私は2004年の3月に大学を卒業し、4月から社会人として民間企業に勤務をしております。私が中小企業診断士を受験したきっかけは3点あります。 1点目に、社会人になるにあたって、ビジネスに関する体系的な知識を身に付けたかったということがありました。4月から入社した企業は、業界の特異性が強いため、業界外部においても通用するビジネスに関する知識を学ぶ機会が少ないと感じられたことや会社の中でしか活躍できない、いわゆる「会社の歯車」になりたくはないと漠然と思いました。 2点目に社会人として自らの労働市場での価値を高めるために目に分かる形で「資格」を取得しておきたかったことです。中でも中小企業診断士という「資格」を選んだ理由は、仕事をしながらでも取り組める資格試験であったこと。実際に始めてみるとかなり大変だったですけれど。それともう一つ、社労士などのように専門的な資格ではないため、今後の生活の中で自らの強みや得意分野を見つけてからでも資格が生かせる、という「選択の幅の広さ」がありました。 3点目に自らの家庭が小規模の自営業者であったことがあります。両親は都内で飲食店を経営しているのですが、地域の衰退や大型チェーン店の進出により苦しい経営を迫られています。将来的には地域の中小企業の経営を手助け出来るような仕事を手がけたいという思いがありました。 |
■診断士受験の理由 中小企業診断士を受験される方の半数は、「経営の知識を身に付けるため」を選択されており、笹川さんのように“ビジネスに関する知識を学びたい”と考えている方が多いようです。また、「転職(就職)するため」という方も2割近くいらっしゃることから、将来コンサルタント業務に就いてみたいという笹川さんにとっては、まさにぴったりの資格であるといえます。
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受験を決意したのは大学4年の7月で、翌年8月の1次試験の受験に向け、独学か予備校かの選択をすることになりました。試験科目が多く、しかも馴染みの無い科目が多かったことや、独学で学ぶには適切な参考書類が少なかったことから予備校を利用する決意をしました。その中でLECを選択した理由は、1つ目は各種資格試験において高い合格実績があったこと、2つ目に通信講座を受講しても、スクーリングにより教室でも受講できること、そして最後に拠点が多く自習室が使える場所が多かったこと、の3点です。 当初は、モチベーション維持や一緒に勉強する仲間を作る目的で教室での受講も考えていたのですが、大学生活最後の年であり、旅行や遊びの誘いが土日に入っていたこと、また社会人になってからも土日に仕事が入る一方で平日は比較的時間に余裕があることが分かっていたため、通信教育を選択しました。しかしながらLECの通信講座はスクーリングが出来るため、土日の空いているときに教室講義を受けることが可能であったこと、また通信講座が通信講座向けにきちんと作られており、カセットであっても違和感無く講義を受けられることが出来ました。このため、通学できる日は通学してモチベーションを高め、出来ない場合であってもカセットを聞き、着実に学習するという使い分けが出来たことが大きかったと思います。
特に私が受講して良かった講座は2次短期アウトプットパックです。中小企業診断士の2次試験は毎年各分野に関する事例が4題出題されます。事例問題には厳密な正解は無く、如何に事例の文章から論理的な回答を引き出せるかが問題になります。また、事例問題は作問サイドでの問題を作ることの難しさから、入手出来る事例問題の数は少なく、問題の質もあまり高くないものばかりです。この点でLECの2次短期アウトプットパックは問題を解き、解答を読んでも納得の出来る良問ばかりであり、また、添削も的を射ていて唸らされるものばかりでした。 |
■「スクーリング制度」 笹川さんの利用された「スクーリング制度」は、通信クラス受講生が都合があうときや、気分転換をしたいときなどに、通学クラスを受講できる制度です。一人で学習しているよりも、一緒に学習している仲間と交流することで、今以上に学習のモチベーションを上げることができます。
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診断士の1次試験は8科目様々な分野から出題されるため、莫大な暗記量を要求されます。そのため心がけたことは、コマ切れの時間の有効活用でした。私は机に長時間向かって勉強することが苦手であったので、通勤・通学時間等移動時間や各種待ち時間など日常生活で発生するコマ切れの時間に、勉強が出来るよう工夫しました。そのため全ての科目で重要用語の単語帳を作って常に持ち歩き、いつでもどこでも勉強できる体制を作りました。また、その他の科目についてもレッセフェールは持ち歩くのに重かったので、各科目でサブノートを作りました。サブノート作成はテキスト内でレッセフェールに網羅されていない知識を書き足したり、重要度の高い知識と低い知識の選別を行ったりするうえで非常に役立ちました。しかしながら「持ち歩ける勉強用具」を導入した点の最大のメリットは「勉強しない日を作ることなく毎日継続して勉強できた」ということにあると思います。
