Q:2次試験は難しいと感じている受験生が多いと思います。2次試験が難関となっているのは、何故だと思いますか?
高村:確かに、2次試験は「難しい」という声をよく聞きますね。その理由として、以下の3つが考えられます。
(1)正式な解答が発表されない 公式な解答が発表されず、各受験機関の模範解答も多種多様で、明確な指針が掴みきれない。(2)同じ問題が出題されない 事例企業は一つとして同じ条件では出題されず、同業種でもその企業の内容は全く異なっている。つまり、過去の出題からの解答作成や同じパターンでの攻略が出来ず、何が最善策なのかがわかりづらい。(3)自分自身の成長過程が自覚できない 受験機関や担当講師によって基準がバラバラで、「出来たと思った割には点数が低い」「自信が無かった割には点数が高い」といったように自分の感触と点数が合致しないことが多く、自分の成長が分かりづらい。Q:なるほど。そんな「分かりづらい」試験を突破するには、どうすればいいとお考えですか?
高村:自分で「意識改革」を行なうことが大事です。つまり、自分の中に「イノベーション(創造的破壊)」を起こすのです。
第一に、単に正解を探すのではなく「自分自身の解法プロセス」をしっかりと構築することが重要です。どれが正解なのかをあれこれ悩むのではなく、どんな事例にも対応可能な「確固たる解法プロセス」を身につけることを念頭に置くべきです。 第二に、解答は講師やテキストが与えてくれるのではなく、「自分で見つける」のだということを心がけることです。講義に出席して講師の言うことを聞いていれば、2次試験は合格できると信じている受講生が多いのが実態です。1次試験であれば、インプット中心であり、解答手順もある程度パターン化できる科目もあるのですが、2次試験はあくまでも「机上での診断」であり、コンサルタントの能力を問う試験なのです。 あなたが社長であれば、「こういうふうに教わったから、このケースではこうしましょう」という診断士にコンサルティングを依頼をしませんよね?つまり、重要なのは「答えは与えられるものではなく、常に考え続けて自分で探すもの」ということなのです。 |



