D'zLEC_navigation
LEC中小企業診断士レッセフェール
2次口述試験体験記
ITさんの場合
I. 事前準備 >>
(1)はじめに
(2)準備内容

II. 試験当日 >>
(1)試験会場の様子
(2)試験開始
III. 感想 >>

IV. 口述試験対策のアドバイス >>
(1)不合格の理由は?
(2)準備はどのくらい必要か?
(3)後に受けた方が得?
(4)口述試験は難しくなるか?
2004 Contents
FSさん MAさん
Back Number
修壱さん ITさん GOさん
AOさん
HOME

II 試験当日
(1)試験会場の様子
 東京地区の会場は昨年と同じ御茶ノ水にある明治大学のリバティタワーでした。開始予定時間(私は午前10:12分でした)の30分前に受付をすますようにとの指示があったため、9:30分に15F受付に行きました。受付をすまし、待機室に入りました。集合時間が指定されていたため「そんなに人はいないだろう」と思っていたのですが、予想以上に多くの人が順番を待っていました。口述試験2年目ということもあり、各受験生は様々なツールを使って最後の準備をしていました。そうこうする内に最初の受験生が呼ばれ、口述試験がスタートしました。
 各班ごとに案内係の方がいました。時間が来ると、その人が呼びに来てくれて、試験会場に案内してくれました。案内係の方は受験生を落ち着かせようと気をつかっており、私自身も大変助かりました。
 しばらく案内係の方と試験会場そばの廊下で話をしていたのですが、前の受験生の終了時刻が近づき、案内係の方は席をはずしました。ずっと話をしていたため気をまぎらわせられたのですが、1人になるとやはり緊張してきました。 けれども、ここまでの流れは、昨年の「口述試験体験記」の内容とほとんどいっしょでしたので思ったよりも緊張しませんでした。「試験形式も去年と同じでありますように」と目を閉じて待っていると、案内係の方が呼びに来ました。いよいよ、口述試験のスタートです。


(2)試験開始
 「失礼します」と言い、試験会場に入りました。荷物を置く場所は予め案内係の方から指示を受けていたので、荷物を置き椅子の横まで進みました。試験官から「お掛け下さい」と指示があったので、「失礼します」と言い着席しました。試験官は昨年同様3名でした*06
 「最初に氏名・受験番号・生年月日を言って下さい」との指示がありました。その後真ん中に座っている試験官より試験に関する説明が行われました。その内容は(1)中小企業診断士として各企業にアドバイスすること、(2)各事例に関していくつかの質問をすること、(3)各質問に対して2分間をめどに答えることの3つにまとめられると思います。ここまでは、昨年の口述試験体験記で読んだ内容通りに進んだため、思っていたよりも冷静な気持ちで臨めました。
 「それでは、事例IIについて聞きます」という試験官の声で実際の試験が始まりました。得点が取れなかった事例から出題されるもの*07と予想していたため、最初は「あれっ」と思ったのですが、得意な事例からの出題であり正直、「ラッキー」と心の中でつぶやきました。
 「B社が新規に開業する小売店は、どのような顧客をターゲットにすべきか、B社の社長にアドバイスしなさい」、これが最初の質問でした。「筆記試験の設問通りの質問、こんなに簡単な問題でいいのかな」と少し油断してしまいました。そのため、頭の中で解答の構成を行わないうちに「パーティ等を頻繁に開催する、趣味として料理を楽しむ層とできるだけ簡単に料理をすまそうとする層、この2つの層をターゲットとすべきである」という内容の解答をしました。その後、何かしゃべろうとしたのですが、いい言葉が思いつきません。沈黙が20秒ぐらい続いた後、耐え切れずに「もう少し解答した方がいいのでしょうか」と試験官に聞いてしまいました。
 「あなたが、いいと思った所でやめて結構です」という答が返ってきました。「あー、失敗したな」と思ったのですが、「つじつまが合わないことを言うよりは、やめたほうがいいかな」と判断し、解答をやめました。実際の解答時間は15秒ぐらいでした。
 間髪入れずに次の質問が飛んできました。「同じく、事例IIについて聞きます。B社の新規開店する小売店のプロモーション戦略についてアドバイスして下さい」という内容でした。「また設問どおりだ」と思ったのですが、今度は先走ることなく15秒ぐらい考えて解答しました。はっきりした時間は分からないのですが、1分半ぐらいはしゃべったと思います。最初の質問でミスをしてしまい、かなり動揺していたのですが、少し落ち着くことができました。第2問目が簡単な質問だったので本当に助かりました。
 第3問目と4問目は事例Iから出題されました。内容は「A社が、アウトソーシング事業を拡大させる場合、どのようなアドバイスをするか」、「A社が組織改革をする場合、どのような点に注意すべきか」というものでした。両方の質問に関してもそれなりの準備はしていたため、15秒間ぐらい考えて1分ぐらいで解答しました。
 「では、これで試験を終了します」という試験官の声で試験は終わりました。解答時間が比較的短かったため、「もう1問くるかな」と思っていたので、少し拍子抜けしました。試験会場を出て、御茶ノ水駅へ向かいながら、「もう1問、質問が来なかったのは、見切りをつけられたのかもしれない」という思いが頭によぎり、非常に不安な気持ちで家に帰りました。*08

next III. 感想



*06  
GOさんのレポートにもあるように、口述試験の実施模様は初年度とほぼ同様のようです(ただし、東京会場のみ確認)。

*07  
筆記試験で得点の低かった2つの事例から質問されるなどいろいろ噂はあるのですが、面接官の方々はそこまで考えていないのかもしれません。いずれにしても筆記試験で出来の良かったものも悪かった事例も口述試験までにはしっかり準備をしておくことをお勧めします。

*08  
初年度の場合、試験開始から終了まで10分かからずに合格という方もいますので、時間はそんなには気にする必要はないと思わえれます。それよりもしっかりと面接官の質問にしっかりと答えられたのかどうかの方が重要なのでしょう。

(C)2003 TOKYO LEGALMIND K.K., Printed in Japan