事例問題という特性上厳密な正解は無く、解答の論理が合っていれば様々な解答があり得ます。このため、多くの知識の引き出しがあれば、困ったときにでも解答用紙を埋めることが出来ます。多くの知識の引き出しを作るには出来る限り多くの事例問題に当たることが最短経路でしょう。そこで私は過去問やLECを含め他の予備校の過去の問題も手に入れられるだけ入手し、時間をきちんと計って1日1〜2題のペースで解きました。多くの問題を解いたことで、分からない問題に対する問題対応能力が身につき、今年の本試験においても解答用紙に空欄を作ることなく、全て埋めることが出来ました。また時間を計って解くことで、試験時間を感覚的に身に付けること、最後まで諦めない姿勢を身に付けておけたことも難関である2次試験の合格に結びついたと思います。
診断士試験は特殊な性格があります。それは1科目でも40%を取得できないと不合格になってしまうという部分です。そのため、苦手科目を残したままでは、いくら他に得意科目があっても不合格が決定してしまうということです。私の苦手科目は経営法務でした救いだったのは1次試験のみの科目だったことでした。当初は全く歯が立たない状態でしたが、最終的には合格水準まで達し、1次試験では他の科目のロスを補うまでになりました。
弱点、特に経営法務について克服する方法としては第1にアウトプットの量を多くこなすことです。暗記物というと、とかくインプットばかりが重視されがちですが、アウトプットの量をある程度確保する必要もあります。単語帳やサブノートで専門用語や知識の補充は出来たとしても、経営法務の問題は専門用語や知識を問われる部分と実例から作問した法律的判断を下させる問題があります。このような実例から作問した問題は他にも財務の計算問題などがありますが、この手の問題を解くにはやはりどれだけ多くの問題に出会えたかがキーとなります。私は出る順診断士択一道場800問だけでなく、ビジネス法務の資格の問題集等もアウトプットの手段として用いました。他にも財務・会計→日商簿記の問題集、経営情報システム→初級シスアドの問題集、といった他の資格の問題集も利用すると良いでしょう。 2番目に科目独特の思考回路・問題傾向を身に付けることです。特に経営法務の場合は、実例から作問した法律的判断を下させる問題があります。この手の問題を解くためには、様々な法律が定義まで頭に入っている必要があります。しかし、時間は有限の資源なのですから、そのような些細な部分に時間を割くのは無駄でしかありません。経営法務の問題では、私は問題の答えに詰まったら「どの選択肢が登場人物に納得のいかない選択肢か」という思考を前提に、解答を導き出しました。今考えるとかなり危険なやり方だったのかも知れませんが、不安になったまま問題が先に進まなくなる危険性と天秤にかけると、このやり方は良かったのかもしれません。 「知識補充→問題を解く→答えが合う→自信が身に付く→苦手意識無く知識補充→・・・」 このサイクルを作り出し、苦手科目に対し苦手意識を払拭し、自信を持てたことが苦手科目・弱点の克服に一役買いました。 |
■「2次過去問題集」
■「2次事例問題集」
■「出る順診断士 択一道場800問」
→「出る順診断士」詳細情報 また、「択一道場800問」お買い上げの方限定で、当Webサイトにて「択一道場レース」を開催しています。インターネットを活用することで、全国のライバルとなる診断士受験生と成績で競えるので、モチベーションアップにも最適です。
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1つ目は診断士の勉強をするうえでは周囲の協力・理解を得ることも重要な用件です。私は2次試験の前日に台風が来て職場が混乱していたにも関わらず、お休みを頂くことが出来ました。また口述試験の日程については、その当日に私のミスで仕事が入っていたものの、何とか他の方に代わって頂くことができました。また両親には受験直前期には日常生活の面で大変お世話になりました。職場の方々、両親には感謝してもしきれない思いです。また周囲に受験を周知しておくと励ましやいい意味でのプレッシャーを受けることが出来ました。 2つ目は信頼性のある情報だけを信じることです。2次の口述試験について、とあるインターネットの掲示板で「今年はかなり口述で落とすらしい」という噂が流れていました。しかしながら、今年の口述不合格者も例年通り数名でした。周囲の根拠の無い情報には左右されないよう、気をつける必要があります。 3つ目としては合格後の自分を常にイメージすることです。私は実務補習で、とある企業の診断をさせて頂きました。普段、外部の方との接触が無いこと、またビジネスの経験がほとんど無いことなどから、様々なバックボーンを持った方々との話し合いや、私よりも2回り以上も年齢が上の社長さんから聞かせていただいた、経営者としてのお話など、企業診断は毎日が楽しく刺激的な日々でした。2次試験合格後の実務補習においても診断士の受験過程で学んだ知識は、確実に必要になります。将来、自分が診断士として活躍する姿を常に思い浮かべ、モチベーションを維持して最後まで諦めずに頑張ってください。 私は生来の怠け者で1日平均1時間程度の勉強時間という他の方に比べ短い勉強時間でしたが、何とか合格することが出来ました。特に私のように学生で受験なさる方は1度しかない学生時代なのだから、勉強以上にやりたいことをやっておくべきでしょう。LECの洗練された教材は短期合格のためのツールになるはずです。LECの教材+省力化の工夫によってラクして合格を勝ち取って下さい。ご健闘をお祈りしてます。 |
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