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私が中小企業診断士試験の勉強を始めたきっかけは、少しかっこよく言えば業務上の問題解決の”切り口”を増やすためでした。私は実務で経理の仕事をしています。数字やお金の流れはよく見えるのですが、その他、例えばヒト、モノそして情報などが会社の中でどのように動いているのかはよく見えなかったのです。やはり組織の一部門という狭いところにいると、ものごとの見方や思考が偏るのを実感していました。そうすると視野が狭くなり、仕事が単調になるだけでなく、業務上の問題解決にもいろいろと不都合がでてきます。ですから、他部門のことをもう少し分かればもっと仕事に厚みがでてくるでしょうし、個々の企業活動の本質を理解できれば、もっと多様な角度から問題解決のヒントを見つけられそうだと思いました。しかし闇雲に書籍を読んでそれらの知識を得るのは、非常に困難かつ時間がかかりそうなので、経営全般について体系的に勉強できればと思っていました。 そのなかで、日経新聞でLECの診断士試験講座の広告に目が止まりました。そしてこの資格の内容、特に勉強する科目をよく研究した結果、私のニーズに合致したので、受講することを決めました。そんなきっかけから診断士試験の勉強を始めたわけですが、勉強が進むにつれて、必ずストレート合格して診断士になりたい、という思いが非常に強くなりました。 |
■診断士試験受験者数の推移 中小企業診断士は近年ビジネスマンを中心に注目度が増している資格であり、年々受験者数が増加しています。 診断士受験生・および合格者の推移は以下のとおりです。 ![]() ![]() |
私は勉強を始める前にまず、勉強時間を設定して毎日継続するようにました。具体的には、1ヶ月に100時間の勉強時間を設定しました。この内訳は、平日2時間と土日それぞれ7〜8時間です。土曜日は、LECの講義で5時間使いました。ところで、ここには通勤時間や昼休みの時間は含んでいません。そうすると1週間で25時間の勉強時間が必要になります。これを基準にして毎日の勉強時間を調整しました。少しサボって1日30分しか勉強しない日があっても、他の日でカバーして1週間25時間、すなわち1ヶ月100時間の勉強時間を最後まで継続できました。それからこれが最も大事なことですが、勉強を“切らない”ことを常に意識しました。つまり、毎日少しでもいいから勉強を継続することです。私は夜遅く帰宅した時でさえも、30分はテキストを読んだり、問題を解くことを継続しました。これがなかなか大変なのですが、慣れてくると今日休むわけにはいかない、という気持ちになります。この気持ちがやがて執念に変わり、継続することへの原動力になりました。私はトータルの勉強時間よりも、むしろ勉強を毎日継続できたおかげでストレート合格できたと思っています。
私ははじめにテキストや過去問を分析して、全科目の概要をつかみました。その目的は科目の切り分けをするためです。全科目を大きく、暗記科目と非暗記科目、つまり理論や考え方を理解する科目に分けました。そして暗記科目と非暗記科目を一つずつ選んで2つの科目を同時並行して勉強しました。これは私が暗記科目だけを勉強することに耐えられない理由からです。また、暗記することを早く自分の知識に変えて暗記科目でなくする狙いもありました。それから、1次試験の勉強中から2次試験を意識して科目ごとにウェイト付けをしました。具体的には、2次試験で使う「企業経営理論」、「財務・会計」、「運営管理」、「経営情報システム」に出てくるキーワードは口頭で説明できるくらいに理解を深めるようにました。私は仕事上の理由で、「経営情報システム」と「財務・会計」を得意科目にしていたことが強みだったと思っています。やはり、2次試験で使うこれらの科目を一つでも強みにできることは、ストレート合格する上で非常に強力な武器になりました。 |
■LEC受講生の中小企業診断士試験合格率 LEC中小企業診断士講座を受講された方の中小企業診断士試験合格率は、中小企業診断士試験受験生全体の合格率よりもはるかに高くなっています。 [Popup] 合格実績 ■「簿記3級完全マスター講座」
