| 中小企業診断士を知ったきっかけ・受験したきっかけとはどのようなことだったのでしょうか? |
| 明確な競争力を持つビジネスマンとしての自己確立のために受験を決意。 |
私が中小企業診断士の資格制度を知ったのは、もう20年前になります。当時勤務していたベンチャー企業の上司から「経営や事業の仕組みを知るために、中小企業診断士の資格を取得してはどうか」と勧められ、その存在を知りました。しかし、その頃は事業の拡大期であったことから、目前の業務や喫緊の知識の習得に忙殺され、受験のきっかけをつかむことが出来ませんでした。
その後、現在の食品小売企業に転職し、新規事業開発、経営企画、更にはIPO、といった業務に携わり、相応のキャリアを形成して参りました。しかし、経験を重ねただけのビジネススキルに対し、常に満たされないものを感じ続けており、ビジネススキルの体系化と補完を図り、明確な競争力を有するビジネスマンとして自己を確立したいとの気持ちを強く持つようになりました。
このような願望に対しMBAの取得も考えましたが、MBAの取得にはクリアしなければならない制約が多く、現在の環境でもチャレンジでき、尚且つMBAに相当するスキルの獲得が可能な資格として中小企業診断士試験があることを思い起こし、受験を決意するに至りました。
![]() Webサイトアンケート「診断士への羅針盤」2005年1月調べ →アンケートバックナンバー |
| 多くの資格学校の中からLECを選んでいただいたのはどういった理由からでしょうか? |
| クオリティの高さと、丁寧で親身な対応でLECを選びました。 |
私は、先に述べたように新規事業開発や経営企画に関わる業務を経験してきたことから、1次試験の対象となる知識についてはそれなりに身についているものと自己評価し、1次試験はほぼ独学で臨みました。平成17年度の1次試験を受験し、幸い1回で合格することが出来ました。しかし、この間2次試験に関しては全く準備しておらず、1次試験終了後初めて2次試験の勉強に着手するという、今考えてみれば大変無謀な態度で2次試験に臨むこととなったのです。
独学の悲しさで、2次試験の勉強に着手して初めて、2次試験の持つ奥深さと難解さ、並びに独学では2次試験合格は覚束ないとの現実を知ることとなり、結果として不合格であったことは言うまでもありません。この無謀な経験の中で唯一、公開模擬試験を受けたのがLECでした。
数ある受験機関の中からLECを選んだのは、試験実施時期が最も遅く、準備不足の私にちょうどよかったからです。この時、LECから渡された解答解説、並びにDVDが実に簡潔明瞭でわかり易く、大変満足のいく内容のものでありました。平成18年度の試験を再受験するに当り、今回は当然のことながらスクール活用を考え、いくつかのスクールの説明を受けに行きましたが、結局LECの対応が1番丁寧で親身であり、前年模擬試験のクオリティの高さとも併せてLECが最良であると判断した次第です。
![]() Webサイトアンケート「診断士への羅針盤」2006年3月調べ →アンケートバックナンバー |
| どのような学習スタイルを取られたのか教えていただけますか?DVD通信講座のメリット、LECを選んで良かった点などを教えて下さい。 |
| 1.生活スタイルに合った学習方法で、DVD通信講座のメリットを大活用。 |
私の場合、通勤の関係から通学は無理でしたし、平成18年度は2次試験一本に注力したかったことから、「2次試験対策フルパック」のDVD通信講座を受講することとなりました。
学習スタイルは、休日に自宅でDVDによる講義を受け、普段の日は専らテキストと事例問題に取り組むというパターンです。通勤時間に片道2時間かかることから、普段の日の学習は完全に行き帰りの電車の中のみであり、帰宅後に学習することはありませんでした。
DVDによる通信教育は初体験でしたが、想像以上に臨場感があり、教室での受講とのギャップは感じませんでした。むしろ、眠くなったり、集中できない場合には中断してコンディションが回復してから改めて受講したり、よく聞き取れなかった部分を再度確認したりと、DVD講座のもつメリットを最大限活用できたように思います。
| 2.LECの講義は、自分自身のスキルアップに確実につながるものでした。 |
私がこの試験を受験する最大の動機は自身のスキルアップであり、その意味でLECの講義は、申し分のない内容でした。つまり、ただ試験に合格するためのテクニックや知識だけではなく、幅広い視点から、診断士として必要な素養や現実の中小企業で起こり得る問題点を論じながらの講義であり、ビジネススキルの向上を実感できるような内容であったのです。もちろん、試験対策として効率的で合理的な解答方法も盛り込まれており、その方法論が効果的であったことは言うまでもありません。
又、講師の方々も個性的で、講義に飽きることがありませんでしたし、何より熱血漢が多かったことも私には好感が持てました。
| 3.LECの完成度の高いテキストで無駄なエネルギー浪費を回避できました。 |
更に、インプット学習の面から見て特筆すべきは配布されるレジュメ・テキストにあると思います。平成17年2次試験の敗因のひとつとして、「2次試験に必要な1次知識の絞込み」がうまくいかず、不要な知識の獲得にエネルギーを浪費した点があると自覚していました。これに対し、LECのレジュメに記載さている1次知識はビックリするほど少なく、しかし漏れなく網羅されており、復習に要する時間を最少化し、2次解法の思考育成に時間を配分することが出来ました。2次解法のフレームワークや、思考方法に関する記述も極めて単純化、合理化されており、反復して学習することにより短時間で確実に習得できたと思います。
