|
2.QCDに集約される生産管理
 |
| 店舗は、予算策定と計画・統制から成り立っています。でもそんなことは、普通の人は露知らず。でも、そのような背景があるからこそ、常に色々なものを手に入れることができるのですね。
|
需要の3要素、品質(Q)、価格(C)、納期(D)が生産管理の大前提となっている概念です。それぞれに対応する管理活動として、(1)品質管理、(2)原価管理、(3)工程管理が行われてゆきます。
(1)品質管理ですが、この言葉がでて、僕が一番に頭に浮かぶのは出来上がったものを作業服を着た人が手に取ってチェックしている姿です。SQC(Statistical
Quality Control)とTQC(Total Quality Control)という品質管理の基本概念を基に、QC七つ道具というツールを用いて図式化、数値化して品質管理を行います。とはいうものの、具体的にはどのようにチェックしているかというと、上述している抜取検査を行うのです。いくら図式化したからといっても欠陥品がなくなるというわけでもなく、やはり重要なのは実際に見て触ってチェックするということなのです。
(2)原価管理は、文字通り原価をどのように管理してゆくかです。それには在庫をどれだけもっているのが適切かという在庫管理と、買うときにはどうしたらいいのかという購買管理に大別されます。特に在庫管理を行う手法としてABC分析というものがあります。例えば、品目は少ないがよく売れている品目群をAとして、品目は多いがあまり売れない品目群をC、そして、A、Cの中間をBとしてそれぞれに格付けを行います。このように分けることでA,B,Cをそれぞれに適した在庫管理の方法(定量発注、定期中発注など)が適用されることとなります。
最後の(3)工程管理は、有名な例ではトヨタ自動車のカンバン方式(ジャストインタイム)があります。後工程が必要な部品を必要なだけ前工程に引き取り生産してゆくというシステムです。この逆のやり方で生産してゆくのがMRP(資材所要量計画:Material
Requirement Planning)です。また工場のレイアウトに関わるP-Q分析や生産者の作業を研究して生産活動の合理化を図るIEなどもあります。
一般的に最終的な消費者である僕としては、品質がよければよいほど良いわけで、それ以上は気にもかけません。でも、様々な商品が、QCDに基づいた管理体制にあるということに気づくとちょっと今までの商品に対する目線が変わるのかもしれません。
|