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私の勉強場所は、平日は自宅、土曜日はLECの講義、そして日曜日は近所の小さな図書館でした。LECでは「診断士1次・2次ストレート合格コース」と、1次試験受験後に「2次短期アウトプットパック」を通学で受講しました。コースに含まれる答案練習や模擬試験は、全て受講しました。答案練習や模擬試験は結果に満足せずに、間違ったところを必ず復習しました。受験予備校のメリットを最大限に活かしたかったので、LECのテキストを中心に勉強しました。時間的な制約から、完全な予習はできませんでしたが、講義の前日までには、必ず勉強するところにざっと目を通しました。このとき各科目の第1回目に配られる学習進度予定表が役に立ちました。日曜日にはテキストの復習から始め、一つの章を読み終えたところで「出る順診断士 択一道場800問」という問題集を解きました。この問題集は、LECのテキストの内容順に沿って作られていますから、復習には最適な教材でした。そして、理解が不十分なところは、テキストに戻って復習することを繰り返しながら進みました。私は、このインプットとアウトプットの小さなPDCAサイクルをうまく回すことができたことが、結果的に良かったと思っています。そういう意味ではテキストと問題集をセットにして効率的に使用できたと思います。 また、なるべく早い時期にLECで「診断士トライアル模試」を受けて、客観的に自分の得意科目と不得意科目を把握しました。これにより、得意科目の勉強に時間をかけすぎるムダを省き、不得意科目に集中的に勉強時間を配分することができました。「診断士トライアル模試」はこの意味で大いに役立ちました。やはり不得意科目を勉強するのはなかなか抵抗がありましたが、本試験までには科目ごとにできた凸凹はほとんどなくしたと思っています。 そしてストレート合格のためにもう一つ重要なことは、1次試験前に2次試験対策を始めたことです。私はLECで1次試験前の早い時期から2次試験対策に取り組めたことが、ストレート合格できた大きな要因だと思います。やはり1次試験後に2次試験対策を始めるのは遅いと思いますから。
LECでは、科目ごとの担当講師へ電子メールで質問をすることができました。私はこの「カウンセリングメール」を十分に活用して、疑問点は迷わず質問しました。それから2次試験においては説得力のある文章を書くことを求められますが、私は情報交換だけでなく、作文能力を養うためにLECの掲示板によく書込みをしました。この時、頭の中で考えていることを正確に文章に落とし込むのは本当に難しいと思いました。掲示板では、これを不特定多数の人に対して行うわけですから、本当にいい練習になりました。掲示板以外もLEC診断士ホームページ「レッセフェール」は毎日見ていました。
私はテキストの他に科目ごとにそれぞれ基本書を1〜2冊用意しました。私はこれらを選ぶときに、なるべくビジュアル化されたものを選ぶようにしました。私にとって文章を読むよりもイメージを見るほうが頭に残りやすいためです。ただこれらを全て読んでいる時間はありませんでしたので、あくまでもテキストを軸にして、さらに理解を深めたいところがあるときに基本書を辞書代わりに使いました。 私は科目ごとに暗記カードを作りましたが、サブノートは作りませんでした。暗記カードはテキストから抜粋したキーワードをカードの表、関連事項をカードの裏に書きました。それを必ず一つはポケットなどに入れて、いつどこでもでも見られるようにしていました。 また、インターネットに繋がる環境がある受験生に、お勧めしたいWebサイトが3つあります。それは、(1)中小企業庁のサイト、(2)中小企業総合事業団のサイト、(3)中小企業診断協会のサイトです。(1)では中小企業白書の全文が、(2)では中小企業施策のリーフレットが、(3)からは中小企業診断事例集がそれぞれ入手できます。その他にも必要に応じてさまざまな情報を入手することができます。私は主に「中小企業経営・中小企業政策・助言理論」と2次試験対策によくこれらのサイトを見ていましたが、リアルな情報が満載ですので、テキストで勉強するよりずっと面白かったです。 それから、日経新聞を読むときに少し工夫をしました。2次試験で必要となる、与えられた情報から状況を素早く把握する力を養うために、勘を働かせて企業の戦略を考えながら読みました。例えばM&Aや生産の海外移転などの記事は毎日の出来事になっていますが、なぜ企業がそうすることを意思決定したのかを、企業を取巻く環境やドメインなど、戦略レベルまでさかのぼって考えながら読みました。そうすると、企業がある環境変化に適応するために記事にあるような行動をする、というストーリーが見えました。このストーリーを見つけることは、2次試験の事例問題でそのまま役に立ちました。
