0570-064-464

0570-064-464

menu

資料請求

資格取得・通信教育

説明会 online
0570-064-464

0570-064-464

平日 9:30〜20:00 | 土祝 10:00〜19:00 | 日 10:00〜18:00

2014年度合格
特別対談 司法試験合格者に聞く!

2014年度特別対談 司法試験合格者に聞く!

平成26年9月に平成26年司法試験の合格発表がありました。
最年少合格を果たした瀬戸さんをはじめ、見事、司法試験に合格を果たしたお二人をお招きして、合格の秘訣を語って頂きました。

座談会参加者
慶應義塾大学法学部卒業 慶應義塾大学法科大学院修了 矢田悠真さん
慶應義塾法学部4年生 瀬戸 宗一郎さん

自己紹介

司会
本日は司法試験に見事合格を果たした瀬戸宗一郎さんと矢田悠真さんをお迎えし、法曹を目指したきっかけや合格までの学生生活などについて伺っていきたいと思います。まずは、法曹を目指したきっかけと自己紹介をお願いします。
瀬戸宗一郎さん(以下、瀬戸さん)
瀬戸宗一郎さん

慶應義塾大学法学部4 年の瀬戸宗一郎です。
私は、大学の法学部に進めたということもあり、そこで人とは違う事をしてみたいなという思いから、司法試験受験を選びました。 大学1 年から勉強を始め、昨年の予備試験に合格し、今年の司法試験に無事合格をしました。

矢田悠真さん(以下、矢田さん)
矢田悠真さん

矢田悠真です。私は、小さい頃から友人の父親の影響で弁護士に憧れ、慶應義塾大学法学部に進学したことをきっかけに司法試験を目指し、慶應義塾大学法科大学院既修者コースに進学・修了後、今年の司法試験を受け無事合格をしました。

学生生活

司会
学生時代の過ごし方についてお聞かせ下さい。
矢田さん
まず学部の勉強をしっかりしていました。そして、法律サークルに所属していたのでそこでも法律の勉強をしていました。あとは、1年生のうちから予備校の入門講座を通学で受けて、併行して答練も受講していました。
司会
大学の授業と予備校の勉強は両立できましたか。
矢田さん
できました。授業には比較的しっかり出ていましたし、他にサークルの飲み会などにも参加していました。誘われたら飲むという形で試験直前期以外はそうした遊びにも多く参加していました。
司会
では法科大学院時代はいかがでしたか。
矢田さん
法科大学院になったら自習室で午前8 時頃から午後10時頃まで勉強していました。土日は自主ゼミを組んだ仲間で集まって検討するという感じです。
司会
瀬戸さんはどうでしたか。
瀬戸さん
1年生の時から入門講座柴田クラスに通っていました。柴田先生の入門講座とゼミに通い、2年生になって短答の問題集を回しました。サークルの役員もやっていたので、結構大変でした。
司会
矢田さんは勉強と遊びを両立させていたようですが、瀬戸さんはいかがでしたか。
瀬戸さん
瀬戸さん

役員を務めるサークルの飲み会以外はほとんど参加しませんでした。大学生時代の遊びというのは大切だと思いますが、予備試験を目指す場合はそうした遊びは犠牲にせざるを得ないと思います。

司会
法科大学院を目指す場合と予備試験を目指す場合でそこは大きく異なるのですね。
司会
瀬戸さんはどのくらい勉強していましたか。
瀬戸さん
1、2年生の頃は1日5時間程度。2年生の10月から3年の試験直前期までは10時間多いときは14時間勉強していました。
司会
勉強時間を確保するために工夫をしていたことはありますか。
瀬戸さん
授業と授業の合間に勉強をしていました。あと、家が遠いので帰りの電車で2時間勉強をしていました。授業の合間の1時間半、帰りの電車2時間、帰宅後の1時間半で5時間勉強時間を捻出していました。
司会
隙間時間などをうまく利用していたのですね。

モチベーションの維持の仕方

司会
モチベーションはどのように維持していましたか。
瀬戸さん
大学生活の中でモチベーションを維持することは大変な作業です。周りにいる人ほとんどが僕と違う生活をしている人です。就活している人、遊んでいる人、その存在それ自体が理由なしにストレスになります。
司会
なるべく家で勉強していました。あと、定期的に予備校の答練に通い、同じ境遇の予備試験受験仲間と会うことでモチベーションの維持をしていました。
司会
矢田さんはどうでしたか。
矢田さん
矢田さん

法科大学院では、周りが同じ司法試験を目標とする学生なので、モチベーション維持という点では環境的に恵まれていると思います。

予備校選びについて

司会
お二人とも大学と予備校というダブルスクールという形をとっていますが、数ある予備校の中でLECを選んだのはどのような理由ですか。
瀬戸さん
講義時間数が多過ぎないというのがLECを選んだ理由です。LECは最初から講義時間数が決まっていて補講がないと聞いていたので。あとは、価格の割に質が良いと感じたのも選んだ理由ですね。
矢田さん
私は池袋本校に通学したかったので、場所が一つ目の理由です。二つ目の理由は、瀬戸さんと同じでLECは価格の割に質が良いと感じたのが選んだ理由です。予備校を選ぶ際は、講義時間が多すぎないか、逆に少なすぎないか、講義の進め方が自分にあっているか、通学しやすいか、などをよく見極めて選ぶとよいと思います。

