| 中小企業診断士を知ったきっかけや、目指した理由とはどのようなことだったのでしょうか? |
| 社会人となるにあたり、幅広い知識を体系的に学習するため |
中小企業診断士を受験しようと思ったきっかけは、大学4年生のときに大学で学んだことを整理して、就職した際にその知識を活かそうと思ったからです。
もともと、漠然と「経営」という分野に興味があったとともに、中小企業診断士試験は経済からマーケティング、生産、財務、情報などの幅広い知識を体系的に学習するので社会人としてこれから活躍していく上で絶対に損はないと思い、学習する決意を固めました。
勉強を進めていくと初めて聞く言葉や考え方などいくつものハードルがありましたが、勉強を進めていけばいくほど、新しい知識を吸収することができるので楽しい勉強になっていきました。
![]() Webサイトアンケート「診断士への羅針盤」2005年1月調べ →アンケートバックナンバー |
| 多くの資格学校の中からLECを選んでいただいたのはどういった理由からでしょうか? |
| 各校舎の立地のよさとWebサイトのコンテンツが充実していたため |
職場・自宅とも近い場所に校舎があるので、書籍の購入・自習室の利用などの面で非常に便利であったことが挙げられます。また各受験機関のホームページにて、いろいろ情報収集をした際に、LECのWebサイト(レッセフェール)が一番内容が充実していたということでもLECを選びました。
特に、1次試験・2次試験に沿った“フォローアップページ”や“2次合格答案再現座談会”など受験生にとって便利な情報がタイムリーに提供されている点などが非常に役立ちました。
| LECの活用方法を教えてください。 |
| ゼミ形式で生徒間の横のレクチャーも得られた |
片野先生の2次実践ゼミナールでは6名程度のグループとなってディスカッションを行って他の人の意見を聞いたり勉強方法を学んだりと、講師と生徒の縦のレクチャーだけでなく、生徒間の横のレクチャーも得られたことが非常に良かったです。
また、テキストの内容も充実していたとともに、講義後に行わる“コンピテンシーテスト”が自分の能力を測るよいバロメータになっていたように思います。この“コンピテンシーテスト”はグループ間で回覧して他の人が考える視点を吸収したり、優秀答案を参考にして表現方法を学んだりして何度も解答を作成することで、「論理的に考えて出題者に伝わる文章を書く」最高のトレーニングになったと感じています。
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| どのような学習方法を取られたのか教えていただけますか? |
| 3つのことを意識して学習に取り組んだ |
8月の1次試験を見据えて、知識・理論のインプットももちろん重要なのですが、2年前の1次試験に合格できたこともあって、問題集や模擬試験を活用したアウトプットをできるだけ多くやるようにしました。
できない問題はもちろんのこと、わかっている問題であっても選択肢1つ1つについてなぜ○なのか、×なのかといった所まで深く学習し、そこから知識の整理をすることができました。
直前1ヶ月は、模擬試験の復習中心の日々でした。過去問題に勝るとも劣らない模擬試験を何度も何度も繰り返し学習して自信をつけることができました。
17年度の合格に向けて、『片野浩一の2次合格実践ゼミナール』を受講していましたので、そのスケジュールに沿って事例ごとの理論やフレームワークを学びました。
講義外では、一週間で2次試験の事例問題を○題解こうと決めていましたが、仕事の都合でなかなかまとまった時間を取ることが出来ない場合も数多くあったため、80分でじっくり事例を解く代わりに30〜35分限定で与件文を読み、各設問の方向性を捉える「30分事例」を行い、解答の骨組みをしっかりと作るトレーニングを行いました。
直前1ヶ月は、1次試験の時と同様に今まで解いてきた講義での問題や模擬試験の問題を繰り返し学習し、事例を浅く表面的に捉えるのではなく、深く問題の本質をつかめるようにトレーニングをしました。 また、2次試験に向けて学習するにあたって、意識して取り組んだことについて簡単にご紹介したいと思います。
