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| リチャード・S・ワーマン(情報建築家) 「できの悪いマニュアルはさまざまな要因から生まれている。原因は、製品のデザイン、製造、そして組みたての方法にある。国際化の進展によって、ビジネスのやり方が変化してきたのだ。ソフトウェアの開発はヨーロッパ、パーツの製造は台湾、製品の組み立ては日本といったぐあいに。このことは、マニュアルの作成者にきわめて重大なコミニケーションの問題をもたらした」(「理解の秘密」リチャード・S・ワーマン(NTT出版P227より) 中小企業診断士2次筆記試験がとうとう終わりました。皆さんは、試験の復習に取り組まれましたか? けんけんは、PDCのC(チェック)部分にあたるこの時期の過ごし方がとても大切と思い、2次試験の振り返りをせっせとしているところです。結果がどうであれ、この時期の過ごし方が、次のステップにつながると考えているからです。そういうわけで、再現答案の作成から学習方法の見直しまで、あれこれ進めています。 ところで、試験後のけんけんは、夜の外出ついでに星を眺めながら気分転換などをしたりしてます。 秋の星空は、明るい星が少なく派手さに欠けますが、夕方の早い時間には夏の星座、明け方には冬の星座を見れるという楽しみがあります。(今年は雨風の日が多く、空が見えないことも多いのですが。。)また、星空には、神さまに怪物、英雄にお姫さまと、心踊る楽しい神話がたくさんあります。何の意味もない星の配列にさえ、因果関係を求めた昔の人の想像力には本当にびっくりですね! でも、現代人は、もっと複雑な経済社会システムにだって因果関係の目を向けます。 1980年代後半から90年代前半にかけて行われた日米構造協議などがよい例かもしれません。そこでは、目に見え難い日本経済の構造そのものが、不公平な輸入阻害要因として取り上げられました。交渉国であるアメリカは、「自動車」や「鉄鋼」のような製品・市場別の問題だけでなく、その背景にある日本経済の「強み」そのものを問題視したのです。つまり、当時世界最強であった日本経済の神話に分析のメスを入れ、交渉の争点にしたというわけです。 指摘された問題点は、(1)日本のIS(貯蓄投資)バランス、(2)内外価格差に象徴される市場構造、(3)大店法*を含む流通制度、(4)土地政策、(5)系列取引、(6)その他の商取引慣行、でした。これらの問題点は、日本企業にとってメリットであり、またデメリットでもあったのですが、当時の経済環境下では強みを補強するものとして複合的な働きをしていました。そのため、こうした協議は日本経済を弱体化させるための「日本改造計画」だと、世論を騒がせたりもしました。 試験的には古いテーマだと思いますが、関連ありそうなキーワードが含まれていたので、ムリムリお話を作ってみました。現在、日本経済は構造改革の最中ですが、望ましい新たなゴールとは一体どんなものなのでしょう?皆さんの考えを聞きたいものです。では。
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