予備試験と司法試験の相違点

司会
では、予備試験と司法試験の相違点を瀬戸さんにお聞きします。
瀬戸さん

まず問題の形式が違います。司法試験は120分で答案用紙8枚、予備試験は70分で答案用紙4枚書く必要があるので、司法試験のほうが時間がタイトです。

問題の質は、予備試験は、手形、統治、家族法などの細かい論点を聞いてきますが、覚えていれば答えられるので丸暗記が得意な人が有利です。

司法試験は、特に民法は知っている論点が出ません。一から自分で考える問題が多く現場勝負という感じです。しかし、結局は既存の論点をどれだけ理解できているかということなので予備試験、司法試験ともに勉強方法に変わりはありません。

予備試験ルート、法科大学院ルートそれぞれのメリット

司会
予備試験は学費がかからず短期間で法曹になれるということで、社会人はもちろんのこと、若い学生の方まで予備試験を受ける風潮がありますが、こうした中、法科大学院へ進学するメリットはどのようなものでしょうか。
矢田さん

確かに予備試験ルートは魅力的です。しかし、法科大学院のメリットはゆっくり勉強ができるという点にあると思います。法科大学院に行けば社会的に身分がある形で少なくとも6年間は勉強できる。それだけゆっくり勉強しても司法試験に合格できれば高い評価を受けます。時間をかけて量でカバーするような人、たとえば私のような時間をかけて勉強をするタイプの人にもチャンスがあるという意味で法科大学院は良いと思います。

あと、法科大学院では、有名な先生方と近い距離で話すことができます。そうした先生方から高水準な指導を受けることができて、法律学習の真の楽しさを知ることができます。学習環境は大変充実していますし、そこで出会う人たちとの人脈も将来に繋がるものです。資金面に余裕があるのならば、法科大学院に行くメリットは大きいと思います。

短答対策について

司会
では、具体的な試験対策について伺いたいと思います。まずは短答対策からお聞きします。
矢田さん
最初の短答対策は、大学生時代の旧司法試験の短答対策です。その当時の勉強は相当雑でしたね。
今だからいえるのですが、論文対策も同時にやることが一番の短答対策になります。たとえば、刑法だと論理が大事なので、犯罪が成立するかしないかの結論を覚えるのではなく、構成要件、違法性、責任などを考えた上で犯罪が成立するかを考えるという論文的な思考で勉強することで、短答の実力も伸びていきます。
瀬戸さん
そうですね。論文対策が短答対策になるというのはまさにそのとおりですね。5肢択一の問題は、最終的に絞りきれない2択になる場合が多いのですが、そこからはわかりません。そのときに役立つのが論文の比較考量的な思考です。どちらがより確からしいかを考えるわけです。論文で未知の論点に遭遇したときと同じです。2択の問題は単純に考えると正答率は50%のはずですが、私は2択に絞れた問題は90%くらい正解でした。これは論文的な思考をして解いたからです。
司会
お二人とも考えていることは一緒ですね。

論文対策について

司会
では、続けて論文対策について伺いたいと思います。法科大学院入試のときはどのように勉強しましたか。
矢田さん
結局どの試験でも同じ勉強方法だと思います。答練でしっかりアウトプットできるように論証を覚えて、その次に当てはめができるように答練で学んで、後はうまくナンバリングできるようにとか、それで思考がクリアになるので、後は試験の種類、法科大学院入試や司法試験の試験時間が異なるだけですね。
司会
具体的にはどのような勉強をしましたか。
矢田さん
矢田さん瀬戸さん

ずは、既存の論点をしっかりと覚えて理解する。僕は用意されたものを覚えにくかったので自分の言葉を使って自分で論証を作って、知らない論点が出てきたら論証集に論点を追加していくというのが主な勉強方法です。自分で作ると一回考えているのでそれでかなり覚えました。写経という感じですね。自分で作ったものを正確に再現するというよりも論理の流れを確かめるという感じです。ミニ答練みたいなイメージです。何周もしていくうちに力がついていきますので何回も繰り返すことが大切です。

司会
既存論点の理解が大切というのは瀬戸さんも同じですか。
瀬戸さん
はい、私も既存論点の論証を覚えることは重要だと思います。私は論証集を作りませんでした。時間的に論証集を作る余裕がなかったという理由もありますが、共通していると思うのは、やっぱり意味がわからないものは覚えられないので、そういう時は入門講座のテキストを見たりしながら、理解をして覚えていたということです。1回では絶対に覚えられないので、何回も繰り返しました。まずは回数。副次的にまとめるみたいな作業に入るのかなと思います。一般的に、覚えられないという人は回数が圧倒的に足りていないと思います。
矢田さん
それはそう思います。1回でできる人はなかなかいませんからね。

メッセージ

司会
では最後に受験生へメッセージをお願いします。
矢田さん
司法試験は大変な試験であることに変わりはありません。途中であきらめてしまう人を多くみてきました。しかし、一度目指したら、あきらめない精神力が大切です。諦めないことで合格が見えてきますので、がんばってください。
瀬戸さん
大学在学中に予備試験、司法試験の合格を目指す場合は時間との戦いです。予備校や既存の論証集などをうまく利用して、効率のよい学習をする必要があります。予備試験を甘く見て失敗した人も多くいますが、何回も繰り返し勉強すれば実力はついていきますので頑張ってください。

PAGE TOP