1.中小企業診断士として事例に取り組むこと
あくまでペーパー上の診断ではありますが、ただただ合格するために試験を受けに行くのではなく、「中小企業診断士としてこの企業をいかに改善させるのか」という意識が重要ではないかと感じています。
2.“違い”と“本質”を意識する事
例えば、「営業側と工場側の意識の違い」・「過去のニーズと現在・未来のニーズの違い」などを問われる問題があります。一見、簡単そうに見えますが、互いをしっかり対比させて論理的に文章にすることが重要であると思います。また、事例問題に向き合ったときに、「問題点を生んでいる本当の原因は何なのか?」、「なぜその問題が起こったのか?」という問題点の本質を意識しながら事例を解くとともに因果関係をキチンと意識して解答するように心がけました。
| LECのツールをどのように活用されましたか? |
| 的中率の高い模擬試験問題は特に何度も復習 |
私は、受験生の皆さんが作成されているようなサブノートなどは作成しませんでしたが、1次試験は模擬試験問題と過去問題をアウトプットツールと位置付けて学習をしました。過去問題はもちろんのこと、模擬試験問題も本試験と並べても遜色ない良い問題があるので、しっかりと復習することを意識しました。
2次試験は、様々な書籍には頼らず、『片野浩一の2次合格実践ゼミナール」のテキスト(特に企業事例研究・ACS)、『2次解法答練』・『2次公開模擬試験』、「過去問題」を中心として復習を重要視した活用をしていました。また、組織・マーケティング・生産・財務の各事例別に講義や模擬試験などで論点となったポイントを自分なりにまとめた「事例別体系図」を作成して、新しい問題を解くときに全体像を意識しながら事例問題に取り組むように意識しました。
| 苦手科目の克服方法を教えてください。 |
| 『繰り返しの演習』と『勉強仲間との意見交換』 |
私の弱点克服法は、『繰り返しの演習』と『勉強仲間との意見交換』です。
1次試験勉強では、なかなか理解がしづらかった「運営管理」や「経営法務」はテキストでのインプットを再度行うとともに、原点に戻って生産管理の体系図などを“書いて”学習することと問題集・模擬試験などを自信がつくまで何度も繰り返し解くことで弱点を克服できたと思っています。
2次試験勉強では、なかなか得点が伸びなかった時期などは、他の人の答案を読ませてもらって自分に足りない知識や解答に至ったプロセスについて意見の交換を行ったりしました。特に2次試験の解答は独りよがりの解答を作ってしまいがちですが、客観的に自分の答案を見てもらうことや他の答案を見ることで、出題者が求めている一貫性のある答案の作成することへの意識が高まりました。
![]() Webサイトアンケート「診断士への羅針盤」2006年4月調べ →アンケートバックナンバー |
| 最後に、診断士を目指す方にメッセージをお願いします。 |
| 診断士として活躍する気持ちとイメージをもって合格を勝ち取ってほしい |
中小企業診断士試験は1次試験7科目(平成18年度から変更)、2次試験4事例+口述試験と非常に範囲の広い学習が必要で、なかなか「合格」というゴールが遠く感じるかもしれません。しかし、日々の繰り返しの学習によるひとつひとつの積み重ねで、合格できるレベルに到達できますし、ビジネスに関わる知識を体系的に学習することができ論理的に物事を考えるきっかけを与えてくれる試験であると思いますので、是非数多くの方々にチャレンジして頂きたいと思います。
最後に、平成18年度から診断士試験制度に変更が加わり、受験される方々を惑わせるような情報も流れてくるかもしれません。しかし、診断士試験に求められている知識は変わるものではないと思います。1次試験で幅広い知識を、そして2次試験では1次試験での知識をベースとした論理的な考え方と論理的に書くことを意識して頂ければ、きっと合格の2文字を獲得できると思います。
自分を信じて、「合格して診断士として活躍するんだ」という強い気持ちと「診断士として活躍する姿のイメージ」を持って、是非合格を勝ち取って頂きたいと思います。皆さまのご健闘をお祈りいたします。