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私は現在、信託銀行でプライベートバンキング業務に従事しており、主に個人の富裕層顧客の相談を受けています。私は既に、税理士、不動産鑑定士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引主任者試験に合格しており、相続や不動産、税金についてはかなり自信がありました。しかし中小企業のオーナーからの相談については、銀行員としての融資経験だけではまだまだ不足しているという思いもあり、診断士の試験を受けようと思ったのです。また、税理士試験合格者は「財務・会計」、不動産鑑定士は「経済学・経済政策」が免除されるため、1次試験は8科目ではなく6科目で済むというメリットも魅力的でした。 結局、最初は問題集だけで独学で受験しようと思いましたが、そんなに簡単には合格できないと思い、主要な専門学校からパンフレットを取り寄せて検討した結果、LECの「診断士1次・2次秋レギュラーコース」を通信講座で学ぶことを決めたときは、もう2月になっていました。なぜLECかと聞かれると困るのですが、教育訓練給付金制度が利用できる最適なコースがあったことが大きな要因です。 |
■「中小企業診断士第1次科目免除制度」 税理士試験合格者は「財務・会計」、不動産鑑定士は「経済学・経済政策」が免除されるというように、中小企業診断士第1次試験では持っている資格によって免除される科目があります。すでに免除科目対象資格をお持ちで、診断士試験の受験をお考えの方にとっては有利な制度です。 免除科目についての詳しい情報はこちらをご覧下さい。 [Popup] 試験科目の一部免除 ■「教育訓練給付金制度」 「教育訓練給付金制度」は現在の厳しい雇用情勢にあって、キャリアアップや転職がスムーズに運ぶよう、国が働く人の主体的な能力開発を支援する雇用保険の制度です。一定条件を満たす対象の方で、厚生労働大臣指定講座を一定の受講終了要件を満たして終了した方に、受講料の一定の額が給付されるものです。 →「教育訓練給付金制度」詳細情報 |
平日は仕事が忙しいため、勉強ができません。そこで、土曜と日曜は原則すべて、LECのテープを聴くことにあてました。だいたい、1日6〜7時間ぐらいでしょうか。とにかく、最初は自宅でテープを聴いて、通学講座に追いつくことを目指しました。コースで受講したため、何も考えずひたすらテープを聴き、テキストを熟読し、重要なところに下線を引くだけで精一杯でした。答案練習や模擬試験は最後にとっておきました。そして、試験前1ヶ月ぐらいまでに全部テープによる学習を終了させ、次はサブノート作りです。下線事項を中心にサブノートを作成し、書くことにより体系立てて理解し、暗記をしました。試験1週間前には夏休みをとり、サブノートの丸暗記と、答案練習、模擬試験を行いました。さらに、違う傾向でも試す必要があると思い、他の予備校の模擬試験も自宅でやりました。模擬試験等は暗記後の最後の1週間にやったため、ほとんど期限に間に合っていません。とにかく自分のペースでスケジュールを立てて、それをきちんと実行しました。 試験勉強で一番重要なことは、自分のペースでスケジュールを立てて、それが実行できるかどうかだと思っています。そして、もうひとつ重要なことが家族の理解でした。 |
■「LECバックアップ制度」 LECでは皆さまが通常の講義に出席できない場合の対応や、学習へのモチベーションを保っていただくため、欠席時フォローやクラス間乗り入れ制度などの各種「バックアップ制度」を充実させております。これらのバックアップ制度の導入により、受講生の皆様が安心して学習を続けていただくための環境作りを行っております。 →「バックアップ制度」詳細情報 |
個別の科目の勉強方法では、「中小企業経営・中小企業政策・助言理論」のうち「助言理論」のコーチングという分野には、個人的にも興味があり、わかりやすく範囲も狭いわりには必ず何問かは問題に出そうなので、コーチングの教科書的な本を1冊読みました。また、「新規事業開発」は一番易しく得点原であるため、必ず出題されるドラッカーの本を一冊読みました。この勉強法は一番効果的だったと思います。また、中小企業白書は解説本を買ってある程度自分でもまとめましたが、はっきりいってとても暗記できるようなものではありませんでした。 |