私は暗記科目が苦手でした。特に「中小企業経営・中小企業政策・助言理論」は本当に苦労しました。しかし、本試験直前までにはこの科目への抵抗感はありませんでした。そのために私がしたことは、早い時期から問題集でアウトプットを中心に勉強し、関連するところは必ず中小企業白書を参照しました。これを早い時期からはじめ、2種類の問題集と白書の読み込みを何度も繰り返しました。そのほかの暗記科目についても早い時期からのアウトプットを中心に勉強しました。暗記科目はなるべく後回しにする人が多いようですが、私は早く自分の中に知識として取り込んで定着させる戦略を取りました。
1次試験直前期の1ヶ月間は、問題集やそれまで受けた模擬試験を解くことと、なかなか定着しないキーワードの暗記に絞りました。新聞を読むのもやめて、使える全ての時間をこれらに費やしました。勉強において重視する部分を、これまでの「時間数」から1日40問という「問題量」へ変更して、多くの問題を素早くこなしました。毎日全科目に触れられるようにしたかったので全8科目×5問、つまり1日40問を設定しました。ここでは1日で1次試験の全科目を一気通貫することで、今までよりも大きなPDCAサイクルを回しました。そして間違った問題だけチェックして2回目に再度トライしました。これを繰り返して段々と解くべき問題を少なくしていきました。結果的に1ヶ月で問題集を3回転させました。 |
■「診断士1次・2次ストレート合格コース」 「診断士1次・2次ストレート合格コース」は本試験前年の4月より1年以上の時間をかける春コースおよび、本試験まで10ヶ月程度の学習時間をかける秋コースをご用意しております。早めの時期から学習を始めていただくことで、まったく診断士学習の知識をお持ちでない方でも基礎から学べ、さらに1次・2次本試験のストレート合格が目指せるという講座内容となっています。 →「診断士1次・2次ストレート合格コース」詳細情報 ■「出る順診断士 択一道場800問」
■「診断士トライアル模試」 「診断士トライアル模試」とは、本試験と同じ受験日程および本試験レベル問題のハードさを、本試験を受ける8ヶ月前に体験することで、早い時期から本試験に対する学習スケジュールや学習方法の見直しなどに活用できるものとなっています。 →「診断士トライアル模試」詳細情報 ■LEC診断士講座Webサイト「レッセフェール」 診断士講座Webサイト「レッセフェール」では日々の学習に使えるノウハウや、合格者のコメント、診断士資格取得後の活用方法などの情報をのせたコンテンツを数多く用意しています。受講生はもちろん受講生でない方も無料で多種多彩なコンテンツをご利用になれますので、まだ登録がおすみでない方はこの機会にぜひご登録ください。 LEC受講生の方 → ラクラス ド レッセフェール 受講生ではない方 → エスパス ド レッセフェール ■「カウンセリングメール」 「カウンセリングメール」とは、診断士講座受講生が、メールを利用してLEC専任講師に直接テキストや講座内容等の疑問点を質問できる便利なツールです。これを活用することにより、学習を進める中で分からないところを講師に質問でき、疑問点を短期間で解消できるため、学習が効率的に行えます。また「カウンセリングメール」でお寄せいただいた受講生からの質問メールを 科目別に編集しなおし、 FAQとしてまとめた「カウンセリングメール・ライブラリー」も用意しておりますので、日々の学習にお役立てください。
![]() ■「レッセフェールリンク集」 診断士Webサイト「レッセフェール」では「中小企業庁」のWebサイトはもちろん、診断士試験の学習を進めるにあたり学習の参考になるサイトへの「リンク集」をご用意いたしました。リンク先のWebサイトもぜひ診断士学習にお役立てください。 →レッセフェールリンク集 |
これから中小企業診断士を目指す方へは、シンプルですが常に合格することを強くイメージすることをアドバイスしたいと思います。これはモチベーションを上げるのに効果的だと思います。長期間にわたり勉強をするためには、なんといっても高いモチベーションを保つことが必要です。ただなんとなくテキストを1時間眺めているよりは、目をぎらぎらさせながら10分間読んだ方が効率的だと思います。そして苦しくて諦めそうになったときには、自分がなぜこの資格に挑戦したのかをもう一度思い出して下さい。そうすれば診断士試験の勉強が少し楽しくなるのではないでしょうか。そして最後に合否を決めるのは、必ず合格したいという強い気持ちだと思います。 |
■「LECバックアップ制度」 LECでは皆さまが通常の講義に出席できない場合の対応や、学習へのモチベーションを保っていただくため、欠席時フォローやクラス間乗り入れ制度などの各種「バックアップ制度」を充実させております。これらのバックアップ制度の導入により、受講生の皆様が安心して学習を続けていただくための環境作りを行っております。 →「バックアップ制度」詳細情報 |