このようにインプット学習を効率的に進められたおかげで、アウトプット学習としての答案練習に学習時間を傾斜的に配分することができました。答案練習は、採点結果に基く復習を行った後、再度チャレンジして自己採点を反復することで理解を深めました。この答案練習の反復が私の2次試験学習の中心であったと言えます。
| LEC中小企業診断士講座テキスト「レッセフェール」は、診断士試験で合格するために必要な知識が、十分に盛り込まれた内容となっております。またテキストの構成についても、受講生にとって使いやすい工夫が数多くされておりますので、テキスト「レッセフェール」のみで効率よく、中小企業診断士の学習を進められます。 →テキストレッセフェールの理由 |
![]() |
![]() Webサイトアンケート「診断士への羅針盤」2005年9月調べ →アンケートバックナンバー |
| LECのツールの活用方法を教えてください。 |
| さまざまな学習ツールを工夫をして持ち運んでいました。 |
私の平日の学習は100%電車の中でした。したがって、平日の学習ツールは電車の中でも対応できるように縮小コピーしたりして、極力B5のバインダーにまとめて収納できるように工夫しました。
1次試験の学習では、[1]テキストの読み込み、[2]重要語句や理論の抽出によるサブノートの作成、[3]過去問を中心とした問題集の取組みとサブノート記載事項の暗記、を各科目ごとに行いました。
又、2次試験では、[1]DVD学習、[2]レジュメによる復習、[3]過去問と答案練習、[4]3の復習、[5]同時進行で、「1次知識のまとめ」、「知識Brush Up」、「戦略基本フレームワーク」、「財務会計計算道場」の反復学習、をLECのカリキュラムに合わせて行いました。サブノートに関しては問題を解いてから真に必要なものだけに絞込み、作成作業に工数が割かれるリスクを回避しました。
「財務・会計計算道場」は、1次試験向け、2次試験向けという問題のくくりでなく、論点ごとに問題をまとめています。問題の難易度は高めに設定していますので、「財務・会計」の各テーマ学習がひと通り済んだ後に、理解度や応用力を確認する最適な問題集となっております。 |
![]() |
| 1週間・1ヵ月・1年間の勉強方法、直前1週間の過ごし方を教えてください。 |
| エクセルを使った進捗管理が客観的な評価に役立ちました。 |
1週間の学習時間として、平日は電車の中で2時間、休日は自宅で6時間から8時間、計20時間を目指しました。平日は、問題集、重要語句の暗記、計算問題を中心とし、休日にDVD学習、答案練習、ノートの作成、不明箇所の調査等を行いました。特に2次試験では財務事例は確実に得点したかったので、財務の問題のみ毎日30分必ず取り組むようにしております。このパターンを繰り返し、1ヶ月経過した時点で進捗状況をチェックした後、未達成部分の補完を盛り込んだ月間計画を作成して次月に臨みました。
1次試験は、平成16年8月から学習を始め、1ヶ月に大体1科目の習得を目指し、5月の段階で全科目を一巡して本試験までは各科目の復習を反復しました。2次試験は平成18年2月から学習に取組み、8月でLECのカリキュラムが終了したので、残りの期間は過去問と答案練習を何度も繰り返しました。
学習項目と時間は毎日エクセルのデータに記録し、週間、月間、年間で進捗状況を管理しました。この方法は、客観的な評価、管理に有用であると共に、自信や励みにもつながり効果的であったと思います。直前1週間は、学習よりも体調管理や集中力を高めることに留意し、十分な睡眠、適度な運動、バランスのとれた食事の確保に努めました。
| 苦手科目の克服方法を教えてください。 |
| 基本的な問題に取り組み、徐々にレベルアップすることで克服した。 |
私の弱点は、1次試験では生産管理と経営情報システムであり、2次試験では事例IIIの生産事例でした。
克服方法として、[1]重要語句や理論を抽出し、繰り返し暗記する、[2]基本的な問題を反復する、[3]悲観的に考えて深入りせず、確実に点のとれる科目でリカヴァーすることを考える、以上を基本方針としました。
生産管理や経営情報システムの語句、理論は馴染みがない人間にとっては記憶しづらいのですが、重要な部分を繰り返し覚えることで、徐々に頭に入ってきます。全てを完璧に覚えようとせず、基本的な部分が記憶できた時点で、インプット学習よりアウトプット学習に注力するようにしました。ごく基本的な問題にまず取り組み、徐々にレベルアップし、最後は過去問や事例問題を反復することで問題に親しみ、弱点科目を克服できたように思います。
![]() Webサイトアンケート「診断士への羅針盤」2005年10月調べ →アンケートバックナンバー |
| 最後に、診断士を目指す方にメッセージをお願いします。 |
| 強い意志と毎日の学習を続けて、合格を勝ち得て下さい! |
私はおよそ2年にわたって、診断士の勉強を続けたわけですが、最終的に合格できた要因は2つあると考えています。1つは、診断士スキルの獲得に対する強い意志を持っていたこと、もう1つはあきらめずに毎日欠かさず学習したことです。
診断士試験の魅力のひとつとして、学習途上で既に現実のビジネスの場に役立つ知識や理論が習得できる点があります。範囲が広く、難易度の高い学習内容ではありますが、実際のビジネスや診断の現場をイメージしながら進めることで、モチベーションを高め、学習に楽しさを与えることができると思います。そうすれば、長きにわたる試験勉強もあきらめずに継続できるのではないでしょうか。試験合格後の実務補習における私の班には、何年もかかって合格した方が数名いらっしゃいました。その方々が嬉々として厳しい実務補習に臨む姿を見た時、何年かかっても、合格したこの方々は勝者であるし、あきらめてしまった方は敗者である、と深く感じた次第です。