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2011年度合格
森 孝政さんの合格体験記

合格者

自分なりに楽しく法律が勉強できるスタイルを探し確立する

Mori Takamasa 森 孝政 さん

年齢 21歳
職業 学生
学歴 立命館大学 法学部 4年生
適性試験のスコア
  • 238点
英語のスコア
  • TOEIC 未受験
  • TOEIC(iBT)未受験

法科大学院入試受験履歴

試験名と合否
2011 9 立命館大学法科大学院既修者コース 合格
2011 9 同志社大学法科大学院既修者コース 合格
2011 11 大阪大学法科大学院既修者コース 合格
2011 11 京都大学法科大学院既修者コース 合格
2011 11 神戸大学法科大学院既修者コース 合格

LEC受講歴

受講講座名
2011 5 2011年度受験 LEC全国適性模試ファイナル編 第4回

一日のスケジュール

時間 行動 詳細
7:00 起床
8:00 朝食
9:00〜 大学の図書館で勉強 基本的に勉強は学校の図書館で
13:00 昼食
14:00〜 大学の図書館で勉強
19:00 夕食
20:00〜 大学の図書館で勉強
22:00 帰宅
23:00〜 帰ってからはゆっくり休憩
1:00 就寝

はじめに

合格体験記を書くにあたって、私はいわゆる予備校に通っていないので、ほかの方の書く合格体験とはだいぶ異なったものになるかと思います。そして、合格体験記をLECに提出するにも関わらず、LECの講座を受けた経験はなく、予備校の使い方などについては書けないので、あらかじめ、読んでくださる人やLECの方には、その点お詫び申し上げたいと思います。

合格までの道のり

まず、3年生までは法曹になるために法科大学院に行きたいと思っていた程度だったので、大学での授業をまじめに受け、テストではできるだけ良い成績をとることを心がけていた程度でした。結果としてみれば法科大学院入試では学部での成績を考慮されることがほとんどなので、良い成績をとっていたことは法科大学院合格のためになったと思います。

4年生から、正確には3年生の春休みからは、本格的な受験勉強を行いました。はじめに述べたとおり、私は予備校に通わず法科大学院の合格を目指していたので、大学での講義や基本書、問題集を通じた自学自習が勉強の中心となりました。初めのうち、4年生の春頃は予備校の出版する問題集を解き、分からないところを基本書や判例百選で調べるという勉強が中心でした。具体的には7科目について各一冊の問題集を決め、それを各1週間から2週間程度で回していきました。

そして約2カ月で7科目が一周できるので、それを2週位はしたと思います。夏ごろは、法学教室に掲載されている演習問題や新司法試験対策の論述問題を使って学習を進めました。これについても問題を読み、答案の構成を考え、解説を読みながら分からないところや気になったところを基本書、百選等を読んで解決していくという方式で、各科目10日程度で行いました。

そして、9月の私大法科大学院入試の直前は、各大学院の過去問を検討し出題されそうな範囲を予想し対策をたてました。ただ、何となく私大くらいならいけるかな、という自信があり、私大法科大学院受験の際には規範の論証や判例の文言は出題を予想した範囲でしか記憶しておらず、答案を書いた際の手ごたえはかなり悪いものでした。

この反省から、国立大学の入試については、直前1カ月の暗記にしっかりと時間を割き、過去問での出題範囲の予測は止め、どのような範囲から出てもある程度の答案が作成できるような勉強を心がけました。暗記の方法としては、問題集を解きながら理解の不十分な個所や記憶の曖昧なところをメモし、それをまとめた論証集の様なものを作り、それを何度も読み込み、確認しました。これによって大体の論点は問題文を見た時点で気づくことができ、規範や答案構成は即座に想起できるようになりました。国立の試験では、答案を書いている最中に悩むことも少なく、極めて自信を持って答案を書くことができました。

勉強方法については大まかに言って以上の様な感じで、生活面は、ほぼスケジュールの欄に書いたとおりの生活を月曜から金曜まで行い、土曜日は自宅で軽めに勉強、日曜日は休日というものでした。一定の生活リズムを作り、確実に勉強時間を確保することが重要だと思います。この点、受験期間を終えた今考えてみると、平日朝から学校に行き勉強し夜に帰ってくる、という生活をしていた期間は勉強の調子も良く、私大入試前は自宅にこもって勉強していたのですが、その期間は気が緩みしっかりと勉強ができていなかった様に思います。

受験勉強を通して「失敗した」「成功した」と思うこと

失敗したと思うことは、生活のリズムを崩したことです。「合格までの道のり」でも書きましたが、私大入試前には追い込みのために自宅にこもり睡眠時間を削りスパートをかけようと考えたのですが、勉強に身が入らずただ疲れただけだったように思います。入試は長いスパンでの勝負ですので、直前の追い込みで何とかしようと考えず、計画的に勉強するべきだったと思います。

逆に成功したと思うことは、国立の入試前に生活スタイルを変更し国立入試の試験時間に合わせられたことです。私は京都に在住しているため、神戸大学や大阪大学への受験の際には早朝から出発し試験を受けなければなりませんでした。そこで、11月に入った頃からは朝型の生活に切り替え、試験に合わせました。失敗したこととも重なりますが、試験の際には体調を万全にし、気合いを入れて臨める状態を作ることが必要だと思います。

おわりに

最後にこのようなことを言っては身も蓋もないのですが、勉強法や生活面でのアドバイスには多様なものがあると思います。なので、あまり深く考えることなく、自分なりに楽しく法律が勉強できるスタイルを探し、確立したらいいと思います。皆さんのご健闘を祈っています。

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