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私が、診断士という資格を知ったのは、今から5年程前に遡ります。会社の先輩から、「この資格は取得するのは大変だけど、社会人生活に絶対プラスになるよ」という話を聞いたのです。それ以降、会社の中で診断士の取得者が徐々に増えてきていることもあって、興味が強くなってきました。また、私はメーカーの営業担当なのですが、業務上、経営全般についての理解が必要になることも多く、必然的に診断士の取得を思い立ったのです。
受験校の選定にあたっては、迷わずにLECを選びました。理由は3点あります。以前宅建の資格取得時にLECの講座を受講しており、受験機関としての「LECブランド」に対して、絶対的な信頼感を持っていたこと、また関西地区にも複数の学校があり、講座の乗り入れが可能なこと。これは時間的制約の多いビジネスマンにとっては非常にありがたいことでした。最後に収容力のある自習室の活用ができることでした。 |
■LEC受講生の中小企業診断士試験合格率 LEC中小企業診断士講座を受講された方の中小企業診断士試験合格率は、中小企業診断士試験受験生全体の合格率よりもはるかに高くなっています。 [Popup] 合格実績 |
私は、ほとんど経営の基本的知識がない状態からのスタートで、LEC「2002年診断士パーフェクトコース」を受講しました。膨大な量のテキストと文字の量に圧倒されたのを覚えています。8科目ある中でも特に苦労したのが「財務・会計」の分野で、私の最大の弱点でもありました。なにしろ、簿記3級レベルの仕訳方法さえも正確に把握できていない状態でしたから。ここでさらに、LECの「10日で合格(うか)る簿記3級・2級」等の書籍を併行して活用し、なんとか1次合格ラインに達することができました。 1次試験を受験して思うことは、「テキストを完璧に覚えていたからといって、必ずしも正解が導けるとは限らない」ということです。平成14、15年度と内容を見てもおわかりのように、テキストベースだけではなく、幅広い社会人としての知識・理解力を駆使して、“その場で考えさせる”問題が大幅に増加している傾向にあります。テキストの理解に加えて、問題集を必要十分にこなすべきであると考えます。そこで活用したのがLECの「出る順診断士択一道場800問」でした。さらに、新聞や経済雑誌等の購読を通じて、幅広く経済社会の動きに興味を持ち、自ら考えるということが重要だと思います。 私自身、1次対策だけで約800時間の勉強時間を必要としました。乗り入れ制度を利用して、梅田スカイ本校、神戸本校、なんば本校、天王寺本校と忙しく通ったことが印象に残っています。 しかし、当時の私の気力・体力ではここまでが限界で、1次試験終了後、燃え尽きてしまいました。1次合格発表の後も、何も勉強することができずに、ただ“雰囲気に慣れる”ためだけに2次試験会場へ向かいました。結果はもちろん不合格でした。
年も変わり、2003年の1月より、LECの2次対策講座をフルパックで受講できる「2次実力鍛練コース」を受講することにしました。2次対策でどの受験校を選択するかというのは、非常に大きな問題でした。私は「1次対策でお世話になったことだし、ここまできたらLECにすべてを賭けよう!!」と決心しました。これはまさに“運命の選択”となりました。 私は、「2次完全攻略講座・基礎編」が終わり、答案練習の始まった4月初旬は、ほとんどまともな文章が書けない状態でした。時間が足りないだけでなく、文章が頭に浮かんでこないのです。これではマズイと思い、「とにかく事例問題を数多くこなして、何でもいいから時間内にマスをうめる訓練をしよう」と思い立ちました。そこで、他の予備校の答案練習や、市販の問題集も取り入れました。ご存知のとおり、2次試験は、確固たる正解のない試験ですから、他の受験校の考え方等を知る上でもこの試みは有意義でした。そして、8月中旬までの約4ヶ月半で、ショート事例含む約70事例ほどこなし、書くスピードや、決められた文字数でまとめる感覚については、ある程度自信を持てるようになったのです。 |
■「簿記3級完全マスター講座」
■「出る順診断士 択一道場800問」
■「2次事例問題集」
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8月下旬からは、各受験校の模擬試験が始まります。私はLECを含め、4校の模擬試験を受けました。模擬試験というのは、各学校のノウハウや方針が凝縮されており、大変勉強になりました。しかし、結果的には4回とも及第点の240点には届きませんでした。自分は合格できないのかと毎回落ち込みましたが、上位20%以内にいれば、まだチャンスはある!!と信じて自分を鼓舞しました。 8月下旬以降の勉強方法としては、過去に解いた事例の“15分間トレーニング、模擬試験の復習、自分で作成した“復習ノート”の活用、財務事例の徹底した復習を行いました。 最初の“15分間トレーニング”というのは、過去に解いた事例を改めて読み直してみて、15分以内で設問ごとの解答の方向性をイメージできるかどうかを訓練することです。私がこれまで事例問題をこなしてきた中で、時間的に最初の15分以内で問題を構造化し、20分にさしかかる手前で第1問を書き始めなければ、絶対に時間が足りなくなるという感覚がありました。この訓練により、自分の思考パターンの再チェック&修正ができました。 次に、“復習ノート”というのは、私が数多くの事例を解いてみて、感じたこと、気がついたこと、解答へのヒント等を断片的に書き記したものです。このようなノートの作成はぜひお勧めします。私自身、試験直前まで何度も繰り返しこのノートを読み返しました。 |
