互に書き込んでおきました。
分からなかったり理由付けが間違っていた選択肢にチェックをつけたことは、自分の覚えていない苦手な問題をはっきりさせるために、とても有効でした。合格ゾーンを始めて1、2回目はほとんどすべてが分からないので、チェックも全てについていましたが、3回、4回と繰り返す内に同じ選択肢ばかりにチェックがついていきました。月曜日から金曜日までは全ての選択肢を解き、土曜日にはその週に間違えた選択肢だけをもう一度解くことで、苦手な問題の克服ができました。また答練や本試験の前にはたくさんチェックのついた選択肢だけを重点的に復習する事で、最後の仕上げが出来ました。
日付を記入したことはその問題をいつ解いたかをはっきりさせて、特に2年目は1ヵ月半に1回のサイクルで過去問を回すのに役立ちました。またテストで調べた場合はテキストのページ数を記入しておくことによって、次に解いた時にまた分からない場合にすぐに該当の箇所を開けられるので、時間の節約になりました。
科目別に特に気を付けたことは、民法はできる限り毎日勉強するようにしました。過去問を解いた回数も民法は他の科目より2回多く、試験のメイン科目である民法を得点源にすることができました。不動産登記法では書式と関連づけながら問題を解き、答練に出題されている選択肢を発見したときは「書式有り・体型書式1回目」のように書き込んでおきました。またその問題の書式が思い出せないときは、過去問の解説欄に簡単に書式を書き込んでおきました。商法・商業登記法では横断問題が多いので、表を活用して比較しながら覚えました。商法は改正が多いので、特に条文を丁寧に読みました。答練は必ず出席して時間配分の訓練をしました。答練の復習も過去問と同じやり方でしたが、特に改正法関連の問題に注意しました。
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書式は過去問ではなく、問題集と答練を中心に同じものを3回から4回繰り返し解きました。直前期の4月より前は不動産登記法と商業登記法を1日おきに、4月以降は両方毎日1問ずつ解きました。書くときには原則的に答案として必要のない部分も全部書き、慣れてきたら時間節約のために略字を使いました。解説を読んでも分からないところはテキストに戻って確認しました。日付とテキストのページ数を記入することは択一と同じでした。
答練は必ず出席して、決められた時間内に合格点をもらえる答案を作成する訓練をしました。また私は最後まで書式が苦手だったので、苦手意識を克服するために、難しいと評判だった的中書式を受けました。的中書式は確かに難しい問題だったのですが、書式に自信がついただけでなく、択一対策にもなったので、大変役に立ちました。
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私は今から考えると本当に何も知らないまま勉強を初め、しばらくしてから専業受験生の多さ、合格の困難さを知り、焦ってアルバイトをやめたりしていました。これから司法書士を目指される方には、まずしっかり下調べをした後に、覚悟を持って挑戦されることをおすすめします。
漠然と短期合格を目指していた私が「このままではやばい」と感じ、一日中勉強するようになったのは、精撰答練基礎力完成編の始まった1年目の10月くらいからでした。それでも2回の受験で合格することができた原因は、1回目の受験から本気で合格を目指して勉強したことが大きかったと思います。絶対に1回で合格しようと思って1年目の秋からは1日7時間くらい、直前期には9時間くらいものすごく緊張しながら集中して勉強しました。1回目では無理だとあきらめていたら、直前期のあの鬼気迫るような緊張感はでてこなかったと思います。結果的には不合格でしたが、直前の3ヵ月間は、その前の6ヵ月間以上の勉強量であったと思います。また合格をねらって本気で勉強していると、不合格だとものすごく悔しいので、来年は絶対に合格してやるという強い動機付けにもなります。本気で勉強していなかったら、不合格でも当然なのであまり悔しくなかったのではないかと思います。これから受験する方は、ぜひ本気で一発合格を目指して勉強してみてください。運良く合格するかもしれないし、もし不合格でも得るものは大きいです。
司法書士試験は大変きつい試験です。覚えることはたくさんあるのに、覚えた端から忘れていくし、細かい字を読むので視力も低下し、肩こりにもなりまたした。合格率も低いのでいつも不安で、毎日「大丈夫、大丈夫」と自分を励ましながら勉強する日々でした。でも勉強すればその分だけ自分に結果が返ってくる試験であり、特別な才能とかが無くても、毎日こつこつがんばった人が合格できる試験です。これから合格を目指す皆さんも、自分を信じてあきらめずにがんばってください。
最後に理解し支えてくれた主人、見守っていてくれた家族、励ましてくれた友人達、またいつも的確なアドバイスをくれたアドバイザーのお二人、お世話になったたくさんの方々に心から感謝いたします。
これから司法書士試験合格を目指す方々のご健闘を心よりお祈りいたします。
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2005年度司法書士試験合格者の28%が女性であり、女性にも大変人気のある資格です。司法書士の仕事は、高い専門性が認められているので、性別に関係なく活躍することができます。
司法書士の仕事は何枚もの書類を管理し、細かい数字や表現に気を配らなければならないため女性に向いているといえるでしょう。また、独立開業ができるので育児と仕事の両立ができるという点などが女性に人気の理由です。
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