1次は範囲が広く、暗記量も膨大で大変でしたが、サブノートをつくり暗記する過去の受験勉強と同じ方法が通用しました。しかし、2次試験はどうも様子が違います。また、1次試験に専念したため、2次の勉強は「2次シフトアップ講座」を含めて1次終了後となり、時間がありません。 結論からいうと、2次の勉強のポイントは2つ。LECの教えどおり「与件に忠実に回答すること」と「いろいろなタイプの問題を数多くこなすこと」だと思いました。もちろん、2次に1次の知識は必要ですが、あえて2次の勉強のときに1次の知識を重視する必要はなく、また、1次の勉強のときに2次の勉強をする必要も余裕もないと思いました、もちろん余裕のある人は構いませんが、最小限の努力で最大限の成果を得るには不要です。また、下手に2次の解答で1次の一般的な知識を記載すると、肝心なことが抜けてしまう可能性があるため、危険です。 そこで、コース以外にもLECで「2次事例問題集」を購入しました。全部の問題を完全に解いている時間はなかったため、与件文で解答に関係するところをピックアップする練習をしました。そして、コースに含まれる「2次出題予測講座」の問題は、ちゃんと字数と時間制限もクリアできるように、本番同様の形で解きました。 2次試験の解答作成の際に重視したことは、時間配分に気をつけるため、完璧を目指さず、決定的な勘違いをさけ、難しい問題には時間をかけない。また問題文の指示の一言・一句に気をつけ、指示の言葉を解答に使用する。与件文の表現を使用して解答するため、重要なところに下線を引く。解答に一貫性を持たせ、重複やもれがなく、どの問題にどの与件文を使用するかの選択を間違えないようにする。そして最後に必ず、与件文、問題文を見直すということでした。 |
■「2次完全攻略講座」
■「2次事例問題集」
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口述試験に関しては、営業マンの方は試験対策は不要です。なぜなら、通常お客様にセールスしているのと同じと思えばいいのです。もちろん、聞かれることは2次試験の内容ですが、2次試験には合格しているのですから、あとはしっかりと説明できるかどうかです。私見ですが、たぶん試験官も解答の内容もさることながら、その解答の仕方、説明の仕方が、診断士として会社経営者にちゃんと説明できるかどうかを見ているのだと思います。ですから、いつものようにリラックスして下さい。 |
はっきりいって、診断士の試験は新試験になって、年々難しくなっていると思います。よって、独学ではかなり厳しいでしょう。1次の勉強は同じテキストを勉強するのでも自分で読むのと、たとえテープであっても先生が読んで教えてくれるのでは理解度が全く異なります。また独学ではなかなか続きません。2次については、かなりこの試験特有の受験テクニックが必要とされます。通信は続きにくいといわれますが、自分のペースでできるため、私にはお勧めでした。 診断士試験の勉強をして感じたことですが、昔の診断士試験のイメージは、原価計算など細かい計算がたくさんあるというものでしたが、現在の試験は全く違います。特に「企業経営理論」などを中心に、いわゆる日本版MBAというべき経営やマーケティングなどには必須の知識や考え方が学べる大変有意義な試験だと思います。また、経済、財務、法務など実学のすべてを網羅する唯一の試験ではないかと思いました。中小企業に限らず法人の相談業務に携わる人には、診断士が最適だと思います。そして、この資格を基礎にそれぞれの得意分野を伸ばすことで、企業でも、独立でも役立つものとなることを信じています。 信託銀行は銀行業務はもちろんのこと、相続や不動産、証券、年金等の信託業務もできるため、大変幅広い業務範囲で大変です。しかし、それだけ顧客のニーズに応えることができる可能性も高いため、私もこの資格を取ることでオーナー経営者のさまざまな悩みを、会社経営の観点からも個人の観点からも、事業の拡大、事業承継や資産承継全てについて相談にのれるような「真の信託銀行のプライベートバンカー」を目指して日々努力するつもりです。 |