■「全日本診断士公開模擬試験」 LECでは1次本試験過去問題を徹底分析して作成した「全日本診断士公開模擬試験」を1次本試験直前の6月と7月の合計2回開催しています。模擬試験を2回受験できるということは、本番と同じ試験日程、問題のハードさ、本番同様の雰囲気を他校よりも多く体験できるうえ、数多くの良問を手に入れられるメリットもあります。 →「全日本診断士公開模擬試験」詳細情報 |
さらに、私が昨年の2次試験を受験して感じたことは、“財務事例の出来が合否のポイントになる”ということでした。他の3事例は、何もわからなくても一応、我流で必要な文字数をうめることは可能です。しかし、財務の事例だけは、わからないと全くの空白になってしまう可能性があります。あるいは、ちょっとした考え方のミスで、連鎖的に計算問題が全滅してしまうこともあるのです。ですから、特に試験直前の1〜2週間は時間の大半を“財務事例の復習”に費やしました。結果的に、この方法は間違っていなかったと思います。 私が、LECの答案練習で最も有益だったと感じるのが、この合否のポイントともいえる財務事例と得点源にすべきマーケティング事例について、特に質の高い問題を提供していただけたということです。さまざまな角度、パターンの問題があり、大変勉強になっただけでなく、本試験での重要な解法のヒントにつながったのです。 |
■「2次完全攻略講座」
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これは、なんと言っても自分自身のモチベーションの維持、家族の理解と協力でしょう。勢いだけで突っ走った1年目と違って、2年目はプレッシャーとの戦いが加わってきます。家族サービスの時間を犠牲にすることへの申し訳ないという思いも日に日に強くなり、さらなる精神的圧力が加わります。私自身、2次の勉強のためだけに約850時間を投入しました。土日、祝日、年休取得日は8時間以上、平日は1時間以上を目標としました。勉強期間中は本当に苦しくて、何度も挫折しかけました。そんな中で、なんとか自分を支えてきたのは、必ず診断士になるという強い信念を持つ、自分の目標とすべき人物像を常にイメージする、自分よりも頑張っている人を目標にするという3項目でした。 とはいえ、多大なるコストをかけ、これだけ努力してきて、今回ダメだったら自分にはこの資格は永久に無理なのかもしれないという思いもあり、胸が苦しくなることも度々ありました。人間にとって、夢をあきらめることほど、つらいことはないでしょう。一体、何度自分に対して“負けるな!!頑張れ!!”という言葉をかけたかわかりません。何かの関連雑誌に「診断士の受験者は、皆、人生をかけて挑んでくる」という記述があり、深く印象に残りました。自分も勝ち抜くためには人生をかけなければ!!という意識を強く持ちました。 試験当日は、まさに“執念の見せ所”でした。試験が終わった直後の感想は「あまりできなかった。2年間の集大成がこんな結果で終わってしまうのか?」と非常にショックを受けた状態でした。結果的に合格できたことは今でも信じられませんが、私のこれまでの努力に対して“勝利の女神”が最後に微笑んでくれたのだと思っています。2年間をフルサポートしてもらったLEC、並びに先生方に対しては、心から感謝の意を表したいと思います。 |
■「LECバックアップ制度」 LECでは皆さまが通常の講義に出席できない場合の対応や、学習へのモチベーションを保っていただくため、欠席時フォローやクラス間乗り入れ制度などの各種「バックアップ制度」を充実させております。これらのバックアップ制度の導入により、受講生の皆様が安心して学習を続けていただくための環境作りを行っております。 →「バックアップ制度」詳細情報 |
合格のためポイントを私なりにまとめると、長期にわたる勉強期間中のモチベーションをいかに維持するか。試験当日に、どれだけの執念を見せられるか。1次対策は、テキスト、問題集、常日頃の情報収集と“診断士的な視点”を持ち、自ら考える習慣をつけること。2次対策は、しっかり復習できる範囲内で、最大限の事例問題をこなすこと。特に『財務事例』は要注意です。2次の答案については、与件文に忠実に、オーソドックスな解答を心がけることです。 私は今後、現在の会社で有資格者として恥ずかしくないパフォーマンスを発揮できるよう、さらに自己研鑽を続けていくつもりです。 診断士取得の目的は、人それぞれ様々だと思いますが、私が合格した今、肝に銘じていることがあります。それは、「診断士は自動的に生かせるものではない、自分で磨いていくものだ」ということです。コンサルタント資格ですから、個々人の使い方、活かし方によるところが大きく、取得するまでも大変ですが、取得後の方がもっと大変であり、重要であるということです。これから診断士を目指される方々が、ご自身の目標を明確に定め、合格を勝ち取られることを祈